VTuber事務所「Vivid V」を運営するLinkUpは、会社倒産と今後の対応を発表しました。
◆VTuber事務所「Vivid V」を運営するLinkUpが倒産
「経営上の重大な問題により事業継続が困難となり、倒産手続きの準備を進める運びとなりました」として、タレント契約を随時解除していくこと、ファンクラブ活動の終了と返金対応、グッズ・通販販売に関する発送や返金などについての告知を行いました。
倒産にあわせてLinkUp代表取締役・西口昇太朗氏は、「ご報告とお詫び」を発表。西口氏は謝罪文の中で、LinkUpが経営難に陥った最大の要因として会社資金の私的流用を挙げ、「経費として認められない私的な支出を会社資金で行うという公私混同を重ね、会社の資金繰りを著しく圧迫」と謝罪。
さらにスタッフ不足の解消を名目として、独断でタレントに対しスタッフとしての雇用を打診しましたが、会社資金繰りの危機を感じて雇用契約前に中止。関係性の悪化を恐れて本人への説明や、謝罪を怠ったことも事態を悪化させた原因のひとつとしています。
Vivid Vは10月18日にも、「Link Up公式オンラインストア」利用者へ発送漏れや商品の発注遅延について謝罪していたほか、10月31日には衣装制作プロジェクトの継続が困難によるクラウドファンディング中止で、約340万の返金を発表していました。
なお、事務所内アイドルグループ「びびどる」は、Vivid Vを離れて今後は独立グループとして活動していくとのこと。11月8日22時より「びびどる独立宣言」と題した配信を予定しています。







