人生にゲームをプラスするメディア

「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A

音が響いて繋がって、道は広がっていく。

配信者 インタビュー
「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A
  • 「それぞれの道を行く」からこそ、協力ではなく競い合う―『バンドリ!アワーノーツ』プレゼン、Q&A

2026年9月24日に配信を予定しているスマートフォン向け新作『バンドリ!アワーノーツ』(以下、アワーノーツ)。そのメディア向け先行試遊会にて、本作の全体像についてのプレゼンテーションと質疑応答が行われました。

本記事では、そこで語られた内容を整理してお届けします。リズムゲームの手触りについては別途プレイレポートをお届けしているので、そちらもあわせてご覧ください。

なお、以下は説明会時点での情報であり、開発中のため正式版では仕様が変更される可能性があります。

◆グローバル同時配信、事前登録170万人

本作は、ブシロードが企画・監修、フロムトーキョーが開発・運営を手掛けるスマートフォン向けタイトル。ジャンルは「撃奏リズム×アドベンチャー」で、対応OSはiOS/Androidです。

この「撃奏」という耳慣れない言葉は、本作の特徴である5人での対戦型リズムゲームを新しい遊び方として定義し、そのモードに与えられた名称です。つまりタイトルのジャンル表記そのものが、本作の新機軸を示しているということ。

配信は2026年9月24日にグローバル同時で行われ、グローバルのパブリッシャーはbilibiliが担当。対応言語は日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語で、基本プレイ無料+アイテム課金という形式です。

説明会時点での事前登録者数はグローバルで170万人を突破。中国をはじめ海外でも人気のあるIPであるバンドリ!の新作として、いい形でスタートを切れたら、と語られていました。

◆アニメ発の3バンドと、本作初登場の2バンド

本作に登場するのは、5バンド25人の「メンバー」たち。

TVアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』のMyGO!!!!!、『BanG Dream! Ave Mujica』のAve Mujica、そして現在放映中の『バンドリ! ゆめ∞みた』の夢限大みゅーたいぷというアニメ発の3バンドに、本作初登場となる2バンドを加えた構成です。

MyGO!!!!!とAve Mujicaについては、物語の中で中学生時代からの繋がりがあり、いろいろあったメンバーたちがそれぞれ作ったバンドという関係。そのあたりの物語もゲーム内で描かれるとのこと。

夢限大みゅーたいぷについては、説明会で公開されたビジュアルが初公開のもので、アニメ第13話で着用するステージ衣装仕様。これがゲーム内の初期衣装として実装されるそうです。

本作のコンセプトとして繰り返し語られたのが、「それぞれのバンドがそれぞれの道を行く」という点。『ガルパ』で愛されてきた魅力的なキャラクター表現と「知ってる曲でみんなで遊べる」楽しさはそのままに、シナリオでは『It's MyGO!!!!!』以降のキャラクターの描き方をより深く追求し、深いドラマ性とリアルな人間関係の描写に重点を置いているといいます。

そしてこの世界観が、後述するリズムゲームの設計にも直結していきます。

◆「millsage」―白く柔らかな表層に、重いものを内包する

本作から登場する新バンドの一つが「millsage(ミルサージュ)」。キャッチコピーは「両手いっぱいの幸せを、あなたに。」です。

Key.&Vo.の汐見蛍による天才的な歌唱と演奏を主軸としたバンドで、蛍と他の4人との出会いから、結成の物語がゼロから描かれます。

世界観のキーワードは「明るい闇」。白を基調にした衣装や「幸せ」「ハッピーエンド」といった言葉を意識的に使い、表向きは柔らかく綺麗な要素で表現しつつ、その内側に息苦しく重たいものをくるんでいるとのこと。

シナリオについては、「令和のコンテンツとして主流になりつつある『わかりやすいキャラクター』『ストレスのないストーリー展開』とは全体的に逆行している」と説明されました。メンバーの思想は時に矛盾し、選択や行動も間違えることが多い。しかしそれは現実の10代の少女として考えれば当たり前のことであり、そんな未熟で不器用な彼女たちと一緒に、答えを定義することが難しい問題をプレイヤーにも考えてもらえたら、という狙いだそうです。

注目してほしいポイントとして挙げられたのは、「人生の主人公になる(自分の価値を信じる)」ことがより難しくなった今の世の中で、「何者かになりたい」という気持ちを抱くことを恐れないでほしい、という願い。「苛烈な閃光でも、宵闇の中の蛍でも。これを読んだあなただけの光が見つかりますように」という言葉が添えられていました。

