
ARROVAとオトナルは、両社の広告商品を組み合わせて、ゲーム内の看板型広告枠と音声広告枠へ横断的に広告を配信する新サービス「IMASIVE(イマシブ)」を発表しました。
「IMASIVE」は、ゲーム空間内に設置された広告枠や、プレイ中に視聴可能な音声による広告枠を用いて、ユーザーのゲーム体験を阻害することなく広告を届けることができる広告商品です。
プレイ中のユーザーは能動的にゲーム画面を注視し、ゲーム環境音を聴取する状態にあるため、接触した広告が記憶に定着しやすくなります。さらに、本サービスでは、商材・サービスとの親和性の高いゲームジャンルをターゲティングして配信することが可能です。

実際の広告掲載面は主に、ゲーム空間に設置された看板型の広告枠(インゲーム広告)と、ゲームプレイ中に再生されている音声の広告枠(ゲーム内音声広告)の2種類で、どちらもゲームプレイを中断させない新しい広告フォーマットです。

ARROVAは、博報堂DYグループの株式会社Hakuhodo DY ONEの子会社で、ゲーム内広告分野での実績を積み重ねてきました。一方、オトナルは音声を活用したマーケティング施策提供の知見を有している企業です。
今回の協業では、両社の強みを組み合わせることで、広告商材の効果的な訴求とユーザーのシームレスなゲーム体験を両立する広告商品の提供を目指していました。今後はARROVAからも「IMASIVE」を通じ、ゲーム内の音声を活用した新しい広告フォーマットを提供していきます。
両社は「IMASIVE」を通じて、広告主とプレイヤーの双方に新たな価値を提供します。今後、国内外のゲームパブリッシャーとの連携を拡大し、さらに多くのゲームタイトルへの導入を進める予定です。また、広告主向けには、広告効果検証サービスの提供を検討しています。
ゲーム体験を損なわずに広告効果を高める「IMASIVE」は、視覚と聴覚の両面から自然にプレイヤーと接点を持つ革新的な広告フォーマットです。ARROVAとオトナルの提携によってゲーム内広告の表現が進化しており、インゲームマーケティングにおける注目のサービスとなりそうです。