Wii Uの売上不振などを理由に、経済アナリストからはiOSやAndroid向けにソフトをリリースすべきと意見も飛び出している任天堂。しかし当の任天堂は、自社タイトルをスマホ向けにリリースするつもりはないことを公言しています。とは言え、スマホなどのモバイルデバイス自体を拒否しているというわけではなく、「マーケティング媒体として活用する方法を常に考えている」と米国任天堂のレジー社長が海外メディア「CNET」のインタビューで明かしています。
Wii Uの売上は、発売から今日まであまり状態ではありません。また、Wiiの主なユーザーだったカジュアルゲーマーたちは、スマホやタブレットの手頃でより単純なゲームを楽しむようになりました。任天堂は、そのようなモバイルユーザーたちにどのような経験や楽しさの一片を見せれば3DSやWii Uに返ってくるのかを常に考えており、そしてそれがモバイルデバイスをマーケティング媒体として活用しようとする理由の一つであるようです。
さらにレジー社長は、「もしiOSやAndroidでマリオやポケモン、ゼルダのゲームが遊べてしまうと、Wii Uや3DSは不要になってしまい任天堂のハードウェアとサードパーティのソフトウェアビジネスに打撃を与えることになる」とコメント。排他的なコンテンツを作成し、それらのタイトルをプレイするために任天堂ハードを購入するというのが同社の総合的な財務モデルを保つことになると述べています。
すでに発売された『ピクミン3』や『ゼルダの伝説 風のタクト HD』に加え、『スーパーマリオ3Dワールド』や『ドンキーコング トロピカルフリーズ』、『マリオカート8』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』など、ホリデーシーズンから2014年にかけ多くのゲームがWii Uでリリースされます。このような絶え間ないソフトのリリースにより、任天堂はWii Uの売上を向上することができるとレジー社長は語っています。
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