
マクドナルドは8月11日、「ハッピーセット「ポケモン」販売に関する大切なお知らせと当社の対応について」を公開。ハッピーセットを巡る問題に謝罪と今後の対応を案内しています。
◆ハッピーセット「ポケモン」を巡り、大量購入や商品の放置・廃棄が発生
お知らせによれば、8月8日から始まったハッピーセット「ポケモン」ポケモンカードキャンペーンにより、転売を目的とした大量購入や、それに伴う店頭ならびに店舗周辺での混雑・混乱、また注文された商品の放置・廃棄といった事象が発生したとのこと。

これについて、「日頃よりマクドナルドをご利用のお客様にご不便をおかけしてしまったことに加え、店舗で働くクルーの皆様、近隣にお住いの住民の皆様、テナント入居先のオーナーの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
また、「ハッピーセットの転売目的での購入や、食品の放置・廃棄を容認しません。このたびの状況は、私たちが長年大切にしてきた「お子さまとご家族に楽しい食体験を提供する」という理念やレストランとしての姿勢に明確に反しており、当社の対応が不十分であったことを厳粛に受け止めております」としています。
◆購入数のより厳格な制限等を発表
再発防止のため、今後特定のハッピーセットの販売にあたっては、より厳格な販売個数制限を設ける対応を早急かつ徹底して講じていくとのこと。制限期間中は、モバイルオーダーやデリバリーにおいても利用を制限する可能性があるといいます。
また期間中、制限を超える大量購入を試みる、何度もカウンターに並ぶ、クルーに対して威圧的な態度をとるなど、ルールやマナーを守らない方の購入は断るとのこと。
なお、今回のハッピーセット「ポケモン」の購入時に、明らかに運営を妨げる行為をした方や、そのような購入履歴のある方は規約に基づき、公式アプリの退会処理を行うといいます。
この他にも、悪質な買い占め・転売行為を可能な限り抑制するため、各フリマアプリ運営事業者に対しても、より実効性のある対策を要請していくとのことです。