人生にゲームをプラスするメディア

紺野秀樹氏がニンテンドー3DSへの意気込みを語る ― 「目が覚めると新コンテンツが届いている環境を作りたい」

「3DSのオンラインはコンビニエンスであって欲しい」と任天堂スタッフは語ります。

任天堂 DS
「3DSのオンラインはコンビニエンスであって欲しい」と任天堂スタッフは語ります。

『マリオカートWii』や『nintendogs』のプロデューサーを務めたことで知られる任天堂の紺野秀樹氏は、海外メディアのインタビューに対し「ニンテンドー3DS」に関して語っています。

「『ルイージマンション』の開発中に3D表示を可能にするパネルを取り付ける実験をしていましたね。当時3Dパネルは高コストでゲームの解像度は低く、十分な効果を発揮しませんでしたが、いつか技術が3D表示をサポートすることを願っていました」

「「ニンテンドー3DS」におけるキーポイントはメガネが要らないことにあります。映画館ではメガネをかけないといけないにも関わらずです。普通のマーケティングとプロモーション活動では扱いにくいと思いますし、「ニンテンドー3DS」の認知は口コミで広がっていくものだと考えています」

「ニンテンドー3DS」のオンラインはコンビニエンスなものであって欲しい、と紺野氏は語ります。

「朝、目が覚めて「ニンテンドー3DS」を開くと新しいコンテンツが既にダウンロードされていてあなたを待っている、そんな状況を作りたいんです。あなたが探しに行くのではなく、我々があなたに届けるような」「もしかすると、消費者が「ニンテンドー3DS」を開くと日々の新聞や購読している雑誌が既に届いているのを見つける日がくるかも知れません」

特に興味深いのは「ニンテンドー3DS」に「日々の新聞や購読している雑誌が既に届いている」という未来予想図でしょう。「ニンテンドー3DS」に新聞や雑誌の配信サービスが行われるという発表は現時点ではありませんが、もしも電子ブックリーダーとしての用途も想定されているとすれば、国産デバイスが対Kindle、iPadを視野に入れている(かも知れない)というわけで、実現するのであれば大きな意味を持つことになります。

紺野氏の発言はあくまで仮定の話ではあるのでしょうが、非常に面白いビジョンではあります。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

    「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

  2. 【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

    【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

  3. 『ポケモン』メタモンとミュウに意外な関係性? フジ博士の研究に隠された謎

    『ポケモン』メタモンとミュウに意外な関係性? フジ博士の研究に隠された謎

  4. 『あつまれ どうぶつの森』一晩全力で虫取り・魚釣りに挑んだら何ベル稼げるのか? 高額生物に絞って離島ツアーで大儲け!

  5. 『スーパーマリオメーカー2』小ネタ20選!知っていればコース作りやプレイがより楽しくなるかも

  6. 『桃鉄』ソロプレイ全物件制覇こそ、“おうち時間”を最高に楽しむエンドコンテンツ!ワンミスで資産が吹き飛ぶ地獄のサバイバル100年を生き延びろ

  7. ゲームキューブコントローラで遊ぶ『スマブラSP』のススメ─Joy-Conとはどう違う?

  8. 『スーパーマリオサンシャイン』大人になった今なら、あの「トラウマンタ」も余裕? そんな気持ちで挑む約20年ぶりのマンタ戦

  9. 『Fall Guys』でスピードランが大流行!?最難関ステージを舞台に“Guysくん”が駆け巡る

  10. 『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

アクセスランキングをもっと見る