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「ブレソル」10周年! 森田成一&折笠富美子が「一護とルキア」の歴史を振り返る【インタビュー】

KLabが提供するスマートフォン・PC・PlayStation®4、Xbox、Switch向け爽快3Dアクションゲーム『BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)』が10周年を迎えた。これを記念し、黒崎一護役の森田成一さん、朽木ルキア役の折笠富美子さんにインタビュー。

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森田成一&折笠富美子&
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  • 『BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)』
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KLabが提供するスマートフォン・PC・PlayStation®4、Xbox、Switch向け爽快3Dアクションゲーム『BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)』(以下、ブレソル)が10周年を迎えたことを記念し、黒崎一護役の森田成一さん、朽木ルキア役の折笠富美子さんにインタビュー。10周年記念ビジュアルやPVなどの印象のほか、10周年に登場するキャラクターをプレイしてみての感想、また長い付き合いになる2人の印象の変化などを伺いました。

[取材・文=米田果織 撮影=You Ishii]

■世界中で「ブレソル」が愛されていると実感

――『ブレソル』10周年おめでとうございます。記念特番などで語る機会も多かったと思うのですが、あらためて『ブレソル』10周年に対する思いを聞かせてください。

折笠:すごくあっという間でしたよね。

森田:意外と「まだ10年しか経っていないの?」という感覚なんです。『ブレソル』はTVアニメの前シリーズが終わってすぐのタイミングでリリースされたんです。定期的にイベントを行っていただけたり、収録や特番の機会をいただけたりと、TVアニメの放送がない時期にも『BLEACH』に触れる貴重な機会を作ってくださるコンテンツです。

折笠:『ブレソル』の制作スタッフさんの中に、絶対チャッピー好きがいると思うんですよ。演出の中に度々チャッピーが入っていたり、チャッピーについてのセリフもあったりして。『BLEACH』の初期の頃のノリを愛してくれているスタッフさんがゲームを作ってくださっているんだなと、懐かしい気持ちにもさせていただいています。

――1億ダウンロードも突破しているということですが、ユーザーの熱量みたいなものはお2人に届いていますか?

森田:かなりの熱量が届いています。『ブレソル』は、今では世界148以上の国と地域で遊べるようになりましたし、ゲームのサービス開始以降、僕のSNSでも外国の方のフォロワーが激増しました。コロナ禍のタイミングにフォロワーが一気に増えたのですが、その頃は動画配信サービスも充実してきた時期でした。「千年血戦篇」がスタートしたのはもちろんですが、「『ブレソル』で『BLEACH』を知ってイッキ見した」「前シリーズを初めて見た」というコメントもたくさんいただきましたね。

折笠:確かに! 特番の配信中にいただくコメントも外国語が増えましたよね。世界中の方々に愛されている作品なんだなと、あらためて感じることができました。

――コロナ禍はスマホゲーム需要が増加したタイミングでもありました。しかし、サービスが終了してしまうものも少なくありません。そんな厳しい状況の中『ブレソル』が10年続いている理由はどんなところにあると思いますか?

森田:スマホゲームを10年続けるって、相当難しいことだと思います。長く続いているものは数えるほどしかない。その中にこの『ブレソル』があることを、本当に誇りに思います。1億ダウンロードを突破するほど人気の理由は、『BLEACH』という作品自体の懐の深さにあるのではないでしょうか。先ほども言ったように、『ブレソル』はこれまでたくさんのイベントを行ってきました。それに合わせてオリジナルのキャラクター衣装なども登場し、ユーザーの趣味趣向にマッチした楽しみ方を提供してくれたことが、多くの方の心にグッと刺さったのではないかと思います。

折笠:その衣装やデザインが世界観からはみ出さないように『ブレソル』らしさを表現してるのもいいですよね。それがファンの方にも届いているんじゃないかと思います。

■「ブレソル」だから見られる! 特別な衣装が楽しみ♪

――ちょうど衣装やデザインの話が上がったので、10周年記念イラストを見ての印象を聞かせてください。

森田:とにかく美しいですね! 一護は太陽、ルキアは月でしょうか。僕的に太陽=一護のイメージがなかったので、今回のコンセプトがこうなったことに少し驚きました。

折笠:そう? 私は太陽のイメージあるけどな。

森田:髪がオレンジなので太陽っぽさはあるものの、なんとなく夜のイメージが強いんですよね。斬魄刀が「斬月」だからかな?

