■「レヴィアタン」実装にも期待募るが、状況的な難しさも

仮に「セイレーン」が2.5周年で実装されるとしても、新実装はそれだけに留まらない可能性が大です。
周年記念では、通例としてイベント配布の新ニケも実装されていますし、2周年の時はシンデレラとグレイブのWピックアップ足す配布ニケという構成でした。そのため、あと1体ないし2体の新ニケが実装される可能性が十分あります。

「セイレーン」と同じ部隊に所属する「ヘンゼル」と「グレーテル」も、実装の要望が多いニケです。しかし、このふたりも行方が知れず、生死も不明。周年イベントで掘り下げるにしても、いささか急すぎるところです。


SNS上の予想では、「セイレーン」に関連するキャラとしては、サイドストーリーで共に語られた「レヴィアタン」に注目する意見が多めです。彼女は当初、指揮官率いる「カウンターズ」部隊と敵対する立場でしたが、その戦いが痛み分けに終わった後、ある経緯から一時的に休戦状態となりました。


この休戦中、わずかながら関係に変化も見られ、協力関係を結べそうな雰囲気になったことも。その状態が続けば、実装も可能では……と思われたほどです。

残念ながら、休戦は破棄のような形で終わりを迎え、再び敵対する形での別れとなってしまいました。そのため、仮に実装されるとしても、現状の距離感のままでは難しく、改めて関係を構築する時間が必須かと思われます。

また、さきほど触れた「一番好きなNPC」の件ですが、「レヴィアタン」は投票対象の枠に含まれていました。この投票対象を理由に考えるならば、「セイレーン」は実装され、「レヴィアタン」の実装はまだ見送られるのかもしれません。
■キービジュアルを彩った「あのふたり」も可能性十分

まだ先行きが見えない「レヴィアタン」とは裏腹に、なんらかの展開を期待できそうなニケもいます。その中でも有力なのが「ミハラ」と「ユニ」です。

ワードレス部隊に所属する「ミハラ」と「ユニ」について詳しく語ると、大きなネタバレになってしまうため、詳細を避けつつ補足しますが、「ミハラ」の記憶抹消処分をきっかけに「ユニ」が暴走し、アークの市民に被害を及ぼす事件にまで発展してしまいました。

その罰として「ユニ」は、キメラ的な処置を受けて外見が大きく変わり、満足に喋ることもできなくなってしまいます。また、記憶を失った「ミハラ」も、そんな彼女とどう接すればいいのか分からず、戸惑いの日々が続きました。


それでもふたりは寄り添い合うことを決め、運命共同体となり、敵の希少個体を見つける任務に向かう……というのが、現状におけるふたりの立ち位置です。
色々な意味で、装いも覚悟も変わった彼女たちなので、以前から「いずれ実装されるのでは」といった意見がたびたび上がっていましたが、2.5周年を前にその要望が再燃しています。

もちろん、火のないところに煙は立ちません。まず大きな理由のひとつが、直近のサイドストーリーへの登場です。「セイレーン」と「レヴィアタン」をメインで描いた一方で、地上を探索する「ミハラ」と「ユニ」の描写がわずかながら挟まれました。この登場タイミングから、「2.5周年と関連するのでは」といった予想が持ち上がっています。

また、2.5周年のキービジュアルには、カウンターズ部隊を中心に、メティス部隊の3人、「シンデレラ」と「グレイブ」もいますが、その左上には「ミハラ」と「ユニ」の姿もあります。
メティス部隊やシンデレラたちは、最新のメインシナリオで同行していたメンバーなので、カウンターズ部隊と共に並んでいても納得できます。しかし、「ミハラ」と「ユニ」は完全に別行動なので、彼女たちは独自の立場から2.5周年に関わる可能性が高そうです。

新たな姿での実装が期待されており、最新のサイドストーリーにも登場、そしてキービジュアルを飾るなど、こちらも動きが活発な「ミハラ」と「ユニ」。彼女たちの動向にもぜひご注目あれ。