米国のNPO「National Institute on Media and the Family」(NIMF)は「任天堂は“家族に優しい”評判を返上すべきだ」とコメントしています。NIMFは青少年の育成を目的としたNPO団体。理事長であるDavid Walsh博士は暴力表現の過激な『MADWORLD』がWiiで発売されることに危機感を表明。「『MADWORLD』の発売は“家族に優しい”Wiiに暴力ゲームをもたらす。『MADWORLD』はチェーンソーで敵を真っ二つにしたり、標識で敵を突き刺したり、ゴルフクラブで敵の首を飛ばすのにWiiリモコンを使わせる。『MADWORLD』は子供が何をみて何を遊ぶか両親が注意しなければならないことを再確認させる」とコメント。「かつてWiiはあらゆる家族のためのゲーム機であり、リビングルームに家族のビデオゲームナイトを取り戻すことで大きな売上を記録した。残念だが、任天堂は暴力ゲームにその扉を開いた。NIMFは任天堂が最初の方向性を見失わず、良質な家族のためのゲームを提供することを望む」と任天堂に対して方向性の再考を希望しています。NIMFは「子供に遊ばせたくないゲーム」のリストを毎年制作するなどゲームが子供に与える影響に敏感な団体。Wiiで盛り上がりつつあるハードコアゲーマー層向けのゲームの意義と暴力表現及びレーティング議論が分けて行われることを期待したいところです。
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