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あなたのホロライブはどこから?懐かしの第1回「hololive SUPER EXPO」と過去4回開催を振り返ってみたらyagoo氏のかつての発言が脳裏をよぎった

2026年3月6日から8日まで開催される「hololive SUPER EXPO 2026 Supported By BANDAI」と「hololive 7th fes. Ridin’ on Dreams Supported By LAWSON」。期待高まるそれらイベントに先がけて、記念すべき第1回の「hololive SUPER EXPO」を中心に過去のEXPOを振り返ってみました。

配信者 VTuber
あなたのホロライブはどこから?懐かしの第1回「hololive SUPER EXPO」と過去4回開催を振り返ってみたらyagoo氏のかつての発言が脳裏をよぎった
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流行り病の世界的流行でライブもイベントも自粛していた当時、ようやくエンタメが動き始めたのが2022年でした。オンラインに軸足を移していた「アニメジャパン」や「東京ゲームショウ」などが、ようやくリアルイベントに復帰しはじめたのがこの年だったのです。

その当時に、あえて新規のリアルイベントを開催したVTuber事務所がありました。「ホロライブプロダクション」です。

ホロライブプロダクションは自社に所属する「ホロライブ」「ホロライブID」「ホロライブEN」「ホロスターズ」をテーマにしたブースを出展する展示イベント「hololive SUPER EXPO 2022」と、女性グループ3回目の全体ライブ「hololive 3rd fes. Link Your Wish」を「hololive SUPER EXPO & fes.」として2022年3月19日と3月20日に同時開催。千葉・幕張メッセに多くのファンを集めました。

その規模はEXPOだけで3ホール、fes.はイベントホールという大々的なものとなり、協賛企業のバックアップがあるとは言え、いちVTuber事務所が開催するにはスケールが大きいなと当時は驚いたものです。

あれから4年。2026年の今年は初の3日開催に加え、8ホールを使っての展示、イベントホールでのfes.、コスプレ用更衣室・荷物置き場として国際会議場を使用するという最大規模での開催となりました。

そこで本稿では2025年開催までの4年間を振り返りつつ、おもに2022年開催の第1回に注目し、その“進化”を追いたいと思います。

《hololive 7th fes. Ridin' on Dreams》PV

◆待機時間200分のコーナーも!

2022年開催の第1回EXPOのテーマは「つながるホロライブ」。モニターの向こうにいるVTuberをリアルで感じさせたい、日常の延長線上から繋がった文化祭のようなイベントにしたいという想いから、「ホロライブがそばで感じられる展示イベント」として企画されました。

その代表的なブースは、ホロライブに所属する男女タレントの衣装を再現したというリアル衣装展示、短編アニメ「ホロのぐらふぃてぃ」に登場する事務所を1/1スケールで再現した美術セットと小物、ホロライブのタレントが縁日の屋台を出店したというシチュエーションが楽しいホロライブ神社、オリジナルホラーADV『hololive ERROR』の青上高校を再現した『hololive ERROR』ブースなどなど。

どのブースも長蛇の列ができ、筆者が把握した範囲では最長200分待ちという、それたけで半日が終わってしまうほどの人気ぶりでした。

ホールひとつ分をグッズエリアに充てているため実質2ホール分での展示となり、大手の展示イベントと比べたらコンパクトに感じる人もいるかと思いますが、実際に現地に足を運んでみるとひとつひとつの展示の内容が濃く、1時間以内に入れるブースを選んで楽しんだとしても充実した内容でした。むしろ人が多すぎることもあって時間が足りないくらいです。

問題点はやはり、長すぎる待ち時間でしょう。この問題は以後も課題として残るわけですが、さまざまな工夫や新たなシステムを導入することで徐々に軽減されることとなります。

当時の協賛企業は、ブシロード(ヴァイスシュヴァルツ)、中外鉱業株式会社、明利酒類株式会社のわずか3社。20社近くに及ぶ現在と比べれば小規模ですが、リアルイベントが復活したばかりのタイミングを考慮すれば、まだリスクが潜む中でよくぞ手を挙げてくれたと頭が下がります。とくに明利酒類株式会社は2026年の今年まで欠かさず参加してくれ、すっかりEXPOの顔のひとつとなりました。

来場者を迎えるエントランス兼モニュメント。左右のタレントのイラストが次々と切り替わります。
女性タレントたちの衣装展示コーナー。身長差も考慮されており、「いつこんなの作ったんだ!?」と圧倒的なボリュームにも驚かされました。
ホロスターズの衣装展示コーナー。ホロスターズが発足してまだ3年ということもあり所属人数が少なかった時代です。
ホロぐら1/1スケール事務所再現ブ―ス。何度もブチ破られたという伝説の窓側からのショットです。
1/1スケール事務所の中には小道具や作業環境の再現も。
臨場感をアップさせる装飾の一部。
実際にお参り気分が味わえる「ホロライブ神社」。ここに至る境内コーナーにホロライブ・タレントが出店したという設定の屋台のフォトスポットがありました。
「ホロライブ神社」で無料配布されていたおみくじ。このようにホロライブ・タレントそれぞれのセリフが記されていました。
『hololive ERROR』ブースは、作中の舞台となる高校の教室をイメージした作りに。
ホラー感あるノートも……。
ホロスターズ特別ブースに設置されたホロスターズの秘密基地。
当日のフードはすべて完売!

