
2025年9月25日から28日にかけて、国内最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2025」が開催中です。
レベルファイブブース(ホール3 03-N10)では、11月のリリースが迫るシリーズ最新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』の試遊体験ができました。本稿では、進化したゲームプレイなど、注目の要素をお届けします!
◆シリーズ最新作では『イナイレ』らしさを継承しつつ、ゲームプレイが超進化!
本作は、超次元サッカーゲーム『イナズマイレブン』シリーズの最新作。
試遊では初代から25年後の世界を舞台にした「ストーリーモード」と、歴代シリーズのキャラクターが登場する「クロニクルモード」がプレイ可能です。


ニンテンドーDSで見られたタッチペンでのキャラクター操作に代わり、本作ではキャラクターをそれぞれ切り替えながらドリブルやパス、シュートをしていく、王道のサッカーゲームに近い操作感に仕上がっています。
基本的なゲームシステムなどこれまでの作品の要素はしっかりと継承しながらも、キャラクターごとに行える操作が格段に増えており、全く違ったゲームプレイを体感できます。ダッシュでボールを奪った際や、1対1の“フォーカス”状態では、左右どちらから相手を抜くかの読み合いなども発生します。



また、それぞれのポジションで行えるアクションにも違いがあり、範囲内にボールを入れることで敵をブロックする“キャッチボム”や、これまでは技で行っていたシュートの威力を弱める“城壁”など、あらゆる要素が刷新されています。


もちろん操作は複雑になっているものの、今回の試遊では各操作のチュートリアルもしっかりと行うことができたので、心配はいりません。じいちゃんも見守っててくれている……!


◆伝説の始まり、帝国学園との試合を追体験―懐かしの技とBGMはあまりにも破壊力絶大

試遊の後半にはクロニクルモードにて、初代『イナズマイレブン』の序盤のストーリーである、帝国学園との練習試合を追体験することができました。
あまりにも雷門イレブンの顔ぶれが懐かしすぎる!UIの選択したときの効果音が、これまでの作品と同じ音なのも嬉しいポイントでした。


試合にはそれぞれ達成するべきサブ目標、ヒストリーチェックが設定されており、これを試合内で達成できないと敗北扱いになってしまいます。今回の試合ではフォワードの染岡にパスを渡し、シュートを打たせる必要があります。


とはいえ、寄せ集めの雷門イレブンに対して相手は強豪の帝国学園。逆転は不可能なほどの、圧倒的点差をつけられてもなお、試合は続きます。


そして、イナズマイレブンといえば欠かせないのがバリエーション豊富な必殺技たち。帝国学園は三位一体でシュートを放つ強力な「デスゾーン」によって、満身創痍の雷門にさらに追い打ちをかけます。
なんだか、オリジナルの技名を叫びながら走り回った記憶が蘇ってきました……。


あまりの驚異に試合を放棄して逃げ出す選手もいるなか、代役として現れたのは天才エースストライカーの豪炎寺。必殺シュートの「ファイアトルネード」で帝国学園から1点をもぎ取ることに成功します。



また、ゴールキーパーの円堂もゴッドハンドを習得。カメラアングルなども当時のままで、リスペクトを感じます。



さらに、BGMも大注目の要素。ゲーム内やアニメでも聞き馴染みのあるBGMのほかにも、「立ち上がリーヨ」もプレイヤーを盛り上げてくれます。
立ち上がリーヨのイントロが聞こえた時、思わずウルっとしてしまいました。心の中に眠っていた、イナイレキッズ心が目覚めること間違い無しです。

豪炎寺が1点を取り返したところで帝国は試合を放棄し、雷門の勝利で終了。サブ目標もすべて達成することができました。


今回の試遊は最序盤のストーリーなので、多彩な技と技のぶつかりあいは見られませんでしたが、製品版ではフォーカスによる選手1人1人の読み合いに技が追加されることによって、さらに奥深くなることでしょう。
また、今回のブースでは試遊すると雷門・帝国デザインのオリジナルラバーバンドが特典としてもらえます。さらに新規の描き下ろしイラストが描かれた巨大なフォトスポットもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください!

『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2向けに11月14日発売予定です。
©LEVEL5 Inc.