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京都銀行、任天堂株の売却は考えず、配当を原資に貸し出し強化へ

Bloombergによれば、任天堂の第2位株主である京都銀行の柏原康夫頭取は、任天堂株の配当収入が年間数百億円規模に上っていることを受けて、これを原資に貸し出しを強化していく方針を明らかにしたということです。また、株式の売却などは考えていないとコメントしています。

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Bloombergによれば、任天堂の第2位株主である京都銀行の柏原康夫頭取は、任天堂株の配当収入が年間数百億円規模に上っていることを受けて、これを原資に貸し出しを強化していく方針を明らかにしたということです。また、株式の売却などは考えていないとコメントしています。

任天堂の年間配当は2004年度は150円でしたが、2007年度には1190円と約8倍となり、発行済み株式の4.5%を保有する京都銀行には約75億円が支払われる計算です。京都銀行は任天堂以外にも、ロームや京セラ、村田製作所など京都の大手企業の株を多数保有していて、それらの配当や含み益も大きくなっているようです。

記事によれば京都銀行が最初に任天堂に投資したのは1961年だとのこと。花札を主力で売っていた時代からの付き合いで、京都銀行の保有する任天堂株式の評価は20日の終値換算で約3200億円となっています。
《土本学》
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