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【特集】今さら聞けない「おすすめPCゲーミングデバイス」入門編

PCゲーミングの初心者や新規ユーザーに向けて、性能や使いやすさ、ユーザー人気などを基準として、おすすめのマウス・キーボード・アクセサリーを編集部の独断と偏見で選んでみました。

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現在、PCゲーミング向けの入力デバイスや周辺機器は、無数のメーカーから、オーソドックスなものから高機能なものまで、多種多様の製品が発売されています。特定のジャンル向けをうたっているものも多くありますが、蓋を開けてみればどれも高性能なパーツが搭載されており、比較するにも難しい状態です。

そこで、PCゲーミングの初心者や新規ユーザーに向けて、性能や使いやすさ、ユーザー人気などを基準として、おすすめのマウス・キーボード・アクセサリーを編集部の独断と偏見で選んでみました。もちろん、自分に合うかは実際に使ってみなければわかりませんので、本記事はあくまで参考に、店頭で手にとって選んでみましょう。


最初に取り上げるマウスは、ゲーミングの分野において性能競争が過熱しているジャンルです。センサーがオプティカル(光学式)かレーザーか、読み取り能力を表すdpi/cpiや最大加速度、スイッチの耐久力、はたまた設定を記憶するプロファイル機能や光りモノまで、種類や機能は多岐にわたります。しかし、必ずしもスペック上の性能が高いものがベストな製品選びとは限りません。自分に合うものを見つけるためのヒントを交えつつ、おすすめしやすい製品をゲームジャンルごとにチョイスしました。

◆FPSユーザーにすすめたい定番ゲーミングマウス

軽くて高性能という、フラッグシップをイメージさせるFPS向けマウスですが、必ずしもフラッグシップモデルが多く使用されているわけではなく、それぞれのタイトルのトッププレイヤーでも、ミドルクラスの製品を選んで使用していることが多いのも事実です。

Razer DeathAdder Chroma


既に生産中止されてしまった超定番マウス「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0(以下IE3.0)」は、多くのユーザーにシンプルで使いやすいマウスとして選ばれ愛されてきました。しかし、生産中止が決定したあと多くのユーザーは似た形状のマウスを探し、行き着いたのがこの「Razer DeathAdder」シリーズです。クリックのしやすさ、マウスの動かしやすさなどは大きく変わらず、かつ多発していたスクロールホイールの誤爆などのデメリットは減らされているため、シンプルなマウスが良いという方には是非試してもらいたい製品です。

Logicool G402


LogicoolのFPS向けとうたわれるゲーミングマウスは、ホールド性や材質など、重なるユーザーの不満に対応し改良を重ねてきました。本製品はその集大成とも言える製品で、程良いホールド性や手汗に対する耐性をもちつつ、マウスの移動やクリック感、ボタン配置などが試行錯誤され、デザインこそ先進的に見えますが手に馴染みやすくなっています。親指の先のあたりにもボタンが配置されるなど、5ボタンじゃ少し足りないと思う方には良いのではないでしょうか。

SteelSeries Sensei


SteelSeriesのゲーミングマウス「Xai」の後継機にあたる本製品は、数少ない両利き対応のゲーミングマウス。さらに特殊な点として、表面が金属コーティングされていること。マウスとしては異色に感じますが、同社のXaiと形状・サイズは同じで、手に合えば使いやすいはず。また、つるっとした表面や、粒感のあるSteelSeriesロゴのイルミネーションもかなり派手。左利きだけどゲーミングマウスを使いたい!という要望に応えられる数少ない製品でしょう。


◆MOBAプレイヤーが検討すべきシンプルマウス

FPSとは異なり、ほとんどの操作が右クリックに依存するMOBA。一方で、クォータービューの画面で、正確なマウスポインティングや細かい操作を右クリックを連打しながらしなければならないシチュエーションが多く発生するのも事実です。現役の『League of Legends』や『Dota 2』ユーザー向けに、軽さ、扱いやすさ、正確性を備えたマウスをご紹介します。

