和風ホラーゲームを語る上で決して欠かせない『零』シリーズは、不可思議な射影機を手に、忌まわしき風習やそこから生まれた数々の悲劇の交錯に直面する、アクション要素もふんだんに盛り込まれたホラーアドベンチャーです。
Wiiにてリメイクされた『零 ～眞紅の蝶～』が登場して以来、しばらく音沙汰のなかった本シリーズですが、今年の4月に最新作となる『零 ～濡鴉ノ巫女～』のリリースを発表。予告映像のお披露目や公式サイトの公開なども順次行われ、発売日となる9月27日に向けてユーザーの関心と興味が高まりつつあります。
そんな本作のパッケージがこのたび明らかとなりました。失くした物や神隠しに遭った人を探し出す「影見」を請け負う女主人が経営する骨董屋「くろさわ」に居候している、死者が見える力を持った「不来方 夕莉」（こずかた ゆうり）と、謎の少女。その2人が水面に身を横たえているイラストを全面にあしらったパッケージとなっています。
本作に関する詳細などはまだ明らかになっていませんが、このデザインだけでも様々な想像を刺激してくれます。本作ではどのような物語が描かれるのか、推察してみるのも一興かもしれませんね。
『零 ～濡鴉ノ巫女～』は、2014年9月27日発売予定。価格は、6,600円（税抜）です。
(C)2014 Nintendo / コーエーテクモゲームス
楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦
世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。
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