・任天堂の今後の戦略について
・来年の第1四半期について
・質疑応答
Reggie氏はまず任天堂の戦略について、愛読しているという2つの本の紹介から始めます。「ブルーオーシャン戦略」と「イノベーションのジレンマ」の2冊で、前者は競争が加熱している市場(レッドオーシャン)ではなく自分しか居なく前途洋洋と広がっているブルーオーシャンを進む為の方策を述べたもので、後者は強力な優良企業ほどイノベーションによって破壊されざるを得ないというジレンマを述べたものです。
この戦略を取った会社としてReggie氏が挙げたのはアップルのiPodとiTunes(ソニーが良いウォークマンを作ろうとばかりしていたらMP3プレイヤーが出てきて市場を席巻されたとチクリ)、そして航空会社のノースウエストです。ノースウエストは他の航空会社との競争ではなく「バスや車に勝つ」としてコスト削減や業務改善に努めました。
次は最近の売上について触れます。Reggie氏は縮小していた日本のゲーム市場が今年は上昇しそうな要因として『Nintendogs』・『脳を鍛えるDSトレーニング』といったDSの主要タイトルを挙げました。そしてこれは日本だけの特殊事情ではなく、米国でも2003-2004年は減少しているというデータを示します。また昨年からは米国市場の拡大を支えていた10代のゲーマーのプレイ時間が減少しつつあるそうです。
Reggie氏は『Nintendogs』を2つの書籍が示すような市場を破壊する力のあるゲームだったと述べました。それによれば全世界で売れた800万台のハードに対して売上は200万台にも達していて、DS保有者に対する普及割合は24パーセントにもなります。
続いては、第1四半期のラインナップや「ニンテンドーWi-Fiコネクション」の開始、ファミコンカラーのゲームボーイミクロを11月28日に発売すること、『脳を鍛える』『あたま塾』を米国でも発売することなどが明らかにされました。ここでは特に新しい情報はありませんでした。
最後はレボリューションです。Reggie氏はTGSでの紹介映像を流した上で「可能性について話せば、懐中電灯と武器を持ち変えるサバイバルホラーなど、とても挑発的です。また剣と盾を持つゼルダゲームを想像してみてください。操作に本当に反応してくれるレースゲームなどもかなり挑発的です」としました。また日本の開発者のみでなくEAやユービーアイ、アクティビジョンなども「凄い。作品に新たな命を吹き込めるハードだ」と良好な反応を示しているそうです。
また「私達は非常に強力なサードパーティサポートを得るでしょう。既にレボリューションのコントローラーを生かした独占タイトルについての話し合いもしています。また、ひたむきにゲームを楽しむハードですから、2006年に発売される他のどのハードよりもはるかに手ごろな価格になるでしょう」ともしました。
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