米調査会社のニールセンは「誰がE3でゲーマーのハートを勝ち取ったか」というタイトルで消費者購買関心についての推測を発表しています。日本のユーザーにも興味のある内容ではないでしょうか? 6月7日〜6月14日における結果は以下の通りです。 ■ニールセンによる調査結果(タイトル:1 Week post-E3 (June 7-June 14)) 『Halo 3:ODST』:53% 『God of War III』:49% 『Wii Sports Resort』:45% 『Guitar Hero 5』:42% 『Final Fantasy XIII』:37% 『Madden 2010』:35% 『Guitar Hero:Van Halen』:34% 『Assassins Creed 2』:32% 『Need for Speed:Shift』:32% 『Need for Speed:Nitro』:32% 『NCAA Football 10』:32% 『Beatles Rock Band』:30% 30%以上の消費者購買関心を得たとされるゲームは12タイトルで、いかにも海外のコアゲーマーが好みそうなラインナップ。据え置き各機種の期待作が3トップとなっているのが特徴的です。 日本ゲームは『Wii Sports Resort』『ファイナルファンタジーXIII』の2本で、それぞれ3位、5位と健闘。 『ニード・フォー・スピード』『ギターヒーロー』シリーズはそれぞれ2本がランクイン。音楽ゲームというくくりで見るなら『Guitar Hero 5』『Guitar Hero:Van Halen』『Beatles Rock Band』の3本となり、ランキングの1/4を占めている形。海外での音楽ゲームの強さがよく分かります。 ニールセンはE3関連で、オンラインにおいて話題になった(オンラインバズが多かった)ゲームもリストアップしています。 ■ニールセンによる調査結果(タイトル:% of E3 Buzz) 『New Super Mario Bros Wii』4.60% 『Final Fantasy XIV』:4.30% 『Metroid:Other M』:3.80% 『New Zelda Wii』:3.60% 『Unchartered 2』:3.40% 『God of War III』:3.10% 『Gran Turismo 5』:3.10% 『MAG』:1.90% 『Super Mario Galaxy 2』:1.90% 『Wii Sports Resort』:1.50% こちらは任天堂関連が10タイトル中5タイトルを占めています。『New スーパーマリオブラザーズWii』が僅差でトップ。『New Zelda Wii(新作Wii用ゼルダ)』は正式な題名すら不明の状態で4位にランクインしており、世界的な関心の高さが伺えます。 ニールセンによると、任天堂、ソニー、マイクロソフトの記者会見はどこが完勝したという訳ではなく、Wii、プレイステーション3、Xbox360のオンラインバズは伯仲していたとのことです。
《水口真》
この記事が気に入ったらフォローしよう
インサイドの最新の話題をお届けします