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リアル謎解きゲーム「SILENT HILL f 残置物展」体験レポート。「第四境界」が贈る、もうひとつの戎ヶ丘【TGS2025】

シリーズ最新作『SILENT HILL f』が、謎解きゲームとして9月25日(木)~28日(日)に開催される東京ゲームショウ2025に出展。

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KONAMIとNeoBards Entertainmentが開発する、シリーズ最新作『SILENT HILL f』が、9月25日(木)~28日(日)に開催される東京ゲームショウ2025に出展しています。今回は試遊出展ではなく

なお、一般公開は9月27日(土)~28日(日)。本記事ではKONAMIブースにて行われている、人気クリエイター集団「第四境界」による参加型謎解きゲーム「SILENT HILL f 残置物展」の参加レポートをお届けします。


『SILENT HILL f』ブースでは、まず本作のメインビジュアルである雛子がお出迎え。ブース右にはボスである「咲子」の原寸大スタチューが展示されています。咲子の特徴的な武器や顔周りの造形はもちろんのこと、衣装についても精細に作り込まれており、一見の価値ありです。

咲子のスタチュー前では、本作のバケモノであるアヤカカシのコンパニオン(?)が、ノベルティとしてミニノートをプレゼントしてくれます。近づくのもなかなか怖いですが、意外にもフレンドリーに手渡ししてくれるので、安心して近寄ってみてはいかがでしょうか。なお、写真撮影もOKです。

そして本ブースの目玉である、参加型謎解きゲームの「SILENT HILL f 残置物展」は、先述した通り人気クリエイター集団「第四境界」が企画。「株式会社村田製作所(株式会社ミライセンス)」の位置検出技術およびハプティクス技術を活用したデバイスと共に、より臨場感のある体験が味わえます。なお、18歳未満は体験できません。

筆者が取材した時点で、「残置物展」は非常に盛況。一般では80分待ちとなっており、人気遊園地のアトラクションばりに人気が集まっていました。一般日ではさらなる混雑が予想されそうです。

「残置物展」のブース内に入ると、手のひらほどの「石ころ」をスタッフから渡されます。チュートリアルによると、ブース内はロッカールームの作りになっている様子。参加者はロッカーを開けることが可能で、中には本作の舞台である戎ヶ丘の「残置物」が展示されています。残置物に先ほど渡された石ころをかざすと、中には石ころが赤く光り、バイブレーションする残置物があるとのこと。そのような残置物を用意されたサイトで検索することで、隠されたショートストーリーやフレーバーテキストを閲覧できる、といった仕組みになっています。

チュートリアルが終わり、実際に中に入ってみると、陰鬱な雰囲気のロッカールームが。中にはアヤカカシのスタチューも展示されており、ゲーム内さながらに動き出しそうです。ロッカーを開け、展示されているラジオに石ころをかざすと、石ころが反応。手のひらで震え、なんとも不気味です。

ショートストーリーに関してはネタバレになるため詳しくは語れませんが、『SILENT HILL f』の世界観を広げるテキストになっていると感じました。また、他の残置物も調べてみることで、複合的な視点から戎ヶ丘を捉える事ができそうです。

「残置物展」はチュートリアル含め、時間的には15分程度のミニマムな体験でした。しかし、謎解き体験としては色濃く、またプレイしてみたくなる面白さも兼ね備えています。「残置物展」終了後は、本ブースのノベルティとして各種ステッカーと、謎の便箋である「196X年からの招待状」をもらえます。中身はもちろんのこと、モノとしても非常に魅力的なので、ぜひ入手されることをおすすめします。

SILENT HILL f 残置物展」は、東京ゲームショウ2025(一般公開日:9月27日(土)~28日(日)にて、ホール5、S01のKONAMIブースで開催中です。『SILENT HILL f』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox SeriesX|S向けに配信中。


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