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NetEaseがブリザードとのライセンス契約終了に関連しておよそ4,350万ドルの損害賠償を求める請求を行う?―海外報道【UPDATE】

プレイヤーへの返金や商品への補填などに関する支払いを求めているようです。

ゲーム ビジネス
NetEaseがブリザードとのライセンス契約終了に関連しておよそ4,350万ドルの損害賠償を求める請求を行う?―海外報道【UPDATE】
  • NetEaseがブリザードとのライセンス契約終了に関連しておよそ4,350万ドルの損害賠償を求める請求を行う?―海外報道【UPDATE】
  • NetEaseがブリザードとのライセンス契約終了に関連しておよそ4,350万ドルの損害賠償を求める請求を行う?―海外報道【UPDATE】

NetEaseは、2023年1月にブリザード・エンターテインメントとのライセンス契約終了によって『World of Warcraft』など多くの作品が中国国内でプレイ不可能になったことに関連して、同社に対しておよそ4,350万米ドルの損害賠償を請求する訴えを起こしたと海外メディアが報じています。

中国で『WoW』『オーバーウォッチ』『ディアブロ』など多くの作品がプレイ不可に

両社のライセンス契約は2008年からはじまり、これまで多くのゲームの中国でのパブリッシングを行ってきましたが、2022年11月に「合意が得られなかった」として契約の終了を発表。中国ではゲームの発売に関して行政機関の審査が必要で、審査の申請はライセンスを持つ国内法人に限られるため、契約終了によってほとんどのゲームのパブリッシングが難しい状況になっています。

具体的なタイトルとしては『World of Warcraft』『ハースストーン』『Warcraft III:Reforged』『オーバーウォッチ』シリーズ、『StarCraft』シリーズ、『ディアブロIII』および『Heroes of the Storm』などが2023年1月23日をもって停止となったことが伝えられていました。

なお、両社は契約延長についての話し合いを行い、交渉が決裂していることも報じられています。また、ブリザード側がNetEaseを避難する声明を出していたり、NetEaseが本社にある『World of Warcraft』の像を取り壊すなどの出来事も報道されています。



請求額はおよそ4,350万米ドル

中国のメディア新浪科技の報道(Wowhead経由)によると、中国国内のプレイヤーへの返金や在庫商への補填、未発表のゲームのデポジットなどに関連して、およそ4,350万米ドル(3億元)の支払いを求めているということです。

なお、記事執筆時点(2023/04/25 16:45)で、ブリザード・エンターテイメントおよびNetEaseから訴訟に関する声明は行われていません。

UPDATE: 訴えはNetEaseのものではない?疑惑が浮上

その後、海外メディアの訴訟に対する検証が進む中、この訴訟はNetEaseのものではない強い疑惑が浮上しました。




《Mr.Katoh》
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