Logicool G302


MOBA向けマウスと名付けられた本製品は、左クリックよりも右クリックの方が軽いという、従来にはなかったMOBAを中心に据えたもの。しかし、スイッチは他製品と比べると全体的にクリック感があり軽いものに変更されており、かつ反発力を高めてあるため、軽いけど戻りが悪い、連打がしにくいといったことがありません。また、他製品と比較すると一回り程度小ぶりなため、欧米人よりも小さい日本人に向いているとも言われています。

SteelSeries Rival 300


SteelSeriesのシンプルなマウス、Rivalの最新モデルです。指をきっちりホールドしてくれるサイドグリップ、右手向けに研究されたエルゴノミクスデザイン。ソフトウェアベースでのマウス性能の微調整も可能で、さらに尾部には3Dプリンタで好きな文字や模様を入れたプレートをはめこむことが可能です。標準状態ではRIVALと刻まれたプレートが入っています。


◆MMOにおすすめのサムボタン搭載マウス

MMOゲームと言えば、大量のスキル・アイテムスロットを割り当てた複雑な操作性が特徴。キーボードのみで全てを操作するのは困難で、ミスも発生しやすい、という声を反映して開発されたのが、親指の部分に大量にボタンを搭載したMMO向けマウス。外見から容易に想像がつくように、親指でマウスを支える面積が少ないため動かしづらいことや、持ち方や持つ強さによっては誤爆が発生することも無きにしもあらず。キーボードで十分、と思える方には全くおすすめできませんが、代表的なものをご紹介します。

Razer Naga Chroma


元祖MMOマウスの最新製品。サムボタンが3×4で12個、まるでテレビリモコンやテンキーのように並んでいます。どうやってもボタンの上に親指を置いて操作しなければならないため、激しいマウス操作を必要とするタイトルには向いていません。兄弟機として六角形にサムボタンが配置されたHexもあります。薬指を載せられるように右側に広がった形状をしており、ずっしりとしたイメージがありますが、重量は135gと案外普通です。サムボタンはマクロ対応のため、ゲーム以外の方が便利かもしれませんね。

Logicool G600


行き着く先はどのメーカーも似たような形状になるのは仕方がないことです。しかし、Logicoolはそこに薬指のボタン(Gシフトボタン)を搭載し、押しながら操作することで倍の操作が可能になるように設計しました。薬指を押し込むだけで、親指で出せるコマンドは24個に増えることになります。1~¥までスロットに割り当てられるタイトルでも、本製品であれば間に合うようになります。Gシフトボタンをdpi変更に利用することもできるため、可用性は未知数です。


◆ゲーマーの好み大きくが分かれるキーボード

どのジャンルのタイトルをプレイするにも、キーボードの操作はそれなりに多くなります。長時間快適にプレイをしたい、タイピングや操作で指が疲れないようにしたい、もっと気持ち良くプレイしたいなど様々な要望が出てきますが、それを解決してくれるのが高性能なキーボードです。スイッチ部の違いを理解した上でキーボードを選ぶことで、より快適なゲーミングライフが送れます。

Logicool G310/G910


Logicool独自のメカニカルキーであるRomer-Gキーを採用したテンキーレスモデル(G310)とフルキーモデル(G910)。入力されたと感知するアクチュエーションポイントが浅く、キーを押し切らなくても入力がされるため、より速く軽く入力が可能になります。キーの重さは45g±20gと標準的。ファセットキーキャップという人体工学に基づいた角度のキートップで、手首に負担がかかりにくく、またキーの押下がしやすい製品です。左部と上部にはGキーと呼ばれる切替機能付きのマクロキーも搭載しています。対応するタイトルでは、ARXコントロールでスマートフォンに情報を表示させることもできます。

Razer Blackwidow Chroma


左部にマクロキーを5キー搭載したオーソドックスなゲーミングキーボード。キーの重さは50gと少し重めです。USBパススルーやオーディオジャックがついており、ポーリングレートが1,000Hzなのが特徴です。Nキーロールオーバーは10キーと常用には充分、キーボード配列は日本語108キーと英語が用意されています。これ1台で色々と賄いたい場合におすすめです。