折笠:「陰陽図」(※万物の陰陽が表裏一体であることを示すシンボルマークのこと)ってあるじゃないですか。私は一護に対して、あの白の中の黒点の部分もはっきりと持っている人、みたいなイメージがあるんですよね。そして、ルキアも黒の中に白点の要素を持っているキャラクターだと思っていて、一護とルキアでその陰と陽を担い、2人揃って「陰陽図」が完成する……というようなバランス感を、今回の10周年のイラストから感じました。

――10周年記念PVや、10周年に登場するキャラクターの3Dモデル・必殺技ムービーなどの印象もお聞かせください。

森田:10周年なのでド派手な演出が入るかと思いきや、強者の落ち着きというのでしょうか、どっしりと構えた、10周年ゆえに出せる余裕を感じました。これまでの周年PVのカット数が凄まじかった分、今回あえてカット数を少なくしていて、今までにない研ぎ澄まされたPVになっていましたね。

折笠:今までのPVで使われていた音楽も、ハードロックが多かったですしね。今回はCö shu Nieさんが10周年のために描き下ろしてくれた楽曲が使用されていて、『BLEACH』の世界観が壮大に表現されていて、スケールの大きさも感じました。

森田:3Dモデルもかっこいいですね! 3Dエフェクトはすごく派手で爽快感があります。

折笠:「千年血戦篇」でのマユリ様や、ゾンビ化した日番谷隊長、乱菊さんも登場しますし、これは集めたくなっちゃいますね。

――せっかくなので、これまでに登場した『ブレソル』でしか見られないオリジナル衣装・周年ビジュアルや、TVアニメオリジナル衣装などでお気に入りのものがあれば教えてください。

森田:あやかしver.の一護はよく覚えていますね。TVアニメ本編でも虚(ホロウ)化したり色々な姿を見せてきましたが、まさか角が生えるなんて。よくこのデザインを思いついたなと、驚きました。ハロウィンver.のフランケンやカカオ・ソサエティver.も印象深いですし、2周年の長髪の一護も懐かしいなぁ。本当に全部に思い入れがあるのですが、やっぱり正月ver.が一番好きかもしれません。「普通だ」となんだかホッとするんですよね(笑)。

折笠:ルキアの衣装だと、春節ver.のチャイナがとてもかわいいと思います。あやかしver.も好きだなぁ。ルキアはやっぱり着物が似合うので、番傘ver.もお気に入りです。

森田:番傘シリーズはほかのキャラクターも人気みたいですね。ファンの皆さんの間で話題になっていました。僕も京楽さんの番傘イラストが好きなんですよね。あとは、マユリ様のビジュアルも毎回インパクトが強いので(笑)、印象に残っています。女性のキャラクターだと、やっぱり水着シリーズかなぁ。

折笠:水着は嫌いな人いないよね(笑)。私個人的には、毎回乱菊さんの衣装も楽しみにしているんです。かなりのファッショニスタなので。

森田:本当に魅力的な衣装やデザインばかりなので、集めようと思うと大変なことになりそうですね(笑)。

■「ブレソル」10年、TVアニメは20年以上…2人の印象の変化は?

――『ブレソル』には『BLEACH』の物語を追えるストーリーモードもあります。以前、森田さんに思い入れのあるエピソードを伺ったところ、「初期の空座町にいた頃の『BLEACH』がすごく好き」とおっしゃっていました。

現在『ブレソル』では「千年血戦篇」8章まで実装されていますが、折笠さんの思い入れのあるエピソードを教えてください。

折笠:初期の頃のストーリーも好きですね。戦うシーンもたくさんありましたが、のんびりした日常のシーンも多く、ギャグも含まれていたので。その緩急みたいなものを一番感じられたのが初期の頃だったと思います。

森田:ファイナルに近づいている今は、ふざけている場合じゃないからね(笑)。

折笠:そうなんですよ(笑)。だから今見返してみると「こんなにギャグが入っていたんだ!」と驚きます。

――10年の時を経て、さまざまな要素が加わって変化してきた『ブレソル』。森田さんと折笠さんもTVアニメ『BLEACH』の歴史を振り返ると20年以上の付き合いになると思いますが、印象に変化はありましたか?

