さて、筆者の独断と偏見で選んだ『ソウル』の名前が付いたゲームの数々はいかがでしたか?やはり名作揃いだとは思いませんか?次は、筆者の仮説が本当に正しいのかを確かめる方法のひとつとして、『ソウル』の名前が付いたゲームと、『Black』や『Shadow』、『Legend』といったメインタイトルでよく使われる定番のワードのゲームを、大手海外レビューサイト Metacriticのメタスコアを使って比較。ハイスコア順で並べた各ゲームタイトルを10本用意して、その合計スコアで競い合います。
検証結果は、仮説を証明する上で判断材料になるかもしれません……。

【ソウルの検証結果】
『ソウル』の名前が付いたゲームの合計スコアは、903点です。上位ランキングを『ソウルキャリバー』シリーズと『ダークソウル』シリーズが支配しています。この二強が筆者の仮説を証明してくれるのでしょうか……?

【シャドウの検証結果】
『シャドウ』の名前が付いたゲームの合計スコアは、853点。なお、最高得点を記録した『Shadow of the Colossus』とは、上田文人氏の作品であるアクションアドベンチャー『ワンダと巨像』の海外タイトルの事です。

【ブラックの検証結果】
『Black』の名前が付いたゲームの合計スコアは、857点。板垣伴信氏率いるTeam NINJAのアクションゲーム『NINJA GAIDEN Black』が最高得点を記録しています。今のところ、日本のゲームばかりがTOPにランクインしていますね。

【レジェンドの検証結果】
『Legend』の名前が付いたゲームの合計スコアは……940点!?上位ランキングの8割を『ゼルダの伝説(Legend of Zelda)』シリーズが締めており、1位から10位までのスコアが90点台です。『ゼルダの伝説』が偉大である事をメタスコアで改めて実感できました……。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
そんなわけで、メタスコアを使った検証方法では、筆者の仮説を証明する事は出来ませんでした……。しかし、それでも『ソウル』の名前が付いているゲームには、面白いものが数多く存在するのは事実です。これは、負け惜しみになるかもしれませんが、『Shadow』や『Black』といったタイトルには合計値で勝っているので、『ソウル』の名前が付いたゲームは結構名作がある……という事で良いんじゃないでしょうか。(そんな事は検証しなくてもわかってましたね……)
今回思わぬ結果となりましたが、名作と謳われているゲームには、きっと何か共通点があるはず。筆者はこれに懲りずに、今後もその共通点を見つけて検証していこうと思います!