■『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ
後継機のローンチとして登場したら、間違いなく盛り上がるであろう人気作。そのひとつは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズです。任天堂の人気キャラクターたちが作品の枠を超えて結集する本シリーズは、新たなゲーム機の門出を祝うにはまさにうってつけと言えます。
ソロプレイでも楽しめますが、対戦プレイも大いに盛り上がる作品なので、もしローンチで発売されれば、初日からユーザー同士の交流が盛んになるはず。その盛り上がりは後継機の活気に直結し、広く影響を及ぼすことでしょう。
対戦アクションですが、勝敗は「相手を吹っ飛ばす」という分かりやすいルールなので、未経験者が馴染みやすい点も◎。また、『スマブラ』をきっかけに他の任天堂作品に興味が湧くことも多く、各作品が新たなユーザーを獲得するための足がかりにも成り得ます。
現時点の最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されたのは、2018年12月です。その後、DLCの展開が長く続きましたが、最後の新ファイター「ソラ」の配信が2021年10月なので、間隔という意味ではそれなりに空いています。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』が出てから『スマブラSP』の発売までざっと4年ほど。後継機の発売まで1年程度かかると見れば、間に合う見込みは十分あります。
『スマブラSP』だけでも3,422万本を売り上げている、絶大な支持を集めているこのシリーズ。続編を待ち望む人も多く、もしローンチで出れば爆発的な人気が出るのは確実です。
ただし『スマブラ』シリーズは、生みの親であり、全作品を手がけてきた桜井政博氏抜きには考えられない作品と言われています。そして桜井氏は、自身のYouTubeチャンネルの中で、「『スマブラ』の今後がどうなるのかは、私にも分かりません」と語っていました。
こうした現状を見ると難しくも思えますが、もし出れば盛り上がること間違いなし。期待と共に、動向を見守りたいところです。