発表によれば、セタは本来であれば翌期に計上すべき売上高を前倒しで計上する不適切な会計処理を行い、有価証券報告書を訂正しています。この訂正について、同期の経常利益の過半近くが取り消され、さらに売上高や純損益等に関しても多額の訂正がなされ、投資者の投資判断を大きく誤らせるものであったと判断したということです。
また、この会計処理について代表取締役社長も積極的に関与するもので、「投資者の証券市場に対する信頼を著しく毀損するものであり、その影響は重大であると認められる」としています。
セタは1985年に現在アルゼの社長を務める富士本淳氏が設立したゲームメーカー。『森田将棋』『スーパーリアル麻雀』などが代表作でした。90年代まで多数のゲームをリリースしていましたが、経営が悪化、1999年にアルゼの子会社となりました。現在はアミューズメント施設のホール関連機器のメーカーとして業務を行っています。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【TGS 2012】IGDA日本がCEDECに引き続き、TGSでもスカラーシップを開催
-
『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸
-
USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する
-
任天堂、ロゴを変更?
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン
-
『ミニファミコン 週刊少年ジャンプバージョン』発売2日間で11.1万台販売
-
プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く
-
久多良木健氏、サイバーアイ・エンタテインメントを設立して活動再開
-
閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続