日本でもクオリティーの高さで注目を集めることが多い中国コスプレイヤー。TwitterやInstagramをしている方も少なくないので、以前より中国コスプレイヤーを目にする機会は増えていることでしょう。とは言うものの、日本で知られているのはその一端に過ぎません。
今回ご紹介するのは、中国広東省に住む止水さん。『Fate/Grand Order』、『アズールレーン』、『ドールズフロントライン』などゲームキャラのコスプレを多く披露しています。厳選写真と合わせてインタビューをお届けします。
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――好きなゲームやアニメを教えてください。
止水：いつも色んなジャンルのゲームを遊んでいます。『Fate/Grand Order』、『アズールレーン』、『ドールズフロントライン』、あとはシューティングゲームも好きです。ただ、『東方Project』は難しすぎて遊んでいません！
アニメはよく異世界転生作品や熱血系作品を観ています。最近観たのは、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』です。一番好きな熱血系アニメは『犬夜叉』と『FAIRY TAIL』です。ただ、一番好きなジャンルはホラーですね。とくに『ゴーストハント』が本当に怖くて面白いです。
――コスプレを始めたきっかけを教えてください。撮影の頻度はどれくらいですか？
止水：最初はテレビで観たアニメが面白くてコスプレに興味を持ち、次にボーカロイド・巡音ルカが好きになって、彼女のようになりたいと一気にモチベーションが上がりました。そこで、インターネットで調べて、巡音ルカのコスプレ衣装とウィッグを購入したんです。そして、友達に教えてもらった動漫展（※中国における同人誌即売会やゲームショウなどのイベント総称）でコスプレデビューしました。
そこから数えてもう6年もコスプレを続けています。1年で7～8つの動漫展に参加し、個人での作品撮りは20～30着はあると思います。ただし、夏に撮影することが多いですね。冬は寒いので（笑）。
――得意な表情やポージングを教えてください。
止水：コスプレが私の唯一の趣味だからです。私自身に技術を身につけさせてくれる喜びもあります。
今後もコスプレを継続し、引退したら自分の子供に衣装を継承させます（笑）。
――コスプレを続ける原動力は何ですか？
止水：ポージングに関してはどの動作も自信があります。なぜなら私はずっと舞踊を学んできたからです。あまりに難しくなければ、どんなポーズも取ることができます。表情に関しては、魅惑的だったり、冷酷だったり、あとは女王様っぽいキャラが得意です。たくさんのコスプレをしてきたので、色々と体に染み付いています。
――印象に残るコスプレの記憶はありますか？
止水：初めてコスプレのメイクをした時ですね。普段のメイクとは完全に異なるのですごく感慨深かったです。鏡に映っているのは本当に私なのか？鏡が壊れてしまったのではないか？自分に問いかけました。
自分の好きなキャラを演じられる機会は以前はとても得難かったです。このような体験を得ることができ、コスプレを通して自分の技能を磨くことができるので、このような自分をとても好きでいられます。
――ご自身が多くの人に知られるきっかけになったコスプレは何でしょうか？
止水：とくにきっかけはなかったと思います。Weiboへの写真投稿や動漫展参加など、オンラインとオフラインで積極的に活動を続けてフォロワーが増えました。
――撮影ではカメラマンにどんな要望を出しますか？
止水：とくにありません。撮影手法はカメラマンさんごとに考えるので。ただ、撮影前にテーマ、構図、ライティング、色味、キャラの動作などの意思をすり合わせをし、近めか引きかどちらで撮るのかくらいの要望は出します。
――最近で、お気に入りのコスプレを教えてください。
止水：1.『ファイナルファンタジーVII』エアリス（ドレスver.）
2.『Fate/Grand Order』玉藻の前とスカサハ=スカディ
3.『アズールレーン』ベルファスト（ドレスver.）
――コスプレの将来の目標や計画を教えてください。
止水：未来はそんなに多くの時間が残されていないですね（笑）。おそらく、ボーカロイド・巡音ルカと『マクロスF』シェリルの様々な衣装を着てコスプレをすると思います。彼女たちは私の本命です。
目標としては、皆さんにさらに多くの良い作品をお見せしたいです。皆さんに支持されることで自尊心を得られますし、さらなるコスプレの道を走り続けることができます。
有名コスプレイヤーとして名を成すことは気にしていません。多くの事柄に対し、私自身や周りの友人が支持してくれていることを大事にしています。
あと、コスプレではないですが私は小説を書いています。あまり有名な作家ではないのですが、作家活動も続けていきます。
画像提供：止水（Weibo：@coser止水）
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