- ◆ 目次
1P:『DAIKATANA』
2P:『Blood: One Unit Whole Blood』
3P:『Soldner: Secret Wars』
4P:『Nosferatu: The Wrath of Malachi』
5P:『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』
6P:『Shogo』
7P:『VENOM. CODENAME: OUTBREAK』
8P:『No One Lives Forever』
9P:『Kingpin: Life of Crime』
10P:『Super 3-D Noah's Ark』
『Kingpin: Life of Crime』
開発元:Xatrix Entertainment 発売元:Interplay Entertainment
プラットフォーム:PC, Linux 発売日:1999年6月30日

―残虐バイオレンスゲーム!と思いきや……実はかなり硬派なゲーム
いつの時代もセンセーショナルな残虐バイオレンスゲームが取りざたされるのは変わることなく、本作『Kingpin: Life of Crime』もそんなバイオレンス描写を押し出し、一時話題となった作品の一つです。ギャングの鉄砲玉であるプレイヤーがボスへの復讐の戦いを始めるという内容となっています。気になる過激さですが、血の量が凄かったり、犯罪社会テーマということで終始ダークな雰囲気で話が進むぐらいで、描写そのものは今から見れば大人しいものです。しかし発売直前にコロンバイン高校銃乱射事件があったこともあり、その当時としては強かったバイオレンス描写は物議を醸しました。ですが、このゲーム実は比較的リアル系よりのバランスで、お金で雇える仲間NPCとともにスニークしながら切り抜けていかないと、簡単に自分の方が蜂の巣に……という結果になってしまいます。もちろん大きく宣伝されたバイオレンスな血の描写やグラフィックも時代を考えると素晴らしく、けしてメジャーには成り得ないものですが中々隠れた良作と呼ぶに相応しいものとなっています。
本作は現在、GoG.comおよびSteamより購入が可能です。

