家庭用ゲーム機だけでなく「PCでゲームを遊ぶ」という楽しみ方もすっかり一般的になり、ゲーミングノートPCの選択肢も幅広くなってきました。デスクトップPCにも多くのメリットが備わっているものの、ノートPCの「気軽に起動できて、どのような生活のシーンでも扱える」という強みは筆者も気に入っています。
今回はそんな長所と充分なスペックを持つGALLERIAのゲーミングノートPC「GALLERIA RL7C-R56-5N」を紹介していきます！ ミドルクラスのスペックでありながら基本設定で「219,980円（税込、本記事制作時点の価格）」という、コスパの高さが注目ポイント。「そもそもゲーミングPCが初めて」「欲しいと思っていたが、やりたいゲームとスペックが合っているか不安」という方にもオススメできるモデルです。
「GALLERIA RL7C-R56-5N」販売ページ（ドスパラ）ちなみに直販店のドスパラで購入すれば、最大48回まで分割手数料が無料になります。価格面にあわせて、支払いでも安心感がありますね！ なお、「分割手数料無料」で購入できる期間は2026年1月13日(火)午前6時59分までであるため、ご注意ください。
まずは外観&スペックからチェック
さっそく、「GALLERIA RL7C-R56-5N」の外観から見ていきましょう。筆者は「GALLERIA RL7C-R56-5N」より前世代のミドルクラスゲーミングノート「GALLERIA RL7C-R46-5N」を普段から使っているのですが、見た目の印象は一新されています。
筆者が使っているモデルの外装はやや鈍い色のシルバーでやや金属っぽい外観なのですが、「RL7C-R56-5N」の表面は黒いプラスチックの外装となっていて、より「ゲーミングPC」らしい落ち着いたクールな質感になっています。
グラフィックス（GPU）は「GeForce RTX 5060 8GB（DLSS4対応）」を搭載。「GeForce RTX」系のGPUで扱える「DLSS」という機能の恩恵により、ノートPCでもハイスペックなゲームがヌルヌル動かせます。CPUも「Core i7-14650HX（NPU非搭載・16コア/24スレッド・最大5.2GHz）」と、信頼感充分です。
メモリは「16GB」、ストレージは「500GB SSD（Gen4）」。こちらは注文時・注文後に拡張可能であるため、必要充分と思いつつも「もっと強力なマシンにしたい」と感じた方は“盛る”という選択をとっても良いでしょう。
重量は約2.3キロ。家や部屋の中での持ち運び利用なら、楽々と言っていいでしょう。
PCの左側面には、USB3.2 Gen1 (Type-A)の端子が1つとマイク入力・ヘッドフォン出力の共用端子が1つ搭載。イヤホンジャックにマイクとヘッドフォンの入出力が統合されてるタイプのヘッドセットやスマホ向けのイヤホン＋マイクが、このPCでそのまま利用できます。
右側面にはUSB3.2 Gen2 (Type-A)の端子が1つとUSB3.2 Gen2 (Type-C、映像出力 DisplayPort1.4 対応、PD非対応)の端子が1つ。筆者が使っている前世代のモデルではType-Aの端子が2つだったので時代の変化を感じさせられます。
ゲーム用途であればType-C対応のUSBハブを繋げたり、最近ではType-Cで接続するオーディオインターフェースなども珍しくありませんし、側面にひとつあると安心ですね。
お次に背面。「1Gb Ethernet対応LANポート」が1つ、「HDMI 2.1 Type A」が1つ、電源アダプタ用の端子が1つ、USB3.2 Gen2 (Type-C、映像出力 DisplayPort1.4 対応、PD対応/65W～100W) の端子が1つです。背面に備わったType-Cからは給電・映像出力も可能なので、外出先でも助かる構成です。
I/Oポートが豊富であるため、最大3画面への出力も可能。ゲームをしながらDiscordや配信専用画面を開くなど、ゲーミングPCとしての力をフル活用できます。
上図のように、据え置き用途で使うときにも真価を発揮しますね。側面、背面ともに大きめの排気用のスリットが入っていて、排熱・冷却にも強そうなのが好印象です。
最後にディスプレイを見てみます。ディスプレイは15.6インチで非光沢のFHD液晶（1920 x 1080ドット表示）。リフレッシュレートは144Hzという、競技的なゲームにも難なく使える高品質なパネルです。
自分が使っているモデルのリフレッシュレートは最大120Hzなので、ディスプレイやIOなど、本体が進化しているのが見て取れて「これの発売を待ってもよかったな～」と歯噛みするような思いです。総じて、据え置きでも持ち運びでもパワーを発揮しそうですし、環境を整えれば競技的なゲームも可能な素晴らしいノートPCになっていると感じました。
話題の新作脱出シューター『ARC Raiders』をプレイ！ DLSSの力はやっぱりスゴかった
続いては、実際にゲームをプレイしていきます。使用するのは2025年10月30日に発売されてから今に至るまで大人気のマルチプレイヤーPvPvEシューター『ARC Raiders』です。スペック的には「ミドルクラス」、価格的にも初心者にぴったりなこのゲーミングノートPCは、こういった最新作をどれだけ快適に遊べるのでしょうか？
まずはDLSS（AIを利用したグラフィック技術）をオフのままでプレイ。フレームレートは安定して100前後を叩き出しており、グラフィックス設定「高」で快適に遊べました。これは予想以上の性能と言えそうです。余談ですが筆者はこの時が『ARC Raiders』初プレイでした。
こちらが「DLSS」オフ、「グラフィックス設定 高」でのスクリーンショットです。ややオブジェクトの角がギザギザしてる感じがありますが、これはこれで無骨でかっこいいですね。
続いてDLSSをオンにしてプレイ。DLSSモデルも最新の「トランスフォーマー」をセレクトしました。フレーム生成もオンにしてみます。どれぐらいの差が出るものなのでしょうか？
晴れたフィールドに移動してみると、DLSSをオンにした画面の美麗さに驚かされました。
