人生にゲームをプラスするメディア

任天堂オンラインマガジン7月号 『X-RETURNS』開発スタッフインタビュー

任天堂ホームページに毎月掲載されている任天堂オンラインマガジン「N.O.M」。2010年7月号は6月30日に配信されたばかりのDSiウェア『X-RETURNS』の開発スタッフインタビューです。

任天堂 DS
任天堂ホームページに毎月掲載されている任天堂オンラインマガジン「N.O.M」。2010年7月号は6月30日に配信されたばかりのDSiウェア『X-RETURNS』の開発スタッフインタビューです。

『X-RETURNS』は、1992年5月29日に発売したゲームボーイソフト『X(エックス)』の続編です。実に18年ぶりの新作になります。開発は『スターフォックス』や『デジドライブ』などを手掛けたQ-Games。京都にあるゲーム開発会社で、最近はDSiウェアで『リフレクトミサイル』や『スターシップ ディフェンダー』を世に送り出しています。

Q-Games代表取締役のディラン カスバート氏は、イギリスにあるアルゴノート・ソフトウェア(現在はアルゴノートゲームズPLC)に17歳でプログラマーとして就職。その時に任天堂とアルゴノート・ソフトウェアとの契約で『X(エックス)』と『スターフォックス』を制作する為に京都の任天堂へ。ソニー・コンピュータエンタテイメントアメリカに入社してプレイステーション2のデモソフト『お風呂に浮くアヒルちゃん』を開発、そして2001年にQ-gamesを設立して現在に至ります。

そんなディラン氏が久々に『X(エックス)』の続編である『X-RETURNS』を18年ぶりに制作。開発はDSiウェア版『デジドライブ』の開発終了後に提案。『スターシップディフェンダー』と『リフレクト ミサイル』、そして『X-RETURNS』の3タイトルを企画、一番最後に『X-RETURNS』が発売されました。

元々『X-RETURNS』はコンパクトな企画だったものの、ディラン氏の熱意でボリュームがアップ。さらに楽曲を前作と同じ戸高一生市が手掛けるということも後押ししたそうです。『どうぶつの森』で知られる戸高氏ですが、『X(エックス)』の音楽も手掛けていたなんて始めて知った人は多いのではないでしょうか。実は『大乱闘スマッシュブラザーズX』に収録されている「トンネルシーン」の詳細を見れば「作曲担当:戸高 一生」と記載されているので、納得出来るかと思います。

『X(エックス)』はゲームボーイソフトということで、白と黒の2色でしか表現できませんでした。今回の『X-RETURNS』はDSiウェアということで、カラフルな色が出せるわけですが、あえてシンプルな色で構成。黒い背景に赤、白い背景に青と緑など、基本的に少ない色でゲームの世界を表現しています。

インタビューでは開発中に拘った細かい部分について触れられています。ゲームをプレイしている人はもちろん、まだプレイしたことがない人も是非チェックしてみてください。

ちなみに『X-RETURNS』の1000年後の世界が『スターシップ ディフェンダー』なんだそうです。『リフレクトミサイル』に登場する宇宙タンクも同じものということで、3作品はそれぞれ繋がっている世界観になっています。こういった製作者の遊び心があるのも楽しいですね。
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『ポケモン スカーレット・バイオレット』ではメガシンカが「テラスタル」として実装!? 全ポケモンが使えるタイプ強化+個体によってタイプが変わる“めざパ”的な側面も

    『ポケモン スカーレット・バイオレット』ではメガシンカが「テラスタル」として実装!? 全ポケモンが使えるタイプ強化+個体によってタイプが変わる“めざパ”的な側面も

  2. 『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

    『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

  3. 『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”

    『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”

  4. 『The Elder Scrolls V: Skyrim』地味に記憶に残るセリフ9選!「膝に矢を受ける」だけじゃもったいない【ホワイトラン付近まで】

  5. 『ポケモン ダイパリメイク』強化後四天王の強さが“ガチ”すぎ!? あの有名実況者がまさかの…

  6. 『モンハンライズ』ハンマー&笛使いに朗報!「投げクナイ」で尻尾が切れるぞ

  7. 『スターリンク バトル・フォー・アトラス』パッケージ版はボリューム満点! アーウィンを装着(物理)したコントローラの重さは?【開封レポ】

  8. 『ダイパ』や『あつ森』は要注意!? 2台目スイッチ、遊び方やセーブ管理の注意すべきポイント

  9. 『メルブラ:タイプルミナ』翡翠&琥珀参戦から新バトルシステムまで!最新情報満載の「発売日決定トレイラー」公開

  10. 『ポケモンレジェンズ アルセウス』ヒスイ地方のイモモチが食べたい!先人の知恵を頼りに作ってみた

アクセスランキングをもっと見る