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NPD、1月の米国売上を発表―不景気の影響を感じさせない結果

米国の調査会社NPDグループが13日発表した2009年1月の米国ゲームハート及びソフトウェアの販売動向は、景気後退による落ち込みが心配されましたが、市場規模で13億3000万ドル(約1200億円)となり、昨年同期と比べて13パーセント増と、「不景気に強いゲーム業界」を印象付ける好結果となりました。

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米国の調査会社NPDグループが13日発表した2009年1月の米国ゲームハート及びソフトウェアの販売動向は、景気後退による落ち込みが心配されましたが、市場規模で13億3000万ドル(約1200億円)となり、昨年同期と比べて13パーセント増と、「不景気に強いゲーム業界」を印象付ける好結果となりました。

ゲームハード単体では4億4540万ドル(アクセサリを含む)となり、機種別では依然として任天堂が牽引しました。Wiiが67万9200台、ニンテンドーDSが51万0800台と最大の商戦期であるホリデーシーズンを超えても好調に推移しています。Xbox360は30万9000台、PLAYSTATION3は20万3200台でした。

ソフトではトップは『Wii Fit』で77万7000本、2位は『はじめてのWii』で41万5000本、3位は『マリオカートWii』で29万2000本と上位3位まで任天堂が独占、続いて『Left 4 Dead』(EA)、『Call of Duty: World at War』(アクティビジョン)という顔ぶれでした。任天堂は下位でも『Newスーパーマリオブラザーズ』(7位/13万5000本)、『マリオカートDS』(8位/13万2000本)と独り勝ち状態でした。

「1月の業界の成長を支えた任天堂の成績は、引き続きゲーム市場を拡大するという我々の使命を後押しするものになります。私達は新旧問わず多くのゲームユーザーが任天堂製品で新しいエンターテイメントを楽しむことにとても興奮しています」と任天堂オブアメリカのCammie Dunaway上級副社長マーケティングはコメントしています。
《土本学》
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