それではここからEXPOはどのように進化していったのか?

第2回開催となる「hololive SUPER EXPO 2023 & hololive 4th fes. Our Bright Parade Supported By Bushiroad」は2023年3月18日から19日までの2日で開催。EXPO会場は1ホール分増えて4ホール分に、イベントホールでは引き続きfes.が実施されました。

展示ブースは人気の配信企画を中心とした構成となっており、例えば「ホロライブ大運動会」「大空警察」「ホロベイビー」などをイメージした体感型のブースが多く登場。混雑解消の施策として、グッズ販売とフード&ドリンクで事前決済システムを導入したり、人気アトラクションについては整理券を配布したりするなど、列に拘束される時間を軽減しました。

また現在は定番となった「ホロライブ・タレント直筆の落書き」もこの年から導入されており、特定のアトラクションに殺到しないよう、会場中に人が分散するしかけとしても機能していたことが画期的でした。

もっとも印象に残っているのは、ホロライブ・タレントの手作りアートを展示した「ホロライブ・アートフェス」です。この展示は、1日目は列を形成していたものの、2日目は常時フリー入場に切り替えて混雑緩和をする、臨機応変さを見せてくれました。運営内部でどのようなやり取りがあったかまでは分からないものの、会期中でもベストを目指す思い切りの良さに驚かされたものです。

EXPO2023より、セレモニーゲート&ロード。タレントたちの直筆サインやメッセージが来場者を迎えます。
EXPO2023より、「ホロライブ・サマー2022」ブース。
EXPO2023より、「ホロライブ運動会」のブース入り口。中には体感アトラクションがありました。
EXPO2023より、タレントたちの力作が集った「ホロライブ・アートフェス」。
EXPO2023より、ホロスターズの私物展示があった「ホロスターズ・ペンタグラム」。

3回目となる「hololive SUPER EXPO 2024 & hololive 5th fes. Capture the Moment」は2024年3月16日から17日まで、EXPO会場で5ホール分、fes.会場で3ホール分使用してさらにボリュームアップしました。

2022年に3年ぶりの「ホロライブ・サマー」企画が復活したこともあり、目玉の展示が「ホロライブ・サマー2023」に。そのほか南国の島をイメージしたテーマだったことから、架空の島の祭りをイメージした「HOLOBLUE RAINYSKY」ブース、配信部屋を再現したフォトスポット、3期生「ホロライブ・ファンタジー」の専門ブースなど、さまざまなブースが会場を彩ります。

3回目ともなれば大きな混雑はなく快適になっていた本イベント。とくに会場各地に配置された直筆メッセージ入りスタンディや会場各所に書かれた直筆の「落書き」が功を奏して、どこにいても楽しい会場になっていました。

とくに記憶に残っていたのは会場スタッフの対応です。本来はルールから外れていることなので大きな声では言えませんが、事前決済の不備で整理券の時間に間に合わなかった海外ファンに対し、「そろそろ終演の時間だし、ひとりくらい構いませんよ」と、本来は受付終了したブースで列の最後に案内する姿がありました。あの時の海外ファンの笑顔、そして対応した現場スタッフの笑顔は、まさにイベントの理念そのもののように感じました。

また取材中の筆者に対し、「大変ですね」とねぎらってくれたファンもいて、本当に温かな場所だなと感じたことも覚えています。

fes.では大トリを星街すいせいさんとAZKiさんが務め、会場と楽屋を感激の涙で濡らしたことも当時は話題になりました。イベント後の感想配信ではその時の心境や楽屋でのやり取りが明かされ、ファンにとって宝物になったはず。あの年は特別な感動がありました。

EXPO2024より、「hololive island」へ続くエントランス。南国気分たっぷりです。
EXPO2024より、「ホロライブ・サマー2023」ブース。水着衣装を中心としたスタンディが常夏気分を盛り上げます。
EXPO2024より、架空の祭りをテーマにした「HOLOBLUE RAINYSKY」。ホロライブ・タレント全員の手書きメッセージボードがズラリと並んでいて壮観でした。
EXPO2024より、「hololive × Honeyworks ほろはにヶ丘高校」ブース。
EXPO2024より、「ホロスターズ★サバイバル~俺たちの開拓生活~」ブース。

4回目の開催となる「hololive SUPER EXPO 2025 & hololive 6th fes. Color Rise Harmony」は2025年3月8日から9日まで、EXPOで6ホール分、fes.では3ホール分を使用して開催しました。

