人生にゲームをプラスするメディア

『MOTHER3』英語版未リリースの理由は?米任天堂の元社長「全てビジネスの問題だった」

一時は欧州向けリリースが噂されていた本作、業界での憶測はキャンセル理由と関係なかったようです。

任天堂 その他
全てビジネスの問題だった―米任天堂の元社長“レジー”が『MOTHER3』英語版未リリースの理由を語る
  • 全てビジネスの問題だった―米任天堂の元社長“レジー”が『MOTHER3』英語版未リリースの理由を語る
  • 全てビジネスの問題だった―米任天堂の元社長“レジー”が『MOTHER3』英語版未リリースの理由を語る
  • 全てビジネスの問題だった―米任天堂の元社長“レジー”が『MOTHER3』英語版未リリースの理由を語る

ニンテンドー・オブ・アメリカの元社長であり“レジー”の愛称で親しまれているレジナルド・フィサメイ氏は、『MOTHER3』英語版がリリースされなかった件ついて、Bloombergとのインタビューにて真相を明かしました。

「エンディングまで、泣くんじゃない」というキャッチコピーが有名な『MOTHER』ですが、初代から最新作まで国内外問わず人気があり、『UNDERTALE』のトビー・フォックス氏が影響を受けた作品でもあります。

そんな世界的な支持にもかかわらず、シリーズ最新作の『MOTHER3』に関しては国内版のみがリリース。それゆえ本作をプレイしたい海外ファンの間では、プロによる有志翻訳に頼る方法が主流となっていました。

2016年には本作の欧州版が公式にリリースされる噂を海外メディアEurogamerが報道したものの、後にGame Informer編集長イムラン・カーン氏が“作中の物議を醸す側面”が理由でキャンセルされたことを報告しています

しかしフィサメ氏によると、本作が欧米でリリースされなかった理由は作中の“資本主義への批判”や“性的マイノリティーに対する描写”といった部分ではなく、「全てビジネスの問題だった」とのこと。本作発売当初、既に次世代機であるニンテンドーDSにプラットフォームが移行していた故に、旧世代機であるゲームボーイアドバンス向けにローカライズすることは「ビジネス的なニーズと状況」に基づいた判断から却下されたとしました。


全てビジネスの問題だった―米任天堂の元社長“レジー”が『MOTHER3』英語版未リリースの理由を語る

《ケシノ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 任天堂のインパクトある悪役10選【特集】

    任天堂のインパクトある悪役10選【特集】

  2. 『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”

    『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”

  3. 『スマブラSP』最も人気が高いコントローラーはなんと「Proコン!」【読者アンケート】

    『スマブラSP』最も人気が高いコントローラーはなんと「Proコン!」【読者アンケート】

  4. 『Apex』世界大会で“ジャパニーズ忍者”躍動!?海外プロも驚嘆したYukaFのキャラコン

  5. EA、Wii/PS3/Xbox360/PS2/PSP『FIFA10 ワールドクラスサッカー』10月に発売!

  6. 『マインクラフト ダンジョンズ』レベリングに最適な場所3選!おすすめのエンチャントも装備して効率よく強くなろう

  7. マイカード作成でスター選手を生み出す組み合わせを一挙公開!『ファミスタDS 2010』

  8. 天変地異の前兆!?『あつまれ どうぶつの森』で釣れる「リュウグウノツカイ」ってどんな魚?【平坂寛の『あつ森』博物誌】

  9. 『ポケモンレジェンズ アルセウス』注目記事まとめ―ノボリの泣ける考察や“ヤンデレ”ヌメルゴン、クラブのママっぽいバクフーン

  10. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

アクセスランキングをもっと見る