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『勝利の女神:NIKKE』は“尻ゲーなSTG”にあらず! 誤解されがちな本質に迫る─今から始めても間に合うの?

リリースから半年が経ち、今も注目を集める『勝利の女神:NIKKE』。しかし本作は、色々と誤解されがち。プレイするか迷っている未経験者に向け、その誤解を晴らします!

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『勝利の女神:NIKKE』は“尻ゲーなSTG”にあらず! 誤解されがちな本質に迫る─今から始めても間に合うの?
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◆「高精度なエイム」は必須じゃない! テクニックを育成で補おう

本作のバトルは、いわゆるガンシューティング。キャラクターであるニケは移動せず、遮蔽物を利用しながら射撃を行い、敵を撃破します。ニケは最大5編成で戦い、そのうちのひとりをプレイヤーが操作。操作キャラのエイムとリロードが、基本的にプレイヤーが行う主な操作になります。また、前述のバーストスキルや遮蔽物によるハイドは、誰を操作していても全員分行えるので、個人を指揮しつつ全体を動かして戦います。

ガンシューティングなので、エイムの重要性は言うまでもありません。特にボス戦では、個別のパーツを狙い撃つことで戦闘が楽になったり、敵を倒しやすくなるので、自力でのエイムは重要です。

しかし、「エイムが大事」と言われると、萎縮してしまう方も少なくないでしょう。FPSやTPSでは、瞬間的かつ正確極まるエイムが求められ、それが個人やチームの勝利を大きく左右します。そうした精緻なエイムが求められるのでは、と考える方も少なくないはず。

ですが本作のエイムは、「その状況下でどこを攻撃するべきか」が大事であり、敏捷性はそこまで重要ではありません。また、ラプチャーのほとんどは動きがそれほど激しくないので、ごく一部の敵を除けば、狙い撃つ難易度そのものはかなり低めです。

また、前述したオート操作はエイムにも適用され、このオートエイム自体がかなりの高性能。ラプチャーが出現した直後にすぐ狙いが定まり、間髪入れずに攻撃する素早さは舌を巻くほど。よほど熟練したプレイヤー以外は、その反応速度と正確さに叶わないほどです。

オートエイムがかなり頼もしいので、エイム操作が苦手な人でも多くの場面で困ることはないでしょう。「どの敵や部位を狙うべきか」という点は少々苦手なので、そこはプレイヤーが直接行う方がベターとはいえ、ゲーム全体で見るとかなりの部分をオートエイムに頼ってもなんとかなります。

また、エイムが苦手な方にもうひとつお伝えしたいのが、本作の根底にあるゲーム性です。エイムが必要なガンシューティングなので、ゲームジャンル自体を「シューティング」と受け止めがちですが、本作が謳っているのは「ガンガールRPG」。そう、根本的にはRPGの要素が大きなウェイトを占めているのです。

ニケのLVを上げると、各ステータスが上昇。また、装備品や指揮官との関係性もステータスに影響します。例えば、全く育てていないニケたちでは、どれほどプレイヤーの腕が優れていても、序盤で行き詰ること間違いなし。Lv1の勇者でラスボスを倒せないのと同じです。

もちろん、腕前が勝敗を左右する影響も大きいのですが、それは最低限の戦力が揃った上での話です。逆を言えば、テクニックの不足はニケの育成で補うという手があります。上級者以外お断り、というゲームではないので、その点もご安心ください。



《臥待 弦》
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