
CygamesがSteamにて配信中の海外版『ウマ娘 プリティダービー(Umamusume: Pretty Derby)』にて、プレイヤー数が好調な推移を見せています。
Steam海外版『ウマ娘』じわじわプレイヤー数が増え続ける
本作は、2025年6月26日にSteam(およびiOS/Android)向けに配信がスタートした海外版『ウマ娘』。同日にリリースされたSteam国内版とは異なるソフトとして提供されており、非公式データベースSteamDBにおけるプレイヤー数も個別に記録されています。
6月26日の配信直後には2万5,000人を超える同時プレイヤー数を記録した本作ですが、翌日にはやや減少し2万人前後に。しかし、SNS等で海外ユーザーの口コミが広まっているおかげか、その後同時プレイヤー数はじわじわと増加していき、7月3日には28,784人を記録しています。
Xでは海外ユーザーの投稿に国内外から注目集まる
海外ユーザーの熱狂はXなどを通して日本にも伝わってきています。Twitch配信者のPeterさんは、プレイ中に本格的なレース実況を行っている映像をXに投稿し、6万を超える“いいね”を集めました。
また、この映像には国内外の『ウマ娘』ファンや、これを見て本作に興味を持ったという海外Xユーザーから多数のコメントが寄せられています。
『ウマ娘』をインストールしようとして『うまのプリンスさま(my horse Prince)』に遭遇し、困惑する海外ユーザーも現れています。
また、海外ユーザーの間で特に注目を集めているのは「ハルウララ」である様子です。
前向きに努力するハルウララに感動し、何とか勝利を掴もうと奮闘する海外ユーザーは後を絶たず、これをきっかけに現実のハルウララについて調べてみたというユーザーも現れています。
日本の競馬シーンという海外ユーザーからしてみれば馴染みが無いどころか、何も知らなくても不思議ではないコンテンツが元ネタの作品ですが、海外ユーザーの心もガッチリと掴んでいる様子。
日本で『ウマ娘』から競馬に興味を持つ流れが見られたように、海外ユーザーが日本の競馬に興味を持つきっかけとなりうるのでしょうか。

ほとんどの作品が海外未発売のコーエーテクモの日本競馬界シム『ウイニングポスト』シリーズが海外展開するなどの動きがあれば、その動向なども含めて、海外で『ウマ娘』が注目されているだけに過ぎないのか。はたまた、そこから日本競馬自体の注目が高まっているのかがはっきりするのかもしれません。
国内版『ウマ娘 プリティダービー』は、PC(Steam/DMM)/iOS/Androidにて基本プレイ無料で配信中です。