
2026年1月22日、満を持してリリースされる待望のタイトル『アークナイツ:エンドフィールド』。スマートフォン向けタワーディフェンス作品である『アークナイツ』の続編であり、前作ユーザーからも期待され今か今かと待っていた方も多いのではないでしょうか。
ですが、「実は『アークナイツ』をプレイしていない」という本作品から始める方も多くいらっしゃるでしょう。本記事では、ヘビーに前作をプレイしている筆者から、『アークナイツ:エンドフィールド』を更に楽しむために知っておくと楽しめるポイントを紹介いたします。

※本記事に含まれる『アークナイツ:エンドフィールド』の画像は、ベータテストⅡのものです。正式版とは異なる可能性があります。
前作をプレイしていなくても全く問題ない

前作でもある『アークナイツ』は不治の病である「鉱石病(オリパシー)」が蔓延する世界を舞台に、製薬会社である「ロドスアイランド」の指導者「ドクター」の目線でストーリーが展開されています。この記事を書いている今、丁度6周年の節目を迎えておりサービス自体も好調で、過去には『太鼓の達人』『モンスターハンター』『レインボーシックスシージ』(現:『シージエックス』)などと色々なコラボレーションも行われていました。

『アークナイツ:エンドフィールド』はそんな前作から約100年以上後の世界が舞台となっています。前作でもなじみ深い単語なども登場していますがフレーバーのようなものであり、知らないとプレイが楽しめないわけではなく、作中にも用語などを確認できるWikiのような機能もあります。

源石という資源であり災いでもあるジレンマ

本作品を楽しむうえで、マストで抑えておきたいのが「源石(オリジニウム)」という前作と本作品に共通する鉱石です。作中世界では、ほぼ全ての工業製品や人類が使う「アーツ」と呼ばれる特殊な能力を使うための源であり、源石がもたらす恩恵は計り知れないものとなっています。
本作品でもエネルギー源であることは変わらず、主人公の所属であるエンドフィールド工業だけでなく、舞台である「タロⅡ」全域で活用されています。

ただし、源石で皮膚を傷つけたり粉塵を吸い込んだりした場合「鉱石病(オリパシー)」と呼ばれる不治の病に感染します。体から源石が生えたり、体内に源石が生成されたりと実害を負った上で、最終的に最後は全身が源石となった後に粉塵爆発を起こし、他者へと更に感染を広げるため、前作では世界中で感染者は差別や迫害を受ける原因に……。
更に「天災」と呼ばれる、源石そのものを孕んだ強烈な暴風も各地域で定期的に発生しているため、天災から逃れるため人々は移動可能な超大型のキャンピングカーのようなイメージに近い都市に居住して生活しています。この鉱石病を治療し、いつかは根絶させるという目的を掲げ戦っていたのが前作のメインテーマとなっていました。

種族について

前作、本作品では登場人物全員に猫がベースとなった「フェリーン」や、鳥がベースの「リーベリ」などといったキャラクター全員に動物をモチーフとした種族が設定されています。下記は一例となりますが・・・
フェリーン(猫)
コータス(兎)
リーベリ(鳥)
ペッロー(犬)
ウルサス(熊)
ループス(狼)
ヴァルポ(狐)
フィディア(蛇)
サンクタ(天使)
サルカズ(悪魔)
開発の海猫络合物プロデューサーの趣味と公言されていますが、種族の特徴も統一されており、管理人のパートナーでもあるペリカもリーベリという種族で、羽を想起させる部位が頭部についているので見るだけで分かりやすい種族の一つです。逆に種族のモチーフとなった動物はアークナイツに存在しないため、劇中でウサギやネコのような動物名で人物を呼ぶときは種族を指していたりします。

種族毎に更に特徴もあるのですが、同じ種族でのコミュニティが世界で形成されており、ループスなどの特定の種族は種族同士で強い結束があったりもします。
新規のプレイヤーにはそういった種族で分かれているという認識で構いませんが、ストーリーを楽しむ上で抑えておきたいのは、サルカズという種族の存在です。前作でも作品世界に関わり深い種族ではありますが、それ以上に本作品でもキーとなる種族で、今回の舞台であるタロⅡに元より住んでいたともいわれているためストーリー等にもどう関わってくるのか要注目です。
前作から実装されてる人たちって何者?

前作を未プレイだと少し戸惑いを覚えそうなのが前作と同じ容姿のオペレーターたち。アルデリアというオペレーターもその一人です。彼女は前作ではエイヤフィヤトラという名前で実装されていますが、結論からいうと前作の彼女とは別人です。
しかし、前作を未プレイのプレイヤーの方でも「そういった人たちがロドスという場所にいた」位の認識で構いません。エンドフィールドという作品においては彼女たちは別の人生を謳歌しています。むしろ『アークナイツ』を知らないからこそ見える一面もあるかと思います。
この辺りのお話は前作に深くかかわる話なので、興味があれば前作もプレイして激動のテラをズタボロに走るのもオススメです。
劇中設定への並々ならぬこだわりこそがアークナイツの魅力

最後に本作品を楽しむうえで知っておきたいのは開発会社でもあるHypergryphの劇中世界への細かすぎる設定です。中国での大ヒットSF小説「三体」から始まる中華SFの流れを汲む本作品も例外ではなく、細部に至るまでびっしりと細かな設定がバックエンドに組み込まれています。

「そんな言うほど?」と思う方もいらっしゃるでしょう。前作の世界観資料集でもある「大地を巡る旅」は活字びっしりの450ページ超の内容になっており、読みきるだけで数日かかりました。エンドフィールドも例外ではなく、ゲーム中にフレーバーとなるドキュメントが広範囲にちりばめられており、考察のためにゲーム内のドキュメントを読むだけで数時間以上消し飛ぶことだってあります。
膨大な設定に裏打ちされた世界観こそが前作、そして本作品の一番の魅力であり今から楽しむであろうプレイヤーが覚えておいて欲しい一番のポイントといっても過言ではありません。
前作を知らない? 結構。
だからこそ、知ってしまえばこのこだわりぬかれた設定の魅力の沼にハマって抜けられなくなるでしょう。本記事中で挙げたポイントを頭にいれておけば本作品を楽しめることは間違いありません。タロⅡであなたをお待ちしています。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、PS5/スマホ(iOS/Android)/PC(Windows/Epic Games)向けに明日1月22日配信です。詳しくは、公式サイトをご確認ください。
・記事内の資料引用元
『大地を巡る旅』© HYPERGRYPH © Yostar,2025年,pp.4-5
















