カプコンの『モンスターハンターライズ』体験版が配信されて1週間以上が過ぎました。この体験版には、合計30回までのクエスト出発回数制限があるので、もう限界まで遊んでしまったプレイヤーも少なくないと思います。
さて、本作に登場したマップ「大社跡」は、日本の神社がモチーフになっており、そこには我々日本人が慣れ親しんだものが溢れています。公式サイトによると「鎮護の祈りを捧げる大社があった場所も、今は朽ち果て、昼夜を問わずモンスターの咆哮が響き渡る…。しかし、聖なる場所の面影は未だ色濃く、神秘的な雰囲気に包まれている」と記されており、ここがかつて平和を祈る場所であったことがわかります。
獰猛なモンスターが跋扈する場所になった今では、訪れるのは信心深い参拝者ではなく、ハンター。ここでは生きるための戦いが日々繰り広げられているのです。
ただ、その戦いを少し止めて、あたりを見回すと面白い発見があるのかもしれません。そんなわけで「大社跡」で廃墟探索をしてきました。
スタート地点から出迎えるように見えてくるのは巨大な岩石で構成された鳥居。もはや鳥居というよりはストーンヘンジのようなものにも見えます。
鳥居のまわりにも巨大な岩石があるようですが、これらも鳥居だったのでしょうか。
鳥居をくぐり奥へ進むと開けた場所にやってきました。ここには様々な木造建築があります。おそらく、参拝をするための拝殿があったのではないでしょうか。
また、気になったのは大社跡の規模です。この広さからして出雲大社より広大だと思いますし、以前は多くの参拝者がやってくる観光地のような場所だったと考えられます。
大社跡は岩山が多いマップです。そしてフィールドには、いたる所に祠がありますが、とりわけ岩の上にあることが多いです。もしかしたら岩山を祀っているのかもしれません。
岩山を登るといくつもの鳥居があり……
その先には本殿と思われる場所がありました。もちろん、この建物も岩山に隣接して建てられていました。
中には一体何が……御神体でもあるのでしょうか。
そういえば祠に怪力の種がお供えしてありました。
廃墟と化した今でも僅かながら参拝者がいるのかもしれませんね。
一通り廃墟探索を終えて筆者が一番気になったのは、冒頭で紹介した岩石の鳥居です。
他の鳥居は木造でしたし、拝殿と思われる場所には木造建築が目立ちました。それなのにここだけ岩石のみを使って鳥居を作ったことに引っかかりを感じたのです。この鳥居は、木造建築が建てられた時代より前に存在したのではないでしょうか?
おそらく、その時代の人々も岩山を敬う心は同じだと思いますが、鳥居を岩石のみで造りあげたことにも意味があると思いますし、逆にこの場所に木造建築がないのは木造建築を建てた人々も神聖な何かを感じていたからかもしれません。
そんな場所が今は廃墟と化したのは、おそらく厄災によるものでしょう。『モンスターハンター』シリーズの厄災といえば、やはり古龍です。そして本作には、「大社跡」のほかにも「水没林」「寒冷群島」といったマップがあり、どれも廃墟や遺跡のようなものが描写されています。
これらのマップも観察していけば、『モンスターハンターライズ』の歴史を理解することができるのかもしれませんね。2021年3月26日の発売日に期待したいところです。
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