
4月24日(木)に「マインクラフト/ザ・ムービー」3D吹替プレミアイベントが新宿ピカデリーにて開催されました。
本映画は、2023年に売り上げ本数が3億本を超えた世界中で人気を博しているゲーム『マインクラフト(以下、マイクラ)』を実写化した作品。主人公である採掘マニアのスティーブが3Dとなったマイクラワールドにテレポートするところから物語は始まります。
公開前日に行われたプレミアイベントでは、スティーブ役の山寺宏一さんをはじめ、『マイクラ』世界に転送されるゲーム店の店長・ギャレット役の安元洋貴さん、スティーブたちと共に“マイクラワールド“で冒険を繰り広げるナタリー役の生見愛瑠さん、四角いブタ・ピグリン軍団の将軍チャンガス役の狩野英孝さん、村人・ニットウィット役のHIKAKINさんが登壇。
会場に集まったファンやメディア関係者に向けて、本映画の魅力や吹替声優を務めた感想などを語りました。本稿では、そんな「マインクラフト/ザ・ムービー」3D吹替プレミアイベントの現地の模様をお伝えします。
◆『マイクラ』プレイヤーはもちろん、ゲーム実況が好きな人でも楽しめる映画に!
イベントの冒頭では、登壇者の5人がキービュジュアルのブロックを崩して登場。早速、『マイクラ』の3Dワールドを感じさせる登場シーンからスタートしました。


主人公・スティーブ役の声優を務めた山寺宏一さんは、「3Dで見ることで最初から没入感がすごかった」と試写で視聴した感想を語ります。また「マイクラをプレイしたことがない人でも楽しめる良い作品です」と本映画の魅力をアピールしました。

スティーブと同じくマイクラ世界に転送されてしまうゲーム店の店長・ギャレット役の安元洋貴さんは、「吹替で見るとマイクラのゲーム実況が好きなファンも大切にしていると感じました」とコメント。また、「日本のマイクラ実況者の力を合わせた総力戦のような部分もある」と語りました。

『マイクラ』のゲーム実況動画が約3000万回再生を超えていると紹介があったHIKAKINさんは、「マイクラ初心者から上級者まで見ても、めちゃくちゃ細かいところまで表現されていて、もう一回見たいです」と映画を見た感想を話しました。
また、「僕も関わったキャストを見たときに知っている実況者の方が何人もいて驚きました」とコメント。公開前の情報では、『マイクラ』実況でおなじみのドズルさんやぺいんとさんなど、数多くの実況者が出演していることが公表されています。
HIKAKINさんは村人・ニットウィット役を演じており、本イベントでも村人のモノマネを披露。日本語の吹替版では、本家の村人とHIKAKINさんの声が混ざっているとのことです。

◆狩野英孝「3パーセントくらいドッキリかと思いました」
『マイクラ』でお馴染みのキャラクターやアイテムが登場して興奮したという狩野英孝さんは、「花火やバケツの水などが関わるゲーム内のテクニックも映画に詰め込まれている」と語ります。
さらに、狩野さんは今回のオファーを受けたときに「3パーセントくらいドッキリかと思いました」と仕事を受けるギリギリまで疑っていたことを公表。落とし穴に落ちる覚悟を決めていたところ、収録現場に山寺さん、安元さんがいて、どうやらこれは本物だと確信に変わったと語りました。

今回のアフレコが初挑戦だったという生見愛瑠さんは、「いざ挑戦してみると難しすぎた」と正直な感想を告白。台本にアドリブと書かれたシーンでは、どのように対応していいか分からず苦戦したと話します。
山寺さんと安元さんによれば、アクションシーンなどの言葉にならない部分をアドリブと表現するらしく、日本語に吹き替えする声優の難しさを実感した様子をみせました。

イベントの最後は、登壇者の5名が会場に集まったファンと一緒に「ゴールデンウィークはマイクラ~!」と声を合わせて終了。「マインクラフト/ザ・ムービー」は、4月25日(金)より公開中です。気になった方は映画館に足を運びましょう。
