「私たちは"新しい"ハードを2010年には想定していません(長く噂されているハイデフ版Wiiを除いて)。私たちは"次の"世代は2013年以前には始まらないだろうと予測しています」
Pachter氏はその理由として、サードパーティ各社はまだ膨大な投資をして現行機種に対応する技術を得て、それが成果として現れ始めた段階であることを指摘しています。「パブリッシャー達は新しいハードが登場することに抵抗するでしょう」
加えてPachter氏は仮に次世代機が登場しなくても今後5年間は6〜10%の市場の成長が可能という楽観的な見方を示していて、仮にそうだとすると、技術への投資が一段落していることから、これからの数年は大きな収穫期とすることができそうです。これは開発費の高騰から収益が悪化している多くのパブリッシャーにとって朗報です。
一方で、ユービーアイソフトは次世代機について2011年〜2012年の登場を予測するとして、既に技術的な投資を始めたことを明らかにしています。
ともかく今年、来年に家庭用ゲーム機の次世代機がないとすると、強く噂されるPSPの次世代機やいずれかのタイミングを伺っているであろうDSの後継機に注目が移りそうです。PSP 2に関してはE3で発表があるという見方もあり、目が離せません。
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