人生にゲームをプラスするメディア

学術団体AIASが久多良木健氏に生涯功労賞―プレイステーションの父

米国の学術団体、インタラクティブ芸術科学アカデミー(AIAS / The Academy of Interactive Arts & Sciences)は、元ソニー・コンピューター・エンターテイメントの久多良木健氏に生涯功労賞を授与すると発表しました。授賞式は来年2月7日にD.I.C.E.サミット2008に合わせて開催される、Interactive Achievement Awardsに合わせて実施されます。

ソニー PS3
米国の学術団体、インタラクティブ芸術科学アカデミー(AIAS / The Academy of Interactive Arts & Sciences)は、元ソニー・コンピューター・エンターテイメントの久多良木健氏に生涯功労賞を授与すると発表しました。授賞式は来年2月7日にD.I.C.E.サミット2008に合わせて開催される、Interactive Achievement Awardsに合わせて実施されます。

「久多良木健の情熱、革新的な考え、ビジネスの経験は、留まる事の無い変化を巻き起こしました。もし彼がプレイステーションの最初のコンセプトを生み出さなければ今日の何億ドルのこの市場は全く異なるものであったでしょう。彼の行動は明らかにデベロッパー、パブリッシャー、そして消費者の現在を形作りました」とAIAS代表のJoseph Olin氏は述べています。

「プレイステーションの父」と呼ばれる久多良木氏は1975年にソニーに入社、技術者として任天堂とゲーム機開発に携わった後、1994年にプレイステーションを立ち上げ、大きな成功に導きました。プレイステーション2も成功させ、一時はソニー本体の役員も兼ねましたが、プレイステーション3の立ち上げの失敗などで退任、現在はSCE名誉会長を務めます。

AIASの生涯功労賞は今年は、任天堂オブアメリカの創業者で米国でのゲームビジネスの発展に大きく寄与した荒川實氏と、任天堂オブアメリカの会長を務め荒川氏の二人三脚で米国ビジネスを拡大させてきた、現マリナーズCEO、ハワード・リンカーン氏に授与されています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

    PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  2. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

    『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  3. 『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート

    『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート

  4. 【特集】「不思議の国のアリス」が題材のゲームまとめ…可愛くも不気味な作品の数々

  5. 『FF7 リメイク』ミッドガル&壱番魔晄炉はどう変わった? 体験版でその変貌ぶりをチェック

  6. 「全FF大投票」で異例の躍進を遂げたエメトセルクって誰?『FF14』の“新参者”が歴代キャラを超えて「キャラクター部門」6位になった背景を探る

  7. 『バイオハザード ヴィレッジ』の隠し武器はトンデモだらけ!これらヤバい武器の魅力を語らせてくれ【ネタバレ注意】【UPDATE】

  8. なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

  9. 『バイオハザード RE:2』高難易度DLC「THE GHOST SURVIVORS」で生還するための12のコツ

  10. あの医者は「NAVITIME」がモデルだった!『MGSV』のネットミーム「いいですか、落ち着いて聞いてください」に小島監督が反応

アクセスランキングをもっと見る