武田寧氏は、『ボクと魔王』や『リトルマスター』シリーズなどを生み出したゲームソフト開発のツェナワークスの技術開発責任者であり、プログラミング言語HSP(Hot Soup Processor)の作者でもあります。小学生の頃にコンピュータに触れ、中学時代には趣味でゲームソフトを制作していた武田寧氏のインタビューを通じて、ツェナワークスの代表作である『ボクと魔王』や『リトルマスター』シリーズなどが生まれるまでに迫ります。
会社設立のきっかけは、任天堂「ゲームボーイ」のゲームを作ろうとしたことだと答えた武田氏。ソフト販売会社社長の「会社組織じゃないと契約できない。君たち会社作ってよ」の言葉がきっかけになり、ツェナワークスを設立します。1990年に設立したツェナワークスは、それから現在までの間、20年以上続いていることになります。思い出に残っている作品の一つは、ゲームボーイ向けに1作目が発売された『リトルマスター』シリーズで、やりたいアイディアを一通り入れてみた結果、盛り沢山なシミュレーションRPGが生まれたと語っています。
そして、思い出に残っているもう一つの作品がPlayStation2ソフト『ボクと魔王』で、当時について「ツェナワークスとしては大変な時期でした」と答えています。これは、『ボクと魔王』を「3DO」の次世代機「Panasonic M2」向けに開発していたところ、ゲーム発売直前にM2が開発中止、その後、ソニー・コンピュータエンタテインメントからの打診によって初代PlayStation向けに開発を進めるものの、完成が迫る中、SCEから呼び出しがあり、「新機種のPlayStation2の発表があるから、そちらに差し替えて」といった紆余曲折があったからのようです。
手探り状態で開発した『ボクと魔王』は、SCEと一緒に作っていたことが面白く、刺激になったとのこと。また、最初にPlayStation2に触るプログラマの1人になれたとも語っています。インタビューでは、プログラミング言語HSPや基礎的な技術の重要性などにも触れています。武
田氏の子供時代から、代表作・仕事観まで知ることができるインタビューは、興味深いものです。気になる方は、DODA「ギークアカデミー」をチェックしてみてください。
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