折笠:森田くんの印象は全然変わっていないかも。最初からずっと熱い方で、「千年血戦篇」を録っている今でもその熱を保ったままです。最初の頃の一護とルキアはバディ関係だったので、ずっと一緒に収録していて、ずっと隣でその熱を感じ続けていました。今では別行動することが多く、アフレコが別になることも多いのですが、時々スタジオで一緒になると安心しますね。

森田:そう言ってもらえるとありがたいですね。僕もおりちゃんのイメージは変わっていません。冷静沈着。最初の頃は、そんなおりちゃんが隣にいてくれたから一護を思いっきりやれたという部分が大きいです。そういう意味でいうと、僕とおりちゃんの関係は、一護とルキアにすごく似ているような気がしますね。

だから「尸魂界(ソウル・ソサエティ)篇」でルキアが囚われてしまったとき、急に後ろ盾がなくなってしまい、とても困りました。アフレコ現場での僕も同じで、なんだか急に心細くなってしまって……。その状況で何ができるか自ら考え行動したからこそ、一護も僕も成長できたと思います。

――一護とルキアの関係性の変化をどのように捉えていましたか?

森田:今では別行動も多くなった一護とルキアですが、関係性やお互いに対する思いは変わっていないと思います。一緒にいないけど、ずっと後ろで見守ってくれているような。守護霊……というと別の意味になってしまうか(笑)。

折笠:ルキアは死神だしね(笑)。

森田:上手く言葉にはできませんが、ずっとこのへん(一護の後ろ)にいてくれる存在だと思います。

折笠:ルキアって、一護には絶対に隠し事ができないんですよ。嘘をついてもバレちゃう。全キャラクターの中で、一番心の距離が近い関係性だと思います。恋次という存在もいるのですが、恋次は絶対に心配しちゃうだろうから、何かあってもルキアは逆に隠すと思うんですよね。すべて見透かしている兄様(白哉)もいるのですが、彼は何も言わず見守ってくれるので。そう考えると、ルキアは一護だから言えることがあって、頼れる存在だと思うんです。やっぱりこれが、初期から続く「バディ感」というのでしょうね。

――最後に『ブレソル』を楽しんでいるユーザーの方々、またこれから『ブレソル』を楽しむ方に向けて、メッセージをお願いします。

森田:『ブレソル』は『BLEACH』から派生したゲームではありますが、TVアニメの前シリーズが終わってから今の「千年血戦篇」が始まるまでファンが離れないようにつなぎ止めてくれた存在で、『BLEACH』の中の特別な位置にあたるコンテンツだと思っています。そんな『ブレソル』が10周年を迎え、1億ダウンロードを突破したことは、本当にうれしいです。これまで楽しんでくれた人はそのまま楽しんでほしいし、これから始める方も絶対に楽しませる自信があります。ぜひ『ブレソル』を通して『BLEACH』の魅力的な世界を堪能してください。

折笠:10周年ということで、これから始めるハードルを高く感じている方もいると思うのですが、『ブレソル』はその逆です。これから新規で始める方がいたら、一緒に世界を大きく膨らませて行こうよと、快く迎えてくれるコンテンツです。その膨らみ方にいつもワクワクさせられるので、ぜひこれからも楽しんでもらえたらうれしいです。

10周年特設サイト
ダウンロードはコチラ!

BLEACH Brave Souls(ブレソル)

スマートフォン版対応OS:iOS 15.0 以降、Android™ 7.0 以降
※上記条件を満たしている場合でも一部端末ではご利用いただけない場合があります。
PC版(Steam)動作環境:Windows 10(全て64bit OSのみ)
PC版(BlueStacks)動作環境:Windows 10以降(32bit/64bit OSに対応)
※Mac/Linuxは非対応となります。
※上記条件を満たしている場合でもご利用いただけない場合があります。
ジャンル:爽快3Dアクションゲーム
価格:基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)

(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
(C)KLabGames

《米田果織》
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