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ニンテンドー2DS開封レポート ― プラスチック感のある本体には独自機能も搭載

10月12日に北米および欧州で発売されたニンテンドー2DS。その開封レポートをお伝えします。

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外箱
  • 外箱
  • 裏側
  • 内容物
  • 一緒に購入してきました
  • ニンテンドー2DS本体
  • ACアダプター
  • ゲームカートリッジ用スロット
  • 左側側面
10月12日に北米および欧州で発売されたニンテンドー2DS。その開封レポートをお伝えします。

ニンテンドー2DSはニンテンドー3DSから3D立体視機能を取り除いた、非折りたたみ式の新しい商品です。デザイン的にはちょうど3DSを広げた形に似ており、主な販売ターゲットは3DS立体視がまだ目に悪影響を及ぼす可能性がある幼い子ども。初めてビデオゲームに触れる年代のユーザー向けだと言われています。

そんな2DSを米国ニューヨークの任天堂公式ストア「Nintendo World Store」で発売日の10月12日に購入してきました。

その日は『ポケットモンスター X・Y』の発売日でもあったので、店内は大混雑。
2DSはレジの奧に置いてあり、台数には余裕があるようでした。なおこのショップでは、2DSに限らずゲーム機購入の際には、レジに直接伝える必要があります。


無事2DS本体とカバー、それに北米版ニンテンドーポイント35ドル分を購入!そして周りが『ポケモン』を求める中、ソフトはあえて『ソニック オールスターレーシング トランスフォームド 』をチョイス。


外箱はこんな感じのデザインです。


こちらは裏側。


中身は本体と説明書、ACアダプタなど。


ACアダプタのコンセント部分は日本と同じ形であるAタイプですが、インプットは120Vのみ。日本で使うなら日本版3DSのACアダプタを使用した方がよさそうです。

本体は3DSを広げたような形ですが、全体的に操作を行うコントローラー部分は3DSより上に配置されています。
また、スタートとセレクトボタンはニンテンドーDSと同じ位置にありました。
ABXYボタンの文字の部分は刻印されているだけなので、デザイン的にはいいのかもしれませんが、ぱっと見はどれがどのボタンかわかりにくい印象。しかしボタンの位置はどうせ身体で覚えてしまうので気にならなくなるのでしょうか。


ニンテンドー2DS本体。


3DS LLとの比較。


ゲームカートリッジを差し込むスロットは上側の側面についています。


ボリュームコントローラー。


SDカードスロット。


SDカードはサムスンのCLASS4で、4GBのものが入っていました。


裏側はいたってシンプル。3Dカメラ用のレンズが2つついているのは3DSと同じです。



タッチペンの場所は3DSと同じです。

そして2DSの独自機能として、電源ボタンの下にスリープ用のスライドバーが付いていました。
折りたたみ式ではない2DSは、3DSのように閉じてスリープモードに入ることができません。そこでこのスライドバーを右にずらすことでスリープモードに入ることができます。
スリープモードになっている間は、ボタンなどの操作も受け付けず画面も表示されません。


スライドバーは電源の下に。


右にスライドさせるとスリープモード。ここがオレンジ色になっているとスリープなので、わかりやすいです。



こちらは純正カバー。ジッパーで閉じることができ、中にはゲームカートリッジを3つ納めることができるポケットが付いています。

電源ボタンをオンにし一番最初に本体を起動すると、まずは「ニンテンドー3DS」のかわりに「ニンテンドー2DS」の文字が表示されます。


初期起動画面表示後は各種設定画面へ。


言語は英語以外にも、フランス語やスペイン語、ポルトガル語が選べるようになっています。


地域情報の設定は、アメリカ合衆国以外にも南米各国やカナダのほか、なぜかアラブ首長国連邦やイギリスの海外領土であるケイマン諸島なども選択可能。日本は入っていませんでした。
このあたりは全て北米と同じリージョンに属しているのでしょうか。

また、3DSと同じソフトが遊べ、3D立体視機能は使用できないという旨や、スリープモードへ移行する方法などもここで説明されます。

2DS本体では3D画像を表示できませんがカメラでは3Dでの撮影も可能。さらに『いつの間に交換日記』でも3Dペンが使えました。


『いつの間に交換日記』

おもしろいことに、各ソフトを起動した際に出る起動画面では「ニンテンドー3DS」との表示が。この辺は仕様を変更できないのかもしれません。


ゲーム起動前に表示される画面。

2DS自体はかなりプラスチック感のある本体で、普段3DS LLを愛用しているせいか手に持った印象は非常に軽く感じました。
わりと無骨な感じのデザインで、傷など気にせず使えそうなのは子ども向けということもあるのでしょうか。

気になる点はうっかりRおよびLボタンに手が触れてしまい意図せずカメラが起動してしまいがちなのと、ABXYボタンやアナログパッドの位置が3DSと異なるためか、ゲーム中手が疲れやすいと思った事。しかしこれは単なる慣れの問題である可能性も高そうです。

子ども向けであることはもちろん、日本では発売していないタイトルを遊んだり、充実している北米版ニンテンドーeショップのインディーズゲームなどを楽しみたいゲームファンには、2DSはちょうどいいチョイスと言えるかもしれません。

(C) Nintendo
《菜種》
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