ホリス氏によればレアを離れる決断をしたのは『パーフェクトダーク』の開発中の事で、詳細は述べてないものの会社側と何らかのトラブルがあったようです。結局は辞める決断をすることになりますが「『パーフェクトダーク』の完成を見ずに去ることには深い後悔もあった」とのこと。レアを退社したものの、創業者のクリス・スタンパー氏の推薦で任天堂に行くことになったそうです。
Nintendo Technology Developmentは任天堂オブアメリカのシアトル本社にある会社で、業務はゲームキューブのハードウェアの設計を行うことでした。元々シリコングラフィックス(SGI)でNINTENDO 64の設計に携わったハワード・チェン氏を迎えた会社で、本社の総合開発本部と連携しました。ホリス氏はここにコンサルタントとして迎えられ、ソフト開発者の視点からゲームキューブの設計に助言を行ったそうです。
「ずっとハードは大好きでしたし、隠された場所で何が起こっているのか深い理解をしていくのを楽しめる性格なので、とても貴重な体験でした。ハードウェア設計に影響を与えたり、学んでいくのはとてもエキサイティングでした。特に高レベルでのハードウェアアーキテクチャの策定やコンソールデザイン戦略についてハワード・チェン氏から学んだ事は図り知れません」
Zoonamiを設立してから発売したゲームはニンテンドーDS向けのパズルゲーム『Zendoku』のみですが、ホリス氏によればプラットフォームホルダーなどから資金を得て活動をしているそうです。また最近PS3のダウンロードサービスで配信開始されたパズルゲームの製作などもしているそうです。現在はWiiで複数のタイトルが動いているそうです。
「私たちはWiiというとてもエキサイティングなハードで複数のプロジェクトを進行中です。私はWiiがこの一年以内に全ての主要な指標で、ナンバーワンの次世代ゲーム機になると確信しています。Wiiは世界を変えるでしょう」
最後にゲームジャンルについての話。「全てのゲームジャンルは発見され、今はそれをどう磨き直すかという時代なのか?」という質問についてホリス氏は、
「興味深い質問です。正直に言うと私自身はそれについて考えても有益ではないと思うようになって、止めています。この3年くらいに私は数々の衝撃的なオリジナル作品を見てきました。ゲームジャンルに関するアイデアは無限なのではないかとも思えます。確かにその無限という言葉はゲームショップに並ぶゲームには当てはまらず、大部分のそうした衝撃的なものは無料でダウンロードできるゲームであったり、有料のダウンロードゲームだったりしますが」
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