キャラクターデザインについては、既に3バンドが存在し、他にも同種のコンテンツが多くリリースされている中で「新しく、覚えてもらえる、印象に残る」ことを伝えるのがデザインの役割だという前提のもと、白さと黒いアクセント、色と雰囲気だけで「綺麗だけど不穏そうだな」と感じてもらえるように設計した、と語られました。

◆「一家Dumb Rock!」―血縁だけではない家族のかたち

もう一つの新バンドが「一家Dumb Rock!(いっかだんらん)」。キャッチコピーは「始めようか、マイ・ファミリー!」です。

生活の苦難を爆音でかき消すファンキー&グルーヴィーなサウンドが特徴で、ツインボーカル編成。縁あって一つの学生寮に集まったメンバーたちがバンドを結成し、共に生活していく、という設定になっています。

『バンドリ!』内のガールズバンドでは初の共同生活をするバンド。生まれ育った家庭環境に何かしらの問題を抱える子たちが安心して暮らせる居場所を築いていく『ファミリー』を、パワフル&コミカルに振り切って描くことがコンセプトです。

シナリオの特色は、「とにかく明るく元気で楽しそう!」というコミカルな全体イメージを大切にしつつも、メンバー個々の人格形成に関わる家族の描写は真摯に厚く描いているという点。また、個人主義が強まる現代に逆行するように、人との繋がりや愛情を茶化さずストレートに表現することも意識しているそうです。

「こんな共同生活、絶対大変そう! でも自分もちょっと混ざってみたいな」と思ってもらえたら、という言葉が印象的でした。『家族』には本当に様々な形があり、どういう家族が良い悪いではなく、自分にとっての正解の形を見つけることができたら「人生は最高」になるかもしれない――彼女たちがそうなれるよう奮闘する話だといいます。

初期実装のバンドストーリーでは、他人だった5人が家族になっていく過程の、まさに最初の一歩・二歩が描かれるとのことです。

キャラクターデザイン面では、25人の中で埋もれない5バンド目でありながら、それでもこの25人の中にいていいと思えるバランスを探ったとのこと。結果的にバラバラな5人ながら、並んだ時になんとなく統一感が出るよう、モチーフを微妙に揃えるといった工夫がなされているそうです。

◆楽器とサウンド―各ブランドと正式契約

本作では楽器にも設定としてのこだわりが入っています。

『ガルパ』ではモデルにした楽器はありつつ、少しずつ形や色を変えて「あくまでゲームの中に出てくるバンド」という形でデザインしていたのに対し、本作では最初から各楽器メーカー・ブランドと契約。ブシロードミュージック内には各バンドの音楽プロデューサーがそれぞれおり、そのバンドの音楽ジャンルに合わせたメーカーと組んでいるという話でした。

◆リズムゲーム―「撃奏」という答えに辿り着くまで

リズムゲームの表示はLive2Dモード/MVモード/軽量モードの3種類。

軽量モードは、リズムゲームに集中したい人やいわゆる音ゲーマーが遊びやすいことを追求した軽い手触りのモード。MVモードは世界観に浸れるモードとして実装されています。

そして今回力を入れているのがLive2Dモード。「これは何の技術で作っているんだろう、3Dなのか2Dなのか」と迷うほど滑らかに動くLive2Dを目指し、各キャラクターおよび実演キャストの弾き方やパフォーマンスを参考にモデリングから作り込んだといいます。ステージのセットも実際のバンドリ!のライブ構成を参考に、トラスの組み方、照明、スピーカーの配置まで再現。VJ映像は実際にバンドのライブでVJ映像を制作しているチームが担当しており、各バンドの楽曲のトーンに合わせた映像がステージ上で流れます。「バンドリ!のライブに実際に行ったかのような体験」がコンセプトです。

そして新機軸が「撃奏」。ライブ中に発生する「撃奏区間」で、以下の3モードによって競い合います。

  • COMBO撃奏:コンボ数の多さで競う

  • LUCK撃奏:プレイに応じて溜まるゲージで抽選が発生し、獲得ポイントの多さで競う

  • JUST撃奏:正確さで競う。本作の判定はPERFECT/GREAT/GOOD/BAD/MISSの5種類だが、そのPERFECTのさらに上に「JUST」判定が存在し、区間中のJUST数を競う

対戦型リズムゲームに向き合った際、純粋なプレイスキル勝負にする案や、もっとパーティー寄りにする案など様々な方向性が検討されたそうですが、「キャラクターを育て、メンバーを育て、バンドを育てた先に競う」という戦い方を考えた結果、辿り着いた一つの答えがこの形だったとのこと。

