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【海外ゲーマーの声】TVゲームのCMは購買意欲を掻き立てるか?

TVCMは様々な商品を紹介する上で大きなメディアのひとつですが、ゲーム作品もTVCMで頻繁に見られます。インターネットが普及するまでは、新作情報を取得する方法としてこのTVCMや雑誌などが発信する情報に頼るゲーマーも多かったかと思います。

ゲームビジネス 市場
TVCMは様々な商品を紹介する上で大きなメディアのひとつですが、ゲーム作品もTVCMで頻繁に見られます。インターネットが普及するまでは、新作情報を取得する方法としてこのTVCMや雑誌などが発信する情報に頼るゲーマーも多かったかと思います。

海外メディアGame InformerではそのTVゲームCMに着目し「TVゲームのコマーシャルは購買意欲を掻き立てるか?」といった質問を読者へ投げかけています。

最も多い解答は「No」。理由も多くの解答が共通しており「CMが流れている頃には、既に古い情報になっていることが多い」、「映画のようなトレイラーになっていて、実際のゲーム画面ではない映像が多く、買う気にはならない」とのこと。

確かに小誌も含め様々なゲームサイトが多い中、最新情報をキャッチする網を張っているゲーマーの皆さんにとっては「既に観たことがあるトレイラーだ」、「より詳しい映像が既にYouTubeなどに上がっている」となどといった感想が出てくるかと思います。

しかしながら一部の解答者の中には「既に情報は持っているが、CMによっては興奮させてくれるものもあり、購入に至ることもある」といった解答もあり、例えゲームサイトを常にチェックしているゲーマーであっても、買う意欲を高めるものではある、としている人も見受けられました。

日本国内では、昨年末に発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』のCMにスチャダラパーが出演。軽快な音楽と共に新規ファンを魅了していましたが、スチャダラパーは当時SFC『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のCMにも出演していたため、既存ファンを喜ばすCMにもなっていました。

このように新規ファンを取り込むためだけにCMを展開するだけでなく、既存ファンの購買意欲を上げるためのCMも増えることで、先述の海外ユーザーや皆さんの意見も変わってくるのではないでしょうか。
《半蔵》
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