- ◆ 目次
1P:『DAIKATANA』
2P:『Blood: One Unit Whole Blood』
3P:『Soldner: Secret Wars』
4P:『Nosferatu: The Wrath of Malachi』
5P:『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』
6P:『Shogo』
7P:『VENOM. CODENAME: OUTBREAK』
8P:『No One Lives Forever』
9P:『Kingpin: Life of Crime』
10P:『Super 3-D Noah's Ark』
『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』
開発元:Troika Games 発売元:Activision
プラットフォーム:PC 発売日:2004年11月16日

―FPS + RPGの隠れた名作、独特の世界観を絶妙に再現
B級といえばホラー!……ひとつ前のページでも同じことを言った気がしますが、本作『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』も知名度は決して高くはないながらも光るものを持った良作です。本作はホラーTRPGシリーズ『World of Darkness』の中の同名タイトルの世界観をベースにした、『Deus EX』『System Shock 2』のようなFPS+RPGスタイルの作品になっています。もちろん前述した作品と同様に、問題解決にはプレイヤーである吸血鬼の特殊能力を活かし、1つの目的に対して多数の手段を持って対応することができます。それだけではなく、ゲーム内の各マップは小規模で原始的ながらもオープンワールドになっており、そこでプレイヤーは問題を解決しつつも、吸血鬼の存在を人々に悟られることなく飢えなどを満たしていかなければならないという、原作から存在するジレンマを上手く再現しています。そんな本作ですが発売当初はバグが酷く、それもメジャーになりきれなかった要因なのかもしれません。実に惜しい……。
本作は現在、GoG.comおよびSteamより購入が可能です。

