連続して遊ぶと、その進化ぶりに改めて驚く『スーパーマリオサンシャイン』

続いて、『スーパーマリオサンシャイン』をプレイ。ちなみに各作品を切り替えたい時は、-ボタンを押して「タイトル選択にもどる」を選べばOKです。

3Dマリオ2作目にして、描写が圧倒的に進化。『64』から6年ほど経っているとはいえ、かなり今の3Dマリオに近づきました。

開始直後からすぐに操作できるのも、3Dマリオの嬉しい点です。
『64』と比べると、見た目だけでなく操作感もかなり向上。この『スーパーマリオサンシャイン』の時点で、今の3Dゲームとあまり変わらない手触りのように感じます。

視点変更やアクションのレスポンスもスムーズ。

『64』の時点では判定がやや厳しかった会話も、かなりやりやすくなっているので、6年の歳月がもたらした進化を今一度噛みしめる思いです。

新アクションに欠かせない、ポンプとの出会い。

マリオのキリッとした表情も、クリアな画質です。

ポンプアクションのひとつ「放水」。オリジナル版でも好評だった流水の表現は、今見ても遜色ありません。

放水は自由自在とはいきません。が、これは操作に難があるわけではなく、ゲームバランス的な話。これだけの水量をコントロールするためには、経験を積むのみ。

南の島らしさ満点の景色は、相変わらず見応え充分。

しかし、この島では異変が起きており、せっかくの景色に陰りが。プレイヤーの心情としても、早く晴らしたいものです。

マリオの放水だけでなく、敵の滑らかな動きもお見事。2作目にして進化しすぎな3Dマリオ。

放水を使ってギミックを活用。探索には欠かせないテクニックです。その際の視点移動や操作感に違和感もなく、大きな問題はありません。

スイッチ版の本作は画面比率は16:9なので、むしろ探索はやりやすいイメージもあります。オリジナル版を遊んだ方ほど、この恩恵を実感することでしょう。

カラフルで美しく、放水アクションは楽しく、操作感はしっくり。そして画面は見やすいので、当時よりも遊びやすかった『スーパーマリオサンシャイン』のプレイでした。