なお、この形に至るまでにほぼ完成していたゲームシステムを2回くつがえし、3回目で現在の形になったという裏話も明かされました。

また、「あくまでリズムゲームであること」を大事にする方針から、オートモードではなく「アシストモード」を搭載。腕前に合わせて補助の強度を変え、遊ぶうちに上達してもらうことを狙った機能です。フリック操作はタップしたままでもOKになるなど、間口を広げる工夫が入っています。開発陣からは「音ゲーのオートモードは見ているだけになりがちで、遊びとしてどうなのかという思いがあった」という率直な言葉もありました。

通常のノーツ判定についても、触りやすく気持ちよく取れるよう調整。直感的にプレイして、それがしっかりフィードバックとして返ってくる体験を心がけて作られているそうです。

◆シナリオ―全100話・約24時間、そして「再生時間表示」という判断

シナリオ面では、まず全キャラクターフルボイスという点が挙げられました。

リリース時点で全バンド20話ずつ、全100話・総再生時間約24時間(AUTO使用時)という大ボリューム。派生するストーリーまで含めると、さらに厚みが増します。全ストーリー数は累計284話が実装されるとのこと。

シネマティックストーリーパートとしての演出面も進化しており、キャラクターが表情豊かに動き、話しているキャラクターにカメラが寄ったり、画面に奥行きの表現が加わったりと表現の幅が広がっています。アニメシーンは5バンドすべてのバンドストーリーに実装され、TVアニメでおなじみのシーンに加え、本作のために新規制作されたアニメシーンも多数収録されています。

ストーリーの種類は3つ。

バンドストーリーは各バンドの主軸。アニメ発の3バンドはアニメで語られた物語をベースにゲームならではの視点で楽しめ、完全新規アニメーション付きの『エクストラストーリー』としてアニメの続編が用意されています。ゲーム発の2バンドはゼロから物語が展開。各バンドストーリーの続編は、毎月3回、各バンドをローテーションして開催されるイベントストーリーで描かれていきます。

アナザーストーリーは、バンドストーリーやイベントストーリーで描かれなかった裏側、前日譚、後日譚、メンバー視点での心情などを描くもの。「メインの話の裏でこんなことを思っていたんだ」「実はこんなことが起きていたのか」という発見を与えるサイドメニュー的な位置づけです。

絆ストーリーは、メンバー同士・ふたりの関係性に焦点を当てたもの。「この子、この子と2人きりだとこういう感じなんだ」というメンバー個人の多面的な表情を見せることを意識しているとのことでした。

そして各話には再生時間が表示され、さらに途中で読むのを中断しても続きから読み直せる中断機能が実装されています。この判断の背景については、後述のQ&Aで語られました。

◆イマーシブホームとスタジオ練習

シナリオを読み進めることで解放されていくのが、本作のホーム画面「イマーシブホーム」です。

各バンドが集まっている場所、屋上、家の中、スタジオといった空間での関係性を描いたもので、滑らかなアニメーションで動きが伝わってきます。また、それぞれのメンバーをタップすると、どういった話をしているのかがボイスで分かる仕掛けも。

狙いは「これまで切り取りにくかった、決めの瞬間じゃない瞬間」――つまり日常を描くこと。そこにもバンドリ!やキャラクターの魅力があるという考えから、長く触れるホーム画面に置くことにしたそうです。シナリオの展開に合わせて解放される内容が変わっていくため、「こういうバンドストーリーの展開だから、こういうシーンが解放されているんだ」と分かる作りになっています。初期は全36シーンを実装し、今後もイベント等で追加していく方針とのこと。

もう一つが「スタジオ練習」。ゲームをプレイしていない間に報酬がたまる放置機能で、全5バンドそれぞれに練習スタジオが登場します。バンド毎に練習レベルが存在し、レベルが上がると報酬量がアップ。練習レベルは報酬獲得時に得られる練習EXPを貯めることで上昇します。

ここではライブで使われている演奏モーションのLive2Dを各バンド・各メンバーごとに見ることができます。「リズムゲームは集中して遊ぶもので、1回のプレイで長く遊べるタイトルではないし、プレイできる環境も限られる。仕事や授業を終えた後に来訪する動機になれば」という狙いが語られました。

◆キービジュアルに込めたもの

リリースに合わせて新規公開されたキービジュアルについても解説がありました。

「なぜこんな空間にいるんだ、と思うかもしれないが、一つの空間にいるということを表現したかった」とのこと。仲良しというよりは、それぞれ別の方向を向いているけれども、前へ進みたいという動機は芯の部分で同じ――そんなことが伝わるようにと制作されたそうです。

