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ムーンブルク王の「ぎょえーーっっ!!」はどうなった!? HD-2D版『ドラクエ2』は、その幕開けもがっつりパワーアップ

本日10月30日に発売されたHD-2D版『ドラクエI&II』は、過去作から更なるパワーアップを遂げています。その一端を、SFC版『ドラクエI・II』の冒頭と比較して確かめましょう。

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ムーンブルク王の「ぎょえーーっっ!!」はどうなった!? HD-2D版『ドラクエ2』は、その幕開けもがっつりパワーアップ
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※本稿は、HD-2D版『ドラクエI&II』の冒頭部分に関するネタバレを含みます。

1980年代後半にRPGの面白さを国内に広めた『ドラゴンクエスト』と『ドラゴンクエストII』は、後のRPG黄金期に続く偉大な先駆者となりました。作品としての評価も高く、その人気からリメイクや移植などが幾度も行われています。

特に、初のリメイク作となったスーパーファミコンソフト『ドラゴンクエストI・II』は、オリジナル版の魅力を受け継ぎつつ、遊びやすい改善が施されたほか、『II』の冒頭に新たなシーンを追加するなど物語面の強化も行われ、好評を博しました。

そんな『ドラクエI・II』の発売から約32年後の2025年10月30日に、同じく初代と2作目をフルリメイクしたHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』が発売され、この令和に懐かしい名作が蘇りました。

HD-2D版『ドラクエI&II』では、ゲーム性が大きく変わる新要素を備え、物語面の更なる追加もたっぷりと盛り込まれています。果たしてどれほどパワーアップしたのか、SFC版の『II』にも収録されている冒頭の展開を比較して確認しましょう。

なお、本稿にはHD-2D版『ドラクエI&II』の冒頭部分に関するネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意ください。

■サマルトリア王子とムーンブルク王女の名前は、新たなシーンで入力

SFC版『ドラクエI・II』の『II』を開始すると、まずは『I』の後に勇者ロトが国を興し、子孫たちが更に広げていったことが語られます。

ロトの血を引く子孫たちは、ローレシア、サマルトリア、ムーンブルクといった国をそれぞれ治め、平和に暮らしていました。そして場面は、ムーンブルクの城内にいる王様と王女にスポットが当たります。

こうした流れは、HD-2D版『ドラクエI&II』における『II』も基本的に変わりません。しかし、後に仲間となる王子と王女の生誕シーンが新たに挿入されました。尺は短めですが、こうした丁寧な描写が没入感を促す一助になるので、侮れません。

なおHD-2D版では、ローレシアの王子の名前はゲーム開始直後に入力し、サマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前は生誕シーンで決定します。後者のふたりはデフォルトネームを持ちますが、キャンセルして任意での入力も可能です。

■SFC版で描かれた、ムーンブルク王の勇ましさと悲劇的な結末……

HD-2D版では生誕と名前入力のシーンが挟まりますが、その後はSFC版と同じく、ムーンブルクの城内に視点が切り替わります。

SFC版では、ここで画面が薄暗くなり、「大神官ハーゴン」の軍隊から急襲を受けたとの報告が王に寄せられます。王様はすぐに指示を出しますが、その命を受けた兵士が魔物に殺されるなど、急転直下の事態に。

そして王様は、地下に続く階段に王女を連れていき、逃げるように促します。そして王女を守るように侵入した魔物へ立ち向かうと、呪文を駆使して次々と撃破。1体、2体と魔物たちが倒れていきました。

しかし、その背後を突かれた王様は、あえなく炎の中に沈んでしまいます。断末魔となった「ぎょえーーっっ!!」という、生々しい叫びを残しながら……。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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