なぜマリオゲームがスマートフォンなどでリリースされないのか、その理由について任天堂のCharlie Scibetta氏が、ゲームはハードウェアに対して最適に作られる必要があると述べています。多くのゲーム会社がコンソールでリリースしてきたタイトルをスマートフォンなどの端末で提供するという試みをおこなう中、いくつもの人気シリーズを抱える任天堂はその兆候をみせていません。これについて、任天堂のシニアコミュニケーションディレクターCharlie Scibetta氏が、海外サイトにコメントしています。氏は、最も効果的にブランドを活用する術は、そのもの自身のハードウェア上でゲームをリリースすることであるとし、もし任天堂のゲームがiOSやアンドロイド端末に移植されるとなると、それぞれのタイトルをユニークたらしめている要素を失うことになってしまうと指摘。例として『スーパーマリオ3Dワールド』を挙げ、ダイナミックなゲーム体験ができるのはそのハードウェアに最適なよう調整されているからで、同じソフトを違うデバイスに移植すれば、宮本氏や開発チームがそのためにデザインした操作と同じ反応が得られないという旨を発言しています。実際、移植によってゲームの魅力が損なわれる可能性は確かに存在しているだけに、この発言は個々のゲームに対する強いこだわりを感じさせるものではないでしょうか。
Switch 2を持ち寄った『勝手にロンチパーティー』は予想外のタイトルが大盛り上がり。次回もやります(テクノエッジ アルファ ゲーム部) 2025.7.3 Thu 22:00 Nintendo Switch 2発売翌日の6月6日、都内某所で『Switch 2勝手…