人生にゲームをプラスするメディア

「一心で取り組んできた4年半」河野弘氏がブログでSCEJAプレジデント退任の思いをつづる

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、「プレコミュ」公式ブログにて、2014年8月末をもって河野弘氏がプレジデントを退任すると発表しました。

ソニー その他
河野弘氏
  • 河野弘氏
  • PS4を自らプレイしてPR
  • PS4発売イベントに登場。ファン目線を大事にするリーダーでした
  • 新生FFXIV発表会に登壇。サード制ソフト発表会にも積極的に参加し魅力を伝えました
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、「プレコミュ」公式ブログにて、2014年8月末をもって河野弘氏がプレジデントを退任すると発表しました。

2010年4月1日にソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(当時)のプレジデントに就任以来、4年半に渡って日本やアジア地域におけるPlayStationシリーズの販売戦略などをリードしてきた河野弘氏が、2014年8月末をもってプレジデントを退任することをPlayStation公式コミュニティ「プレコミュ」の公式ブログにて自らが発表しました。

2010年4月以降PlayStationシリーズとしては、PlayStation Vitaの発売やPlayStation Vita TVの発売、記憶に新しいところではPlayStation 4の発売など、さまざまな新商品のリリースを行ってきました。日本・アジア地域において、その最前線で指揮をとっていた1人がプレジデントである河野弘氏です。各種発表会などのプレゼンテーションには自ら登壇し、製品紹介を行う場面も多々あったので、日本・アジア地域のPlayStationシリーズのリーダーであるという印象を持っていたゲームファンも多かったと思います。

「プレコミュ」公式ブログでは以下のようにコメントしています。

■SCEJAプレジデント 河野 弘より
「プレイステーション」ファンの皆さんに喜んでいただけるために、またゲームクリエイターの皆さんを最大限バックアップさせていただくために、私自身に何が出来るのか、私なりに一心で取り組んできた4年半でした。
(中略)
これまでのご支援に対し、皆さんには心からのお礼を申し上げます。これからも「プレイステーション」をよろしくお願いします。

引用元:プレコミュ 公式ブログ
http://commu.jp.playstation.com/blog/details/20140828_sceja_message.html


9月1日よりプレジデントとなる後任は、現在ソニー・コンピュータエンタテインメントの取締役でもある盛田厚氏。盛田厚氏は、ソニーの創業者であり「ウォークマン」を世界に広めた第一人者である盛田昭夫氏の甥にあたります。同ブログで、河野弘氏は以下のように盛田厚氏にエールを送っています。


■SCEJAプレジデント 河野 弘より
これからはPlayStation 4、PlayStation Vitaを中心に、ニューリーダーの盛田をはじめとするSCE全員が、ソフトウェアメーカーの皆さん、そしてなによりもユーザーの皆さんとともにゲーム業界を盛り上げてくれると信じています。

引用元:プレコミュ 公式ブログ
http://commu.jp.playstation.com/blog/details/20140828_sceja_message.html


このブログにも「特別なことは出来ませんでしたが」と書いてしまうほど、常にゲームファンやクリエイターに低姿勢で接する姿が印象的だった河野弘氏。新ハードのリリースラッシュでもあった4年半におけるプレジデントの大役、本当におつかれさまでした。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. 『FF7 リメイク』クラウドのカッコいい&かわいいセリフ10選! よく観察するとクラウドの本性が見える?

    『FF7 リメイク』クラウドのカッコいい&かわいいセリフ10選! よく観察するとクラウドの本性が見える?

  2. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

    『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  3. 【褪せ人ってなに?】『ELDEN RING』の物語が分かる冒頭解説【デミゴッドとは?】

    【褪せ人ってなに?】『ELDEN RING』の物語が分かる冒頭解説【デミゴッドとは?】

  4. 「全FF大投票」で異例の躍進を遂げたエメトセルクって誰?『FF14』の“新参者”が歴代キャラを超えて「キャラクター部門」6位になった背景を探る

  5. 『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず

  6. 【特集】『FFXIV』で行われた親孝行「光のお父さん計画」達成記念!親子2人を突撃インタビュー

  7. 『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった

  8. 『マフィア コンプリート・エディション』オープンワールドゲームが苦手な人にこそオススメしたいワケ

  9. 『閃乱カグラ EV』PS4/PS Vitaの違いが明らかに、どちらを選ぶか悩ましい…!

  10. 『アサシン クリード ヴァルハラ』がもっと楽しくなる、「ヴァイキング」がテーマの映像3作品!もう“野蛮な略奪者”なんて言わせない

アクセスランキングをもっと見る