人生にゲームをプラスするメディア

歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで

12月8日(日本時間)開催の「The Game Awards 2023」に向けて、過去6年分のGOTYを紹介します。

ゲーム 特集
歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで
  • 歴代「GOTY」作品、覚えてる? 今年の「GOTY」発表前に受賞作を振り返り-『ゼルダの伝説』から2,000万本級の大作まで

■2021年受賞作:『It Takes Two』

ここまで紹介した受賞作は、いずれも大作級のタイトルばかりでした。しかし2021年は、その壁を打ち破った『It Takes Two』が、並みいる強豪を打ち破ってGOTYに輝きます。

価格が必ずボリュームと比例するわけではありませんが、本作の価格はミドル帯の4,300円。大作となれば8,000円前後も珍しくない昨今、お手頃な価格帯の作品がGOTYを射止めるのは、見事な快挙と言えるでしょう。

本作にまず驚かされるのは、2人協力プレイ専用という点です。1人もしくは2人で遊ぶゲームは多数ありますが、本作は2人でのプレイを前提とした内容になっています。難しさが理由ではなく、「協力」がカギとなるためです。

1人で遊べるゲームが大半を占める中、あえて「もう1人」を必須とした『It Takes Two』。そのハードルを超えるのは、少々高めかもしれませんが、その先にある刺激や驚きは、超えるだけの価値があります。離婚の危機にある夫婦の冒険を通じて、誰かと繋がる体験をぜひ味わってみてください。

■2022年受賞作:『ELDEN RING』

もっとも直近となる2022年にGOTYに選ばれたのは、『ELDEN RING』でした。こちらもフロム・ソフトウェアの作品で、“死にゲー”の代表的なシリーズ『ダークソウル』の流れを汲みつつ、見渡す限り冒険の舞台となるオープンワールド化も実現。この融合が、かつてない刺激と興奮をプレイヤーにもたらしました。

廊下の角をひとつ曲がるだけで、その先に強敵が潜んでいるかもしれない“死にゲー”。この緊張感が、ダンジョンに限らずフィールドの至る場所に広がり、先が予測できない冒険が詰まったプレイ体験を提供し、プレイヤーを虜とします。

ですがフィールドの自由度が増した分、どこかの強敵で詰まっても、行き先を変えることで新たな探索が可能に。その先で成長したり、強力な武具を手に入れ、戦力を強化してから再挑戦する、といったプレイも可能になり、より多くの人が楽しめるデザインにもなっています。

“死にゲー”とオープンワールドの合わせ技は、国内外で多くの関心を集め、発売から約1年ほどで累計出荷本数が2,000万本を突破。評価も、そして結果も残した『ELDEN RING』が、2022年を代表するゲームと呼ばれるのも納得です。


【PS5】ELDEN RING
¥7,136
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

過去6年のGOTY受賞作、あなたはいくつ覚えていましたか? 中には、ちょっと意外なタイトルもあったかと思います。こうした受賞作の傾向から、今年のGOTYを予測するのも一興かもしれませんね。


スーパーマリオブラザーズ ワンダー -Switch
¥5,609
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 突如現れたフリゲ『のびハザ』作者Xアカウント、なりすましだった―にじさんじ所属ライバーへの権利侵害が示談成立【週間ニュースランキング】

    突如現れたフリゲ『のびハザ』作者Xアカウント、なりすましだった―にじさんじ所属ライバーへの権利侵害が示談成立【週間ニュースランキング】

  2. Xに現れた『のびハザ』作者、なりすましだったことを告白―「いっそ僕がaaa氏になって新作を皆さんに披露したいと思ったんです」

    Xに現れた『のびハザ』作者、なりすましだったことを告白―「いっそ僕がaaa氏になって新作を皆さんに披露したいと思ったんです」

  3. キーワードは「アニメ風」「王道ファンタジー」「ソロプレイメイン」!期待のアクションRPG『リミットゼロ ブレイカーズ』試遊レポ&インタビュー

    キーワードは「アニメ風」「王道ファンタジー」「ソロプレイメイン」!期待のアクションRPG『リミットゼロ ブレイカーズ』試遊レポ&インタビュー

  4. 「スイッチ2」マイニンテンドーストア第1回招待販売の結果が発表!該当者は10月15日までの購入を忘れずに

  5. “ただの新作麻雀回では?”『雀魂』×「銀魂」コラボ記念アニメが公開―賞品の高級牛肉を狙い「万事屋」がいつも通りハチャメチャに

  6. ヒノアラシがいない!新作『ポケモンレジェンズ Z-A』の御三家にファンから注目ーチコリータ、ワニノコの並びにいないワケ…そして囁かれる「真の不遇」

  7. 『ポケポケ』パック砂時計などの「プレゼントコード」が、イオンモールで配布!10月4~5日開催で、なくなり次第終了

  8. 「スイッチ2」9月25日11時までの応募を忘れずに!マイニンテンドーストアが招待販売

  9. 『モンハンワイルズ』&『FF14』開発陣にインタビュー!コラボ2度目実現の経緯や、“オメガ”が選ばれた理由とは【TGS2025】

  10. 「スイッチ2 ポケモンレジェンズZ-A セット」Amazon招待販売、9月12日に第1回当選メールを送信!注文期限は48時間以内

アクセスランキングをもっと見る