留学経験から日本に対しても強い思い入れがあるNEGIさん。“中国版コミックマーケット”「上海Comicup25」でも、現地の有名カメラマンが時間を割いて撮った美貌を、インタビューと合わせてご覧下さい。
眩しい画像を一気見する（全26枚）
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――日本には何回来たことがありますか？
NEGI：5回行ったことがあります。その内で、京都に半年間ほど交換留学で滞在したことがあります。コミックマーケット96には一般参加したんですが、時間がなくてコスプレできなかったです。もし次回に機会があれば、きっとコスプレ参加します。
――普段はどんなゲームで遊び、アニメを観ていますか？
NEGI：ゲームを遊ぶことが少なくて、比較的よく遊んでいるのは『Fate/Grand Order』です。アニメは『HUNTER×HUNTER』や『バクマン。』など少年ジャンプ作品が大好きで、あとは『ベルセルク』、『四月は君の嘘』、CLAMP作品の『カードキャプターさくら』や『XXXHOLiC』ですね。最近は『鬼滅の刃』を見ています。
――コスプレを始めたきっかけを教えてください。
NEGI：12歳の時にアニメ『犬夜叉』を観て、完全に夢中になりました。大好きなキャラクターの珊瑚が持っているのに似たアイテムを集めたり、普段の髪型も同じポニーテールにしたりしました。当時はコスプレをまだ知らなかったですが、思い出せば、あれが私の初めのコスプレでした。
その後から少しずつ色んなアニメを見るようになり、コスプレをするようになってもう8年目です。
――年間通じてどのようなコスプレ活動をしていますか？
NEGI：私は綿密な撮影計画を立てるタイプなんです。ロケーションを決め、撮影の絵図を考え、衣装やウィッグを準備し、道具を制作し、撮影後の写真をレタッチする・・・けれど撮った写真を見返して満足しないことが多く、SNSで投稿するまで時間がかかってしまいます。だから年間10着くらいしかコスプレ写真は出せません。
コスプレは、夏は薄着の衣装を、冬は厚めの衣装や甲冑のキャラクターを撮影しますね。皆さんとだいたい同じだと思います。けれど、季節を気にせず突発的にコスプレすることもあります。だって、突然好きなキャラクターができたら、我慢できなくてコスプレしたくなっちゃいますよね。例え、撮影が大変でも心の中は喜びでいっぱいになります。ちなみに今は『地縛少年花子くん』の撮影準備をしています！
――得意な表現は何ですか？
NEGI：あどけさが残る少女や可愛い男の子のコスプレが似合うと思います。あとは、可愛らしかったり、無表情だったりする表現が得意です。自分の性格が影響していると思うんですけど、戦闘系キャラクターがずっと好きで、勝気だったり、負けず嫌いだったり、カッコよく撮ってもらうことが多いです。大好きなキャラクターのように強くて可愛らしい人になりたいです。
――印象深いコスプレの思い出を教えてください。
NEGI：『ちはやふる』ですね。私がとても長く好きでいる作品で、これまで3回コスプレ撮影しました。映画のロケ地にもなった滋賀県にある「かるたの聖地」近江神宮も聖地巡礼しました。撮影のために競技かるたで使う「小倉百人一首」を買いましたし、コスプレするにあたって学べた知識や文化はとても多いです。
――多くの人に知られるきっかけのコスプレは何でしたか？
NEGI：2017年頃にweiboに投稿した『クズの本懐』のコスプレ写真ですね。当時とても大きな反響がありました。作品を評論する人の多くが、最初はこのアニメに興味なかったけど、私のコスプレに感動したからアニメを観たと言ってくれたんです！
私がこの作品のコスプレをしたのは本当に愛しているからで、できるだけ多くの人に知って欲しいからでした。この作品を見終わったときの切なく悲しい気持ちを、三次元の表現に落とし込んだんです。結果、「可愛らしい」といった部分ではなく、伝えたかった表現の部分が多くの人の心を打つことができたのは、コスプレ人生の中でとても嬉しいことでした。
――コスプレを継続する原動力は何ですか？
NEGI：大好きな作品のコスプレをより完璧にしたいからです。特に10年前の作品ですね。今のレタッチ技術や衣装・道具制作能力なら、昔以上に完成度を高められるはず。私は作品に対する興奮と感動を永遠に写真の中に留めておきたいんです。
――撮影にあたって、カメラマンにどんな要求をしていますか？
NEGI：私はモデルだけでなく、たまにカメラも撮ります。だから比較的撮影のアイディアを理解しやすいです。私は自然な動作や雰囲気の写真が好きで、感情を融合させた写真が最も良いと思っています。最も大事なのはキャラクターへの理解です。撮る側がそれさえ理解してくれていれば、私は撮影時に細かい技術をそんなに求めないと思います。
――SNSではロリータ服の写真も多く投稿していますね。
NEGI：ロリータ服を着るようになって、もう5年くらい経ちました。一時期は、日常的なソフトロリータを着て毎日学校に通っていました。特に中華風ロリータ、和風ロリータが好きです。ロリータ服は自分に欠かせなくて、まるで生活の一部のようなんです。
――今後の目標を教えてください。
NEGI：今は将来の自分がどうなるか上手く言えませんが、もし機会があって、現在の状況が好転すれば日本の学校で勉強しながら、大好きな撮影とアート創作の仕事をしたいです。
コスプレに関しては、初心を忘れずに、『HUNTER×HUNTER』のキャラクターをたくさんやりたい。『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』の藤原千花のコスプレも試してみたい。ロリータとポートレートの写真も皆さんにお見せしたい！もし可能であれば、今後コミックマーケットで皆様にお会いしたいです！
画像提供：NEGI（Twitter：@NEGI_020 、weibo：圓博主 ）