フレームレートのピーク値は190を超えるほどで、144Hzのリフレッシュレートと相まってとてつもなく快適です。
とはいえ常にピーク値を目指すよりは、ゲーム内のグラフィック設定を丁寧に調整して「PCのスペックを最大活用しながら、排熱&電力負担を減らす」といったゲームプレイを狙うほうが適しているでしょう。CPUもハイクラスなものを備えていますし、ついでにDiscordや配信・録画系のアプリケーションを立ち上げる余裕を持たせれば、ゲーマーにとってかなりの「戦力」になるPCです。
まとめてみると「フルHD解像度であれば『ARC Raiders』をかなりリッチな品質で遊ぶことができる」と言える体験でした。やはり「DLSS恐るべし」といった印象です。
肝心のゲームプレイの結果といえば……初プレイということもあってなかなか生還できませんでした。しかし「GALLERIA RL7C-R56-5N」のマシンパワーのお陰で『ARC Raiders』の美麗なグラフィックス、そしてかっこいい世界観を浴びるように楽しめました。これがノートパソコンで枕元でも楽しめるんだったらずっと遊んじゃいそうですね！ 画面の綺麗さと世界観のカッコよさに心底感心しましたし、快適に遊べる環境も相まってめっちゃ面白く遊べました。
高いコストパフォーマンスと最新GPUである「GeForce RTX 5060 8G Laptop GPU」そして「DLSS 4」の力によって最新ゲームもサクサク遊べちゃう「GALLERIA RL7C-R56-5N」。PCパーツや周辺機器の価格は高騰していくばかりですが、そんな中で「20万円台」の価格でこれだけのゲームをリッチに遊べるのなら、筆者的には「最高！」だと思います。
GALLERIAのPCは頑丈さもお墨付きですし、長い保証プランなどをつけて安心して所持できるというところも魅力。筆者も個人的に使っていますし、そういう点をさまざま考慮してGALLERIAを選択しています。
そろそろPCゲームを始めたい、という方の入門用にも、サブPCとしてノートパソコンを探している方にもおすすめできるモデルだと感じましたよ！ 「PC Game Pass」の1か月版利用権や『マインクラフト』Java版&Bedrock版も同梱されているので、ゲーミングPC入門にもぴったりでしょう。
今回試用した「GALLERIA RL7C-R56-5N」は、基本構成価格219,980円（48回の分割払いでは4,600円/月）。詳細なスペックは下記をご覧ください！
「GALLERIA RL7C-R56-5N」販売ページ（ドスパラ）GALLERIA RL7C-R56-5N
OS： Windows 11 Home 64ビット
CPU： インテル Core i7-14650HX（最大5.2GHz/16コア/24スレッド）
グラフィック（GPU）： NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB Laptop GPU＋インテル UHD グラフィックス（CPU内蔵）
メモリ： 16GB（8GBx2 - DDR5-4800 SO-DIMM）
SSD： 500GB SSD (NVMe Gen4)
入出力ポート： USB3.2 Gen2 (Type-A) x1 / USB3.2 Gen1 (Type-A) x1 / USB3.2 Gen2（Type-C 映像出力 DisplayPort1.4 対応 PD対応/65W～100W）x1 / USB3.2 Gen2（Type-C、映像出力 DisplayPort1.4 対応、PD非対応）x1 / HDMI 2.1 Type A x1 / マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子（3.5mm 4極 CTIA）
ネットワーク： 有線LAN（1Gb Ethernet対応LANポート）x1 / 無線LAN（インテル Wi-Fi 6E IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax）
Bluetooth： Bluetooth 5.3
サウンド： 内蔵ステレオスピーカー / Sound Blaster Studio＋ / デュアルマイク
ディスプレイ： 15.6インチ 非光沢 FHD液晶（1920x1080ドット表示）/ リフレッシュレート 144Hz
電源： ACアダプター（180W）
バッテリー： 駆動時間（JEITA 測定法 3.0） - 3.8時間（動画再生時）/ 5.8時間（アイドル時）
標準キーボード： 日本語キーボード（テンキー付 / シングルRGBバックライト搭載）
標準マウス： 本体内蔵タッチパッド（マウスは付属しません）
『マインクラフト』ライセンス： 『マインクラフト』Java&Bedrock Edition付属
「PC Game Pass」： PC Game Pass 1か月版 同梱
サイズ： 約361（幅）×250（奥行）×32（高さ・ゴム足含む）mm
重量： 約2.3kg
持込修理保証： 保証期間1年
販売価格： 219,980円（基本構成）、分割払いでは4,600円/月（2026年1月13日(火)午前6時59分まで、最大48回まで手数料無料）
※価格・構成については、2025年12月26日時点の情報です。最新情報についてはドスパラにてご確認ください。
※本製品はBTO製品のため、注文時期によって内部で使用されているパーツが異なる場合があります。そのため、計測した結果と実際の数値が異なる場合があります。
ARC RAIDERS © 2021-2025 Embark Studios AB. ARC RAIDERS and EMBARK trademarks and logos are trademarks or registered trademarks of Embark Studios AB. NEXON trademark and logo are trademarks or registered trademarks of NXC Corporation.
