※本記事には、一部「デジモン」過去作や『タイムストレンジャー』の展開に触れる紹介文があります。ご注意ください。
バンダイナムコエンターテインメントより、2006年より続く育成RPG『デジモンストーリー』の最新作『デジモンストーリー タイムストレンジャー(以下、タイムストレンジャー)』が10月2日に発売されました。
SF的なギミックを利用したストーリーテリングや、胸が熱くなる絆の物語が描かれており、シリーズの育成や戦略性も受け継いだ後継作として、プレイレポートも執筆させていただきました。
ただ本作の大きな魅力と言えば、個性豊かなデジモンたちのハイクオリティなモデリングと動き回る姿です。そこで本記事では、筆者が独断で決めたカッコいいデジモンたちをフォトレポート形式で紹介します。
■オメガモン







「オメガモン」は「ウォーグレイモン」と「メタルガルルモン」が人々の意志と融合して誕生した、聖騎士軍団「ロイヤルナイツ」の一員です。左腕にウォーグレイモンの「グレイソード」、右腕にメタルガルルモンの「ガルルキャノン」を装備しています。
映画「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」で初登場して以来、高い人気を誇っており、「デジモン」と言えばオメガモンという人も多いでしょう。
■インペリアルドラモン:パラディンモード







「インペリアルドラモン:パラディンモード」は、「インペリアルドラモン」がオメガモンの力を受け継いで形態変化した姿で、“ロイヤルナイツの始祖”だと言われています。ゲーム的には進化前のインペリアルドラモンの種族が「フリー」だったのに対して、ワクチン種に変化しているのも印象的です。
映画「デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲」で初登場しましたが、「アーマゲモン」に最強のオメガモンが倒されたときの絶望感と、力を受け継いでパラディンモードが誕生したときの高揚感は脳裏に強く残っています。
■デュークモン:クリムゾンモード






「デュークモン:クリムゾンモード」は、アニメ「デジモンテイマーズ」主人公・松田啓人のパートナーデジモン「ギルモン」が究極進化した「デュークモン」と、電子生命体「ゼロアームズ:グラニ」が融合した姿。光の神槍「グングニル」と光の神剣「ブルトガング」で戦います。
デュークモンは「ロイヤルナイツ」の一員で、“ウィルス種なのに聖騎士デジモンという矛盾を抱えた存在なのが超かっけ~”と当時の私は興奮していました(今でも興奮してます)。
■ベルゼブモン:ブラストモード







「ベルゼブモン」は七大魔王の一体で暴食を司るデジモン。レザージャケットを着こんで、バイク型マシン「ベヒーモス」を乗りこなすというニヒルなダークヒーローとして、シリーズでも特に高い人気を誇っています。初登場の「デジモンテイマーズ」ではインプモンが姿として扱われていますが、自らのテイマー「アイ&マコト」から貰った玩具の光線銃の力で、ベルゼブモンがブラストモード化するシーンは同作指折りの名場面です。
『タイムストレンジャー』では「デジライド」というデジモンへの騎乗システムがありますが、ベルゼブモンだとベヒーモスに相乗りすることができ、バイクということで移動速度が速い面でも重宝されています。
■スサノオモン






「スサノオモン」は、「デジモン」公式より2025年に存在が明かされた東方の第3デジタルワールド「シャンバラ」の英雄として扱われています。
登場した歴史自体は古く2002年~2003年に放映されていた、アニメシリーズ第4作「デジモンフロンティア」で活躍。カイゼルグレイモンとマグナガルルモンがエンシェントスピリットエボリューションして誕生しており、2体がさながら戦隊モノの合体ロボットのように変形して組み合わさった姿なのが特徴です。
■アルファモン:王竜剣






アルファモンも「ロイヤルナイツ」の一員ですが、組織に対する抑止力的な存在として姿を現さないため“空白の席の主”と呼ばれており、ギリシア文字の「α」と「Ω」の関連性から、オメガモンの対として扱われています。また「アルファモン:王竜剣」は、オウリュウモンが進化した剣を手にした姿です。
アルファモンは、2005年に放送された全編CGのテレビスペシャルアニメ「DIGITAL MONSTER X-evolution」に登場したほか、前作ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース』でも重要なポジションとして活躍しました。
■アルフォースブイドラモン






「アルフォースブイドラモン」もロイヤルナイツの一員であり、神速のスピードを誇る聖騎士型デジモンです。ルーツは「Vジャンプ」にて1998年~2003年にかけて連載された漫画「デジモンアドベンチャーVテイマー01」と関連があり、主人公・八神太一のパートナーデジモン「ブイドラモン」が進化を遂げた姿として描かれました。
『タイムストレンジャー』では実装されていませんが、超究極体として「フューチャーモード」も存在しています。
■グレイスノヴァモン






「グレイスノヴァモン」は、アポロモンとディアナモンという、二柱のオリンポス十二神族がジョグレス進化した銀河型デジモンです。これまであまり表立って登場していませんでしたが、『タイムストレンジャー』のテーマがオリンポス十二神族だった関係で、終盤では主人公たちの危機を救う助っ人として活躍し、私のようなあまりのカッコよさに惚れたプレイヤーも多いでしょう。
『デジモンストーリー タイムストレンジャー』はPlayStation5/Xbox Series X|S/Steam向けに販売中。価格は通常版が8,910円(税込)です。そのほかのエディションについて、詳しくは公式サイトをご確認ください。