東プレ REALFORCE108UH


静電容量無接点方式と呼ばれる、一部の高級機にしか採用されない方式を採用した製品です。キーの入力が軽く静かで、長寿命であることが最大のメリットです。業務用のキーボードとして製造・販売されているためゲーミング用途ではないですが、ゲーミングキーボードの枠に入るほど使用されているのも事実です。本製品も人間工学に基づいたキートップのデザインになっており、手首や指への負担が少なくなっています。テンキーレスモデルに加え、それぞれのカラーバリエーションも用意されています。


◆布製マウスパッド

マウスを正確に動かすには、ある程度滑りやすく、また止めやすいマウスパッドが良いとされています。材質も大きく分けるとハードとソフト(布製)の2種類に分かれていますが、今回は現在広く使用されている布製のマウスパッドをご紹介します。

SteelSeries Qckシリーズ


現在布製マウスパッドの中で絶大な人気を誇るQckシリーズ。厚みは2mmと薄めで、デスクサイドに置ける25×21cmのQck miniから、45×40cmのQck+まで3種類のラインナップがあります。また、厚みが6mmに増したmassとHeavyもあり、薄いのは手首が痛いと感じる場合でも安心です。基本的には止まりやすい部類ですが、ソールとの相性によっては止まりにくいこともあるようです。

Razer Goliathusシリーズ


表面全体にRazer社のロゴがプリントされた厚み3mmのGoliathusシリーズには、27×21.5cmの小から、テーブルクロスのような92×29.4cmの特大まで4種類のサイズバリエーションがContorol/Speedにそれぞれ用意されています。Controlは細かい操作がしやすく、もう一方のSpeedはマウスを動かしやすいよう、折り目が異なる仕様になっています。可能であれば、店頭でどちらが好みか確かめておくのがおすすめです。


◆アクセサリー

なくても良いけどあると便利、そんな製品もPCデバイス関連の製品としてもちろん用意されています。どちらかというと現状の不満点に合わせて導入するものが多いですが、そんな中から代表的なものを選びました。

ZOWIE GEAR CAMADE


マウスを大きく動かす時に、ケーブルがデスクの角などに引っかかってスムースに動かせない…といった時に導入すると良いのが、ケーブルホルダーです。マウスパッドの先付近に設置し、マウスのケーブルを持ち上げておいてあげることで、引っ掛かりの無いスムースなマウス操作が可能になります。本製品は一般的なマウスケーブルの太さであれば対応しているようですが、お使いの製品に合わせて他社製品も検討してみてください。

SteelSeries Grip


マウスが手から滑って抜けてしまう、いまいち握っていてもしっくり来ないという場合におすすめなのが本製品。掌の部分や親指、薬指といった側面部に貼ることで、ほどよいザラつきでグリップ感をアップしてくれます。もちろん、必要な部分だけに使用するのも重要ですが、自分の手がマウスのどこに当たっているかを調べて、必要であればハサミで切って貼り方を変えていくのも効果的です。

マウスソール


Hyperglide、Mionix、PureTrakなどのサードパーティ各社から発売されている、各種マウス向けのソールです。標準状態だと滑りやすい、滑りにくいといった仕様や好みによる不満が出てきた際に、滑り具合を変えて快適にするのが目的の製品です。専用のソールがない!という場合もありますが、自己責任で非対応のマウスソールを購入し、自分で加工したり、標準のマウスソールの上に更に重ね張りする(リフトオフディスタンスが足りていれば)という強引な対応手法もあります。今回ご紹介はしていませんが、ハード系のマウスパッドを使用している場合は摩耗でソールが減っていくため、重要な製品となります。

*** *** ***

PCデバイスや周辺機器と一口に言っても各社それぞれに特徴があります。特にゲーミング用は、一般的な製品と異なりハイグレードなパーツを使用しているため、製品価格は比較すると高額になりがちですが、相応の耐久性や精度、快適さを有しています。もし現在安価なデバイスを使用しているのであれば、ゲームプレイにおいて圧倒的な違いを感じられるはずです。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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