まさに本作のコンセプトを一枚に落とし込んだビジュアルと言えるでしょう。

◆Q&A

説明会後に行われた質疑応答の内容を、整理してお届けします。今回壇上に上がったのはバンドリ!プロジェクト総合プロデューサー・根本氏(画像1枚目左)、株式会社フロムトーキョー代表・森川氏(画像1枚目右)、開発ディレクターの橋本氏(画像2枚目左)、アートディレクター/キャラクターデザイナーの信澤氏(画像2枚目右)の4名でした。どの方も非常に熱量高く質問に回答して頂きました。

――5つのバンドがそれぞれの方向に向かって進む、というお話がありました。今後イベントやストーリーが追加されていく中で、バンドごとの絡み合い、メンバー同士が交じり合うようなストーリーは少なくなるという認識でしょうか。

森川氏:おっしゃっていただいた通り、特に初期リリースからリリース直後に関しては、それぞれのバンドのそれぞれの物語に注目していただきたいという理由から、基本的には各バンドそれぞれのイベントストーリーを実装していく形で運営しようと考えています。

ただ、MyGO!!!!!とAve Mujicaの2バンドに関しては、例えば同じ学校の同じクラスだったりするので、バンドストーリーの中ではないのですが、一部のストーリーの中でメンバーたちが交流している姿が描かれます。ストーリー上、無理のない展開の範囲内で入れていければと思っており、そこは初期リリースにも入っていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

――『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』という長く続いているタイトルが既に存在する中で、あえて『アワーノーツ』を別タイトルとして立ち上げた、一番大きな理由をお聞かせください。

根本氏:基本的には、バンドをたくさん追加していくことで各バンドのシナリオの更新頻度が減っていく、というところに限界を感じていたというのが一番の理由になります。

ガルパは現行の7バンドで運用を続けていきますが、MyGO!!!!!とAve Mujicaに関しては『アワーノーツ』で続けていく形にしています。基本的にプレイアブルで活動するキャラクターに関しては、2つのアプリで分けて並行運用していくという考えです。

――ストーリーに再生時間が表示されるのは良い仕組みだと感じました。あのあたりの狙いをお聞かせください。

森川氏:今回、社内でもいろいろと議論がありました。「話が長すぎるのではないか」「この時代に合っていないのではないか」といった意見もあったのですが、ちょうどいい話の区切り方で、それぞれのバンドストーリーの読み応えや読み心地が変わらないように提供したいという意図があり、ある程度長くなることはやむなしということで開発を進めておりました。

そのうえで、どれくらい長いのかを最初にお伝えしたほうがいいだろう、ある程度覚悟を持って読んでいただきたい、というところから、あの時間表示をすることにしました。

ただ、それだけでは不十分だと考えていましたので、中断および復帰する機能をストーリーの中に入れさせていただいています。限られた時間で触れていただくことになると思いますので、読める時に読んでいただけるよう、できるだけ寄り添おうと考えました。とはいえ、一つ一つのボリュームはしっかり出したい。その両立を目指した実装です。

――「撃奏ライブ」という特殊な区間をシステムとして盛り込んだ狙い、また特に楽しんでほしいところをお聞かせください。

橋本氏:狙いは大きく2点あります。

1点目は、メンバーが持っているパラメータやスキル、お客様が時間をかけて育ててくれたものが、ライブの評価として出せるような形にすること。新しくスキルを発動できる場所を追加している、という点です。

2点目は、パーティーとしてみんなで楽しく遊んでもらいつつ、その中での競り合いの要素もしっかり意識していただきたい、というところです。従来のリズムゲームだと、どうしても一度ノーツをミスしてしまうと追いつけなくなってしまったり、開始から終わりまでずっと右肩上がりで進むだけになりがちなのですが、撃奏を入れることで山場がしっかりできる形になっています。

「最初は4位だったけれど、1回目の撃奏で勝てたから劇的に逆転できた」「最後の撃奏で勝てたから5位から1位に逆転できた」といったように、より競い合う中での熱を感じてもらいやすくなる。そうした意図を込めて入れたのが、今回の撃奏の要素です。

――新バンドの音楽ジャンルの選定について、どのような議論や理由があったのでしょうか。

根本氏:まずジャンルで言うと、今までのバンドと被らないジャンルであること。ここまで出てきたバンドが多くなってきたので、そこから探っていかなければいけないというのが、まず一つあります。

そのうえで、ブシロードミュージックの中にバンドプロデューサーがそれぞれおり、各プロデューサーがバンドのシナリオを見たうえで「こういう音楽ジャンルがいいんじゃないか」と提案し、作家と一緒に詰めていくという流れになります。

