人生にゲームをプラスするメディア

待望の船出を迎えた『スカル アンド ボーンズ』ディレクターに直撃インタビュー! 史実と空想を織り交ぜた「パイレーツファンタジー」の今後とは?

待望の発売を迎えたその心境から今後の展開など、気になる質問を投げかけました。

ゲーム 特集
待望の船出を迎えた『スカル アンド ボーンズ』ディレクターに直撃インタビュー! 史実と空想を織り交ぜた「パイレーツファンタジー」の今後とは?
  • 待望の船出を迎えた『スカル アンド ボーンズ』ディレクターに直撃インタビュー! 史実と空想を織り交ぜた「パイレーツファンタジー」の今後とは?
  • 待望の船出を迎えた『スカル アンド ボーンズ』ディレクターに直撃インタビュー! 史実と空想を織り交ぜた「パイレーツファンタジー」の今後とは?
  • 待望の船出を迎えた『スカル アンド ボーンズ』ディレクターに直撃インタビュー! 史実と空想を織り交ぜた「パイレーツファンタジー」の今後とは?

2月16日、ユービーアイソフトよりついに『スカル アンド ボーンズ』が発売されました。本作は海賊になって大海原を冒険し、航海や略奪を行う海賊アクションアドベンチャーです。

Game*Sparkは度重なる延期を越えてついに出航した本作について、Ubisoft Singaporeのゲームディレクター・Mak Juen Yeow氏にインタビューを実施。待望の発売を迎えたその心境から今後の展開など、気になる質問を投げかけました。


――この度はリリースおめでとうございます。開発が長期間に及びましたが、今の心境をお聞かせください。また、長年待ち望んできたユーザーに向けて、どのようなメッセージを伝えたいですか。

Mak Juen Yeow ありがとうございます! どのようにユーザーと接してコンテンツを作っていくか考えながら、プレイヤーのみなさんが楽しめるものを開発しました。今回は「海戦」にこだわって濃いところまで作り上げられましたし、インド洋の美しさにも力を注いでいますので、期待に応えられる作品になっていると思います。

――本作には海戦や航海における風向きなどユニークな体験が用意されていますが、いずれもカジュアルに楽しめるようデザインされていると感じました。「ニッチなゲーム」に仕上がる可能性もあったと思われますが、このようにデザインした理由を教えてください。

Mak Juen Yeow実は、開発初期はたしかに「ニッチでリアル」な路線でした。物理学に沿った操作スタイルなどを採用していたのですが、インサイダープログラムを通してプレイヤーの声やフィードバックを集めながらゲームプレイを改良しました。風向きや波の向きなどについても、遊びやすいように調整しています。「ユニークな点」を打ち出すことは最も大事なことですが、本作においては「海戦」がそれに当たるということで、開発時にも強く意識しました。

――既にロードマップが公開されていますが、『スカル アンド ボーンズ』をどのような体験ができるゲームに進化させていきたいと考えられていますか。

Mak Juen Yeow本作は史実をベースにファンタジー要素を足しており、そこがもうひとつのユニークな要素として挙げられます。これからはシーモンスターや幽霊船など、このファンタジー要素をどのように作り上げていくかというところを考えています。既に登場いるキャラの描き方も、検討している最中です。

リアルな要素としては、実在したオランダやイギリスの企業やその力関係などをゲーム内に取り入れたり、17世紀に実際に起きたさまざまな出来事、有名な海賊船やカリブ海、アメリカ、東南アジアなどにも視野を広げていきたいと考えています。

2月27日から始まるシーズン1では新たなチャレンジが待っていて、ロードマップは今後も進化していきます。海戦における新しい敵や武器、オモチャを追加していきますよ。

――コンテンツをひと通り遊んでみた印象では「主なゲームプレイが海上に集中している」と感じました。今後、陸地に関するコンテンツを増やす予定はありますか。例えば、ハウジング要素が追加されるなど。

Mattew本作はもちろん海をメインにしたゲームですが、コアは「自分の船を強化していく」という点にあります。一流の海賊になっていく様を描くため、「自分の船を持って強化していく」という体験を重要視して作り上げました。私達は本作を“パイレーツファンタジー”としてこれからもユーザーの皆様に届けていきたいと考えているので、自分のアジトを作ったりしていく要素も検討しています。もちろん、確定ではありませんけどね。

――まだ本作をプレイしていないユーザー、プレイするか迷っているユーザーに向けて、本作のアピールポイントをお聞かせください。

Mattew海賊になって船を動かしたい! という欲望をお持ちの方であれば、楽しんでいただける作品になったと思います。どんどん強くなって自分の海賊王国を作っていく……というゲームプレイに魅力を感じていただけたら、ぜひ遊んでみてほしいです。ゲームプレイは馴染みやすい作りですが、しっかり遊びごたえもありますし、ライブサービスゲームなので今後も進化していきます。8時間のみプレイできる体験版も配信中ですよ。


『スカル アンド ボーンズ』は、PC(Epic Gamesストア/Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。サブスクサービス・Ubisoft+ Premiumにも対応するほか、最大8時間遊べる無料体験版も配信されています。


《みお》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ウマ娘』新アイテム「金の延べ棒」ってなに?!1,000万マニーで買える高額商品、その使い道とは…

    『ウマ娘』新アイテム「金の延べ棒」ってなに?!1,000万マニーで買える高額商品、その使い道とは…

  2. 任天堂の謎映像「Close to you」はやっぱり『ピクミン』だった!新作『ピクミン5』や映画化かはまだ不明

    任天堂の謎映像「Close to you」はやっぱり『ピクミン』だった!新作『ピクミン5』や映画化かはまだ不明

  3. 『ガンダムカードゲーム』“鉄血のオルフェンズ”の新規イラストカードに阿鼻叫喚…「アトラと三日月が…」「そのグループ分けはズルい」

    『ガンダムカードゲーム』“鉄血のオルフェンズ”の新規イラストカードに阿鼻叫喚…「アトラと三日月が…」「そのグループ分けはズルい」

  4. 突如現れたフリゲ『のびハザ』作者Xアカウント、なりすましだった―にじさんじ所属ライバーへの権利侵害が示談成立【週間ニュースランキング】

  5. 家畜に神はいないッ!身分の格差を描く『FFT』の名台詞が忘れられない─「恨むなら自分か神様にしてくれ」「オレは持たざる者なんだ」など、令和になっても色褪せずに

  6. 「Steam」鯖落ちでSNS騒然―「なんかゲームできないって思ったら」「おま環ではなくて良かった」

  7. ホロライブ・兎田ぺこらが「新ぺこらタワー」を登って月を目指す!? ホロメンを操作するジャンプアクション『はねホロ!』近日無料配信―有料DLCも販売予定

  8. 任天堂が「Close to you」と題した謎の映像を公開―SNS上では『ピクミン』新作や映画化を予想する声

  9. 『ポケポケ』パック砂時計などの「プレゼントコード」が、イオンモールで配布!10月4~5日開催で、なくなり次第終了

  10. 新ウマ娘「サクラチトセオー」発表!サクラ軍団の中でも異質な、おっとり超然とした性格の持ち主

アクセスランキングをもっと見る