※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『奧特曼:超時空英雄』

円谷プロダクションの特撮ヒーロー「ウルトラマン」の公式ライセンスを受けて開発されたスマートフォン向けの横スクロール型アクション『奧特曼:超時空英雄』が7月29日から正式サービスを迎えます。
歴代のウルトラマンとウルトラ怪獣たちが一堂に会する、モバイルゲームらしいクロスオーバーの切り口です。円谷プロによる全面的な監修が行われ、原作を意識した本格アクションを手軽に楽しむことができるようです。bilibiliでは今年4月17日から事前登録の受付が開始されており、6月にはベータテストも実施されていました。TapTapでの期待値スコアは「9.3」とかなり高めで、中国のウルトラマンファンから期待されていることが伺えます。




◆『晴空之下』

7月14日には変身ヒーロー×タクティカルRPGと、やや異質な組み合わせでも注目されていたスマートフォン向けのタイトル『晴空之下』が正式リリースを迎えています。情報解禁に伴って公開されたティザームービーのCGアニメーションが当時話題となり、bilibiliでは800万再生を突破していました。
ゲームを開発するのは『千年の旅』で知られているInchi Game。リリース初日から重めの不具合に見舞われており、公式アカウントが大々的に陳謝し、補填する事態となっていました。現在TapTapのユーザースコアは「5.7」を記録しています。評判は賛否両論といったところで、ゲームの配布リソースやバトルのテンポなど、さまざまな問題点が指摘されつつも、アートスタイルや楽曲といった表層的な部分は高く評価されており、課題の早期改善が急がれます。




◆『千年の旅』

日本国内での配信も決定している『千年の旅』ですが、実はパブリッシャーのbilibiliと開発元であるInchi Gameとの契約満了に伴って、今年2月25日にサービスが終了していました。しかし、開発チームは再出発を公言しており、現在ゲーム内のさまざまな要素を刷新した最新バージョンでの再リリースを目指して「2.0」プロジェクトが進行しています。
キャラクターイラストのライブアニメーション追加や、既存キャラクターの3Dモデリングブラッシュアップなど、全面的な改修が施されているようでした。こうした一連の事情もあってか、日本版公式Xは稼働が停止中です。
とはいえ、7月25日にはTapTap本国版の公式アカウントから事前登録開始のアナウンスが行われたため、ゲーム再出発までの道のりはそう長くないかもしれません。日本版公式Xも、最新バージョンの内容に準拠した情報発信を行うことが予想されます。