方向性としては、millsageはマスロックやプログレッシブ系、一家Dumb Rock!はファンクやスカといったあたりに向かっていったと捉えています。バンドプロデューサーの好みが反映される部分も、正直かなり大きいですね。長く付き合っていく中で、ジャンルにもその好みがきちんと反映されていきます。

ただ、コアな方向に寄りすぎると耳触りの良くないものになる可能性があるので、メロディをしっかり意識しながら、耳触りの良いものに一般化していくことは意識しています。また、一つのジャンルにこだわりすぎるのも良くないので、1バンドあたり2~3ジャンルくらいの幅を持たせるようにしています。


以上、レポートをお送りしました。筆者がこの説明を聞いて、「それぞれの道を行く」という言葉がとにかく印象に残りました。長く続いているシリーズだからこそ、新たな道を模索し、音で繋がり合い、その上で全く違う魅力を出していきたい。これからも『バンドリ !』というシリーズをずっとずっと育てていきたい、そんな熱を感じたセッションでした。

『バンドリ!アワーノーツ』は2026年9月24日配信予定です。

基本情報

  • タイトル:BanG Dream! Our Notes(バンドリ!アワーノーツ/略称:アワーノーツ)

  • ジャンル:撃奏リズム×アドベンチャー

  • 対応機種:iOS/Android

  • プレイ人数:1~5人

  • 配信日:2026年9月24日

  • レーティング:App Store:9+ Google Play:全ユーザー対象

  • 公式サイト:https://bang-dream-on.bushimo.jp/

  • 公式X:https://x.com/bang_dream_on

©BanG Dream! Project ©FROMTOKYO ©bushiroad

ピースフル・ピーシーズ! - 一家Dumb Rock!
¥1,650
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
鳴らす - millsage
¥1,650
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《げーまー哲》

焼きうどんが大好きなVtuberライター げーまー哲

2020年7月からVtuber活動開始。 普段はTRPGや音楽ゲームの配信を中心に活動。 それと同時にライター・ゲーム開発・同人活動を並行するマルチプレイヤー。 焼きうどんが大好きで、月の昼食の2/3は焼きうどんしか食べない。 世に出たゲームハードを多数所持しており、いずれ全てのゲームハードを所有するのが夢。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

特集

配信者 アクセスランキング

  1. ホロライブの新作ガシャポン「フェアリースイング2」が9月第3週発売!妖精になった「星街すいせい」「宝鐘マリン」たち5人のスイングマスコット

    ホロライブの新作ガシャポン「フェアリースイング2」が9月第3週発売!妖精になった「星街すいせい」「宝鐘マリン」たち5人のスイングマスコット

  2. このシルエットは誰かわかる?「ホロライブ」×「REALFORCE」コラボが9月17日発表

    このシルエットは誰かわかる?「ホロライブ」×「REALFORCE」コラボが9月17日発表

  3. ホロライブ・ときのそら、宝鐘マリンら11名がバスガイドに!全国5都市でポップアップ開催決定、地域限定商品の販売やスペシャルコンテンツも

    ホロライブ・ときのそら、宝鐘マリンら11名がバスガイドに!全国5都市でポップアップ開催決定、地域限定商品の販売やスペシャルコンテンツも

  4. 「ホロライブ」モチーフのスカジャンがクール!クレイジー・オリーや綺々羅々ヴィヴィなど描き下ろしの6種

  5. AI生成イラストを使用した配信者・LEON代表、活動休止へ―漫画家・しろまんた先生の問い合わせに虚偽の回答、「当面自分を見つめ直す」

  6. ホロライブ・新ユニット「アソビ★まわり隊!」がデビュー決定!10周年に向け、次なる扉を開く新メンバー加入へ

  7. 復帰示唆の「鈴原るる」、新グッズ発売へ!卒業時には無かった「にじぱぺっと」が登場ー過去商品の再販や「常設季節ボイス」の復活も

  8. ホロライブの高評価ファンメイドゲーム『ホロキュア』次回アプデで獅白ぼたん、ラプラス・ダークネスら参戦!9キャラ追加の「Ver.0.8」が秋の中頃配信

  9. ホロライブ・兎田ぺこら、白上フブキ、さくらみこなど53名が出場!1月13日開催「ホロ新春ゲーム祭り2025」メンバー&チーム分けが発表、『8番出口』など7タイトルで戦う

  10. 「なぜ避けられるの?」「なぜ当たるの?」ホロライブのゲームスキルがガチすぎるホロメン4人をピックアップ【特集】

アクセスランキングをもっと見る