この年は「ゲーム」をテーマにしたこともあり、クレーンゲームを模したエントランス、「holo indie」とオフィシャルゲームの体験ブース、体感型の「ホロライブゲームセンター」とゲーム一色に。そのほか「魔法少女ホロウィッチ!」やカバー社が展開するオリジナルキャラクターブランド「もちぽよちゃん」、「ホロカ」の専用ブースなど、2025年時点でカバー社が推したい“よりすぐりのコンテンツ”が集合していました。

EXPO2025より、クレーンゲームをイメージしたエントランス。
EXPO2025より、「holo Indie & hololive Official Game」ブース。
EXPO2025より、「ホロライブゲームセンター」ブース。
EXPO2025より、メリーゴーランドをイメージしたモニュメント。
EXPO2025より、ホロスターズのスタンディが大集合したフォトスポット。

そして2026年3月6日から8日まで開催される「hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes.Ridin’ on Dreams」は初の3日開催! 今年は「タイムワープ」をテーマに、おもに3つのエリアでさまざまな体験を用意してくれます。

ホロライブも長い間、その形を変えたり、変わらないものもあったりして様々に活動を続けて来ました。どの段階でホロライブを知ったか、いつ好きになったかでその想いも様々でしょう。しかしEXPOの会場はいつでも変わらずホロライブのファンを温かく受け入れ、可能な限り最大の楽しみを与えてくれます。それはモニター越しに現地のようすを見ている視聴者もきっと同じで、年に一度の「お祭り」にワクワクしているはず。

EXPOは来場者の混雑解消を目指しつつ、限られた時間や収容人数の中でどれだけ楽しませられるかを常に模索してきました。それが功を奏し、ここまで規模が大きくなったことは誰の目にも明らかです。

その一方、過去のようすを振り返ってみると、懐かしい思い出とともに懐かしい顔や声も脳裏に甦り、嫌でも時間の流れを思い知らされます。

「yagoo」の愛称で知られるカバー社代表取締役CEOの谷郷元昭氏は、かつてとあるメディアの対談企画でこのような発言をしていました。

(積極的にタレントを増やすのかという問いに)

「タレントさんの人生もかかっているわけですし、単純に数を増やせばいいわけではない、というのが今の考えですね」

あの時は、「ちゃんとタレント個々の人生も考えているんだ」と感銘を受けましたが、その記事が公開されたのも2022年のことでした。

はたして今年はどのような“もてなし”でファンを楽しませてくれるのか? fes.は配信チケットを発売中。EXPOのようすは一部、YouTubeでも観られます。

なお2022年から2025年までのEXPOとfes.のもようは「hololive SUPER EXPO & fes.」ポータルサイトにて公式フォトレポートを掲載中なので、ぜひその“タイムカプセル”を開けてみてはいかがでしょうか。

■ここが良かった!「hololive SUPER EXPO 2023」現地レポート【直筆メッセージ全掲載 写真222枚】■声出し解禁! 実在性の進化も止まらなかったホロライブ4回目の全体ライブ「hololive 4th fes. Our Bright Parade」を DAY1 & DAY2 レポート【hololive SUPER EXPO 2023】■DECO*27のMV世界に飲み込まれる!注目のライブステージ「holo*27 stage」の「ここが好き!」【hololive SUPER EXPO 2023】■ホロライブ最大のイベント「hololive SUPER EXPO 2024」で直筆“落書き”をコンプリートせよ【写真212枚掲載】■ホロライブ最大のイベントで5回目の全体ライブ!新たな試みが楽しかった全4公演をメンバーたちが振り返る【「hololive 5th fes.Capture the Moment」イベントレポート】■ホロライブの大イベント「hololive SUPER EXPO 2025」行った気分になるかもしれないフォトレポート―等身大フィギュアなど新グッズからメリーゴーランドも!■【ホロライブ6th fes.】星街すいせい「Stellar Stellar」で幕開け!夏色まつりが新曲をサプライズ披露、ハレ晴レユカイカバーなど盛りだくさんのSTAGE1をレポート■【ホロライブ6th fes.】紫咲シオン最後の大舞台、ReGLOSS初の周年ライブ、存在感示すベテラン組、さまざまな想いが交差する“Color Rise Harmony”STAGE2レポート■【ホロライブ6th fes.】戌神ころね、今年は前転、コロネスキーは横転―STAGE3は“かわいい”が大渋滞!“だんご大家族”や“ロリ神”など名曲カバーも【イベントレポート】

<イベント概要>

【hololive SUPER EXPO 2026 Supported By BANDAI】

■開催日時 2026年3月6日(金)~8日(日)

■現地チケット販売 受付終了

■YouTubeにてステージ配信あり

【hololive 7th fes. Ridin' on Dreams Supported By LAWSON】

■開催日時 2026年3月6日(金)~8日(日)

■現地チケット販売 受付終了

■配信チケット SPWNとStreaming+にて販売中

SPWN:https://spwn.jp/events/evt_26030601-jphololive7thfes

Streaming+:https://eplus.jp/hololive_7th_fes-st/

《気賀沢昌志》
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