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冬の「RTA in Japan 2020」は見所満載!ワールドレコード更新多数に突然の走者変更、ホットプレートで温度調整する『ドラクエ3』ってどういうこと?

「ラグーン語」の根強い人気、今回も新たな名言が生まれちゃいましたね!

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冬の「RTA in Japan 2020」は見所満載!ワールドレコード更新多数に突然の走者変更、ホットプレートで温度調整する『ドラクエ3』ってどういうこと?
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みなさま、年末に行われた「RTA in Japan 2020」はご覧になりましたか?走行中のゲームタイトルがTwitterのトレンドに上がったり、ワールドレコードを更新された方がが何人も見られたりと大いに盛り上がりました。バーチャルユーチューバーの走者の方も何人かいたみたいですね。

そんな「RTA in Japan 2020」で、筆者が注目したRTAをピックアップしました。

ワールドレコードを更新したRTA


まずは「世界で一番速いタイム」である、ワールドレコードについて。

本イベントではなんと、『ドラゴンクエスト3』 『秘封ナイトメアダイアリー ~ Violet Detector.』『Tetris Effect』『キョロちゃんランド』『No Straight Roads』の5タイトルでワールドレコードが更新されました!

『ドラゴンクエスト3』での4人による並走ではゲームソフトの温度管理が大切ということで、走者それぞれの道具を用意して挑むことに。そこでワールドレコードを取った方が使われていた「ホットプレート」が話題になり、Twitterのトレンド上位にあがるほどでした。終わった後もチャット欄で度々名前が出るほか、違うゲームのRTA走者が話題に出したりなどしましたね。


弾幕ゲームとしてお馴染みの東方シリーズの『秘封ナイトメアダイアリー ~ Violet Detector.』では、運を味方に付け画面の少ない隙間を縫って見事走りぬきました。『Tetris Effect』ではテトリミノの落とす位置をミスしても即リカバリーしていて、ミスがミスに見えない華麗なプレイの連続に。

『キョロちゃんランド』では理不尽極まりないギミックの数々を計算しつくされた無駄のない動きでクリアし、『No Straight Roads』では壁抜けのバグ技による大幅カットとラスボスとのバトルが圧巻。ぜひ、それぞれ以下のアーカイブで視聴してみてください。






注目ゲームをピックアップ



次に筆者が印象深かったRTAラインナップを紹介していきたいと思います。

まずはトップバッターの『世界のアソビ大全51』!3人での並走でしたが、「ドミノ」や「ルドー」、トランプゲームなどの運要素の多い遊びも多くあり、四苦八苦されてましたね。負ける選択を許されるタイプの遊びでは、始まってすぐに負けていくところも面白かったです。


『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』は専用の機器と、「ロトの剣」をモチーフにしたコントローラーを用いるタイトル。モンスターの位置を見極め、最小限の動きで倒していく様は、超カッコいい!ドラキーやドラキーマは倒した後も斬ってコンボを繋いで、容赦なく死体蹴りをかましていく。まさしく勇者ですねー。必殺技のビッグバン発動時やステージが終わった時の総合評価で、コメントと走者が一丸となっている様子が気持ちが良かったです。


『人生オワタの大冒険2』では製作者が解説を担当しました。ここではflashの終了を受けて作られたという、開発秘話もチラリ。動画の後半ではクリエイター同士の繋がりが感じられる場面もあり、筆者は少し感動してしまいました。上の動画の再生時間9:14のところと12:50のところになります。

特に長時間だった『ファイナルファンタジーXIII』と『MOTHER2』は、バグ技を使わない走者の技量がものをいうRTAになっており見応えがありました。

『ファイナルファンタジーXIII』は、戦闘におけるタイミングの見極めが神懸かり的。ブレイク中の敵を落とさずに戦うのが凄く上手く、低いステータスとは思えないほどのダメージをボスに与えていました。このタイトルをプレイした人には、一度見て欲しいほどのスゴ技です。


『MOTHER2』は2人の走者による並走で、どちらが先に走り終わるか最後の最後まで分からない熱いバトルとなってました。PKテレポートを使った移動や敵避けテクニックに目が奪われます。

笑いどころも多く、急に始まるライブでは(嫌がりつつも)ノリノリで歌う場面も。また走者2人はどちらも運が無いらしく、解説の方が楽しそうに説明していましたね。わざわざロスしておこなったラストのゲーム演出のシーンも最高でした。


マイナーなゲームになりますが、『突然!マッチョマン』は、夏の「RTA in Japan 2020」で『メタルスラッグX』を走ったコンビによるRTA。プレイ中は無口な走者と、小ネタを挟みつつゲーム内容を語る解説は癖になります。完走を振り返る解説さんの話には思わずウルっときてしまいました。筆者は筋肉の質問に対して走者が即答していたところが特に好きです。


そして深夜にも関わらず視聴者数6万人越えとなった、伝説のゲーム『ファイナルソード』のRTA。バグ技によるプレイも凄かったんですが、ラスボスを倒した後のエンディングでの走者と解説2人による丁寧な状況説明&ツッコミが堪りませんでした。何度見ても笑えます。



「納期のテーマ」として話題になった作曲RTA『KORG Gadget for Nintendo Switch』は正式にはRTAではないらしく、ゲームの性質上どのような内容になるのか謎であり、開始前から情報が交錯してました。

15分という限られた時間で曲を完成させるということで始めたのですが、出来上がった曲がずっと聴いていると不安になるようなものに仕上がっており、解説の方もコメントに困り果てた状況がシュール。

それでも段々と癖になるこの音楽は、後に「納期のテーマ」と呼ばれ話題となり、視聴者の記憶に深く刻み込まれることに。筆者も思わず『KORG Gadget for Nintendo Switch』を買ってしまいました。


ハプニング勃発!走者に代わって謎のキャラが代走


生放送ということで、RTA走行中には予定していなかったようなハプニングも!でも、さすがRTA走者。不慮の事故でも上手いことリカバリーして切り抜けていったり、想定していたチャート通りいけなくなくなっても、それを見越した代用チャートを用意していたりしました。

しかし「RTA in Japan 2020」では、ゲーム外でのハプニングもありました。

『真・女神転生』では、走る予定だった走者の方が気絶してしまい、急遽、タイガー先生という謎の人物が走ることになりました。うーん、いったい何者なのか……。



「スーパーマリオランドトリロジーリレー」での『スーパーマリオランド ワリオランド』の枠。こちらは代走なんて生易しいものじゃありません。ワリオ本人による乗っ取りです。コインなどの小道具もあり、細部まで凝っていました。





マイメロ愛溢れる『おねがいマイメロディ 夢の国の大冒険』や、乱数調整を利用した計算つくされた走りをみせた『ファイアーエムブレム 烈火の剣』、最後のオチで視聴者を喜ばせた『高速廻転寿司』に、専用コントローラーを使ってロボット好きの心をくすぐる『鉄騎』など、「RTA in Japan 2020」は見所満載。

「Twitch」と「YouTube」にてアーカイブが公開されていますので、是非RTAのスーパープレイをお楽しみください。

Twitch

YouTube
《アサマレ》
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