※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『Honkai: Nexus Anima』

『原神』『崩壊:スターレイル』などで知られるmiHoYoが、「USPTO(米国特許商標庁)」のデータベース内に『崩壊』シリーズ最新作と思われる『Honkai: Nexus Anima(崩坏:因縁精灵)』を商標登録していることが明らかとなりました。
海外メディアによれば、韓国の特許情報検索サービス「KIPRIS」においても同作の商標が確認されていましたが、記事執筆時点では削除されています。また、商標登録の確認だけにはとどまらず、Xやbilibili、YouTubeにおいても同作の公式アカウントらしきものが複数開設されています。

『Honkai: Nexus Anima』は、昨年9月頃にmiHoYoがコーポレートサイト上で公開した求人において、キービジュアルと共にその存在らしきものが確認され、中国ゲーマー界隈の中で話題となっていました。
小紅書(rednote)やWeChat、bilibiliなどのmiHoYo公式アカウントから当該の求人情報は削除されているようですが、百度(Baidu)にて検索すると、ユーザーが保存して投稿したものを確認することができます。その内容によれば、「精霊」を題材としたゲームになるとのことでした。
今後大々的に報道される際には、その内容が変更されている可能性も大いにありそうですが、昨年『ゼンレスゾーンゼロ』をローンチしたmiHoYoの次なる一手に注目が集まります。
◆『湍流』

中国メディア「机核(Gcores)」が、新作アクションゲーム『湍流』のPC向けベータテストの募集記事を削除したことが話題になっています。記事内ではゲームのコンセプトアートらしき画像が3点ほど公開され、紹介文からは『Escape from Tarkov』のような“トレジャーハント+脱出ゲーム”になることが予想されていました。
また、同作は『アークナイツ』で知られているHypergryphの最新作ではないかとも噂されています。というのは、一部の中国ユーザーがドメイン情報を調査したところ、登録企業のメールドメインがHypergryphのものと一致していたというのです。そうしたことから、Hypergryphの子会社が手がけているのではないかという推測が浮上しています。
ただ、中国の企業情報サービス「愛企査」の記録によれば、現時点で両社の直接的な資本関係は確認されていないとのことでした。Hypergryphは新作タイトルと思われる『黒繭/SPHERE OF SOULS』の商標登録していたことが、過去にユーザー間でも話題になりましたが、本作『湍流』との関連性を指摘する声も挙がっています。
Hypergryphは、Weiboにて今年1月『アークナイツ』の未公開コンテンツが内部関係者を通して外部プラットフォーム上にリークされたことを公に発表しており、不正な流出行為に対しては断固とした姿勢で臨むとしています。実際、『湍流』がHypergryphの新作かどうかはまだなんとも言えないところですが、近い将来あらためて正式発表されれば、全て明らかになることでしょう。

◆『星回(Star Will)』

昨年紹介した『星回(Star Will)』が、スマートフォン/PC向けのベータテストを5月9日から実施予定です。同作はギャルゲーとRPGを掛け合わせた美少女RPGとなっています。
本作は、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」と「魔法少女にあこがれて」のヒットを受け、そこから“美少女たちの距離感”に魅力を感じたことがTapTap公式アカウントの投稿から明らかになっています。
また、日本式の美少女キャラクターとのふれあい体験を軸とした、男性向けの「“萌豚”作品」(※原文ママ)であることを自称して開発が進められていました。昨年実施されたベータテストから、どのような形でブラッシュアップされて、進化を遂げているのか、いち日本の萌え豚としては気